同じビルに居酒屋が二軒入っていて、どちらもランチをやっているのを発見しました。
同僚二人を誘って、早速調査に訪れます。
一軒は季節料理男鹿。
ビルの二階ですが、こちらを訪ねるとちょうどランチが無くなったところだと断られました。
12時半で売り切れということは、期待が持てそうです。
こちらはまた次回。
それなら、ともう一軒の酒処はづきを調査することにしました。
階段を下りて地下へ。
座右の銘である「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉が脳裏に浮かびます。
昭和な割烹です。
女将さんが一人で切り盛りするワンオペ店。
しかし、知る人ぞ知る店らしく、ボトルのキープもかなりの数。
そして、黙々とランチを食べている先客たちのお皿を見て「当たりだな」と確信しました。
大阪時代、数え切れない店を新規開拓をしてきた勘が、まだ鈍っていないことが証明されそうです。
しゃけの焼魚定食。
850円。
分厚く大きな切り身。
ご飯はお茶碗ですが、お代わりは可能なので虎ノ門ルールに合致。
味噌汁。
小鉢はイカオクラ。
お新香。
しゃけは脂がのって、美味しそうです。
もちろんオン・ザ・ライス。
焼きしゃけはもちろんですが、ご飯も実に旨い。
これは正解の店。
卓上にはふりかけや佃煮など、昭和世代には嬉しいアイテムが三種類。
これもオン・ザ・ライスです。
ご飯もおかずも小鉢もきちんとした仕事で、納得のクオリティとコストパフォーマンス。
一人で切り盛りする女将さんに
「お一人で大変ですね」
と声をかけると、
「女一人でやってるんで、至らなかったらごめんなさいね」
と、優しく気さくな方。
いいお店と出会うことが出来ました。
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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