旧友のI君からランチに誘われました。
気候も良くなったので、新橋駅の向こう側に行ってみようと会社を出たものの、あてがあるわけではありません。
ふと思いついたのが「舞浜」。
かつては仲間たちとよく食べに行った魚ランチの美味しいお店です。
しかし、私が大阪転勤から戻って来た2016年にお店を訪ねると、いつの間にかかつて以上の大行列のお店になっていました。
SNSで火がついたのか、見たことのない客層に変化。
それに合わせてか、店側も客を客として扱わないぞんざいな物言いの女性を整理係に配置し、不愉快な言葉遣いで扱われて以来、二度と行かないと決めていました。
しかし、最近行列のシステムも変わり、接客もマイルドになったという噂を聞いて、怖いもの見たさでチャレンジすることにしました。
お店はかつてほどの行列はなく、数組の待ち。
入口の記名帳に名前と人数、注文を書いて、店の向かいあたりで名前を呼ばれる仕組みに変わりました。
人気の銀だら煮付けは売切れでしたので、I君も私も焼鮭定食にします。
お値段もしばらく来ない間に1,300円と、かなりの値上げ。
程なく出てきた料理は一見変わりませんが、7年前の2016年に食べた時の写真と見比べると刺身の鮮度や鮭の種類、ご飯の量、そして、味噌汁の出来などに差異があることがわかります。
2023年10月 |
2016年10月 |
ご飯を少なめにしてもらうのを忘れましたが、デフォルトは以前より少なくなっていました。
焼鮭の切り身の厚さは変わっていないようですが、発色が良くありません。
しらすおろしと刺身の切り身盛り合わせは変わらないラインナップ。
刺身はあきらかにグレードダウン。
同じ切れ端の盛り合わせでも、以前は良い所の切れ端でした。
お新香は変わっていないようです。
頂いてみます。
味噌汁マニアの私が、かつては高評価だったここの味噌汁ですが、出汁の味も感じず、味噌も薄め。
美味しかった茶碗蒸しは普通の味。
駅前のととやには遠く及びません。
グレードダウンした刺身でのオン・ザ・ライスの海鮮丼も、ちょっと残念。
鮭も脂が少なく、旨味も足りません。
前はもっと仕入れが良かったはず。
中盤で全部のせ。
ご飯も昔は美味しかったのですが。
今は無き焼鮭の名店太郎坊や、花未月、ランチをやめてしまった和楽や小次朗などが懐かしく思い出されたランチとなりました。
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