2024年1月23日火曜日

【東京ラーメンストリート「そらのいろ ニッポン」で味玉醤油らーめん。深みのある醤油スープにエッジの立った麺が絡むナイスな一品】

 

今日は残業になりました。
酒場に行く時間でもないので、麺活にします。
定期的に定点観測している八重洲の東京ラーメンストリートへ。
今更ながら未食の「そらのいろ ニッポン」に初訪問です。


キノコベジソバといった変わりラーメンなどもありますが、今日は定番の醤油ラーメンを頂きます。


本店はビブグルマンや食べログ百名店にも選ばれた人気の実力店。
この東京ラーメンストリートにも系列の「家系ラーメン革新家TOKYO」を昨年秋にオープンした勢いのあるお店です。


先に食券を購入します。


味玉醤油らーめんをチョイス。


行列の戻ると、いつの間にかインバウンドの観光客が並んでいます。
先に食券を買うルールをわかっていないようで、残業疲れもあって、ちょっとイラっと。
7、8分待って行列の先頭に来ました。
入口に置いてある紙ナプキンをピックアップして入店します。


素材へのこだわりが書かれた卓上の口上を読んでいるうちに、ラーメンが到着します。


シンプルながらも期待の高まるプレゼンス。


チャーシューは鶏と豚。
太いメンマとたっぷりのネギ。


煮玉子の黄身の色も美しい。


まずはスープをひと口。
しっかりと醤油の味を感じる濃口のスープですが、後味はすっきりしています。
4種類の醤油と昆布や玉ねぎ、リンゴ、椎茸などから取ったというスープは、鶏油で蓋をされ、しっかりと熱いのも嬉しい。


続いて麺を頂きます。
業務用製麺所「天辺ジャパン」の国産小麦100%。
細めのストレート麺は、固めに茹でてもらったこともあって、エッジが立った喉越しの良いもの。
存在感がありながらも滑らかに喉を通り抜けていきます。
小麦の風味が豊かな麺は、濃い口の醤油スープとの相性もバッチリです。


鶏チャーシューは脂の少ない柔らかい胸肉。


豚チャーシューは焼肉のような薄切りの仕上げ。
いずれも国産です。


卓上の調味料で味変します。
気になったフライドエシャロットとブラックペッパーを振ります。


カリっとしたフライドエシャロットがスープを含んで柔らかくなり、たぬきそばのような食感に。
これもまた楽しい。


中盤で煮玉子にも着手。
たまご好きの私も納得のクオリティです。


塩分取り過ぎかな、と思いながら一気にスープも飲み干してしまいました。


店内には欧米人や中国人など半数近くはインバウンドと思われます。
代表的な日本食としてすっかり世界に知られることとなったラーメン。
麺を啜る食文化がないので、ゆっくりと味わって食べる欧米人のラーメンは汁を吸ってのびてしまい、スープも冷めてしまうのでは、と思って心配するのは大きなお世話かもしれません。
私が入店した時に食べ始めていた欧米人グループがまだ半分も食べていないうちに、私はお店を後にしました。

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そらのいろ ニッポンラーメン / 東京駅京橋駅二重橋前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7

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