その東側に国立民俗博物館があります。
「民俗」というだけに、韓国と韓国人の歴史や生活、文化を掘り下げた展示が見られる博物館です。
定番の観光は過去に一通り経験していますし、ショッピングをしたいわけでもないので、博物館をじっくり見てみようということで訪れました。
門を入ると右手に屋外展示場があります。
村の安泰と豊作を祈願する村の共同信仰物などが展示されています。
近代の市街地の再現も。
どこか日本に通じる懐かしさを感じます。
韓国の伝統建築を応用した現代建築の建物が、国立民俗博物館です。
なんと入場料は無料です。
受付で日本語パンフレットとともに、オーディオガイドを借ります。
パスポートと引き換えで、レンタル料は₩1,000ですが、是非借りるべき。
日本語で詳細な説明が聞けるので、ハングルが読めなくても展示品を興味深く見ることが出来ます。
第1展示室は「韓民族の生活史」がテーマ。
先史時代から現代にいたるまで韓民族の生活史を時系列に沿って展示しています。
時代の流れに伴う生活スタイルの変化を確認することができます。
偉大なる発明、ハングル文字も興味深い展示。
第2展示室。
農耕文化を基礎に生きてきた韓国の人々の日常を、春夏秋冬の順に紹介しています。
村と村、人と人、物資と物資をつなぐ文化と交易の場である市場では、韓国の人々の日常性活全般を見ることができます。
第3展示室は朝鮮時代(1392-1910)、儒教理念を重視した家庭で、人が生まれてから死ぬまでの主な過程を、儀礼を中心に展示しています。
最後は駆け足の見学となりました。
もう14時。
早くランチを食べに行かなといけません。
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