幹事の私が何を食べたいか尋ねると
「馬肉がいいですね。さくら鍋を食べてみたいです」
という返事。
意外なリクエストでしたが、私にはその希望を叶える自慢の手札がありました。
浅草橋の駅裏にある酒寮 むつみ屋。
昭和の風情を色濃く残す酒場。
もちろん一般的な居酒屋メニューはもちろんですが、実はさくら鍋と刺身が自慢の店なのです。
19時からの宴会。
一階は既に満席です。
我々は地下の予約席へ案内されました。
今日のメンバーは主賓を含めて5名。
19時過ぎに全員揃いました。
キンキンに凍らせたジョッキに見事な泡の生ビールで乾杯です。
さっそくさくら鍋から。
二人前ずつふた鍋の用意です。
ヒタヒタの割り下に美しいさくら肉が敷き詰められています。
上にのっているのは八丁味噌でしょうか。
「お刺身と同じお肉ですから」
とホール係の女性。
さっそくコンロに火を付けます。
鍋奉行は料理の得意なM部長にお任せ。
こういうことは得手な人に頼むのが間違いありません。
肉に軽く火が通ったら、その上に野菜をのせて下から割り下や味噌ごとかき回すように混ぜて味を馴染ませます。
すき焼き風に生卵に浸けて。
旨い!
煮ても固くならない馬肉は、良質で臭みもありません。
野菜も同様に。
濃い目の味付が生卵でまろやかになりますし、お酒も進みます。
名物の牛煮込み。
味噌仕立てのもつ煮込みです。
生ビールの後はもちろんホッピー。
鍋を囲んで会話も弾みます。
いつの間にか地下も満席です。
一品をいくつか。
焼き椎茸。
私のお勧めでイカフライ。
サクサクの衣とプリッとしたイカのコントラストが実に美味なのです。
鍋を取り換えて、さくら鍋の第二ラウンド。
私のたまご好きを配慮してM部長が頼んでくれたにら玉。
フワトロなのが嬉しい。
ホッピーも第二ラウンド。
やはり厚焼玉子も外せません。
ここでお待ちかねの馬刺しが登場。
ここの馬刺しは実にクオリティが高く、しかも安いので、実にお値打ちです。
大蒜と生姜でいただきます。
熊本に行かずとも、納得の旨さです。
腹持ちのいい鳥の唐揚を頼みました。
焼鳥は一人一本。
飲んで、食べて、喋って、たっぷり3時間の宴席。
締めに主賓のK部長からご挨拶をいただき、楽しい歓迎会はお開きとなりました。
まだまだプロジェクトは始まったばかりですが、いいメンバーが集結したので、結果も必ず出ることでしょう。
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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