「ちょっと早いけどランチにしましょう」
と同僚を誘って烏森の飲食店街へ。
久しぶりに行列の店舞浜に足を向けました。
この時間でも既に行列が出来ていて、道路の端に、ガムテープに沿って二列で並べという厳しい仕切り。
しかも注文を取りに来るのにメニューも持ってこないという有様です。
「メニューは無いですか?」
と聞くと
「うちは初めて?」
と詰められます。
「いえ、初めてじゃないですけど、メニュー覚えてないから」
いつからこんな乱暴な店になったのでしょう。
10分待ちで店内に案内され、一番奥のテーブルに通されました。
ここにメニューがあっても意味はないのですが。
私が頼んだのは一番人気の銀だらの煮付。
早い時間に売り切れるので、久しぶりにありつくことが出来ました。
メインの魚の他に、刺身の盛り合わせがついてきます。
これが、そこそこボリュームもあり質も良いのです。
ご飯は丼めし。
茶碗蒸しが付くのが、高得点です。
たまご好きの私には、嬉しい。
偏差値の高い味噌汁。
もちろん魚料理はオン・ザ・ライスと決まっています。
刺身ものせて、海鮮丼。
ずっと昔から変わらない小鉢のじゃこおろしも、オン・ザ・ライス。
初めてこの店に来たのは2000年ですから、もう17年も経ちます。
当時から1,000円でしたが、コスパが良く、接客も明るいので気に入って使っていました。
行列もありましたが、それは12時を過ぎてからのこと。
大阪に転勤していた4年の間にすっかり変わっていました。
メディアにでも出たのか、ネットで評判になったのかわかりませんが、いつの間にか大行列の人気店となりました。
人気店になっても腰の低いままの店もあるのですが、ここは残念ながらそうではない高飛車な接客をする店になってしまったようです。
17年間のうちにリーマンショックによるデフレや消費税値上げがあり、その都度ボリュームやお米の質などのサービスを落としてきたのを目の当たりにしてきましたが、ここまで来ると、ちょっと我慢がなりません。
行列に並んでから食べ終わるまで、配給を受ける作業に組み込まれたような感じで食事を終えました。
味も値段も大事ですが、接客はもっと大事です。
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