2013年4月14日日曜日

一泊二日で奈良の桜をめぐる旅③初めての吉野千本桜。中千本「西澤屋」で花見酒

昨日からのプチ旅行。
行きつけのバーホワイトラベルの常連H夫妻のご実家橿原から近鉄特急に乗って吉野まで。
あらかじめ切符を取ってくださっていたので乗車できましたが、満席です。
電車から吐き出された乗客はケーブルカーやシャトルバスに大行列で並んでいます。


私たちは七曲阪を歩いて登ります。



今日は気温も高く、歩いていると汗ばむ位。
それでも並んでいるより早く着くし、爽快です。


徐々に高度を上げていきます。
下千本は散り果ての手前。


金峯山寺は後にして、そのまま吉水神社へ向かいます。
通りは大勢の人で賑わっています。


何度も吉野に来ているH夫妻も初めてという一目千本
私は桜では無い時期に来たので、そういう意味では私も初めてです。


ここから見える桜が中千本


生まれて初めての吉野の桜。
今年は桜が早かったので散り始めていますが、それでも見事な景色に息をのみます。


しっかりと目に焼き付けた後は、お楽しみの花見酒。
Hさんの奥さんがリサーチした西澤屋


窓側の席に座りたかったので20分ほど待ちましたが、ゲットしました。


何をおいても、まずビール


ごま豆腐


奈良と言えば柿の葉寿司


これも酒のアテになります。


鮎の甘露煮


おでん


吉野の酒と言えば、もちろんやたがらす


〆は山菜うどんにしました。


100円プラスで吉野葛入りの葛うどんに変えました。
椎茸の天ぷらが良かった。


薄口の出汁がとても美味しかったです。


完飲。


典型的な観光地の食堂ですが、なかなか美味しかったです。
店員のお姉さんたちが感じが良かったのも高評価。




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西澤屋郷土料理 / 吉野駅

昼総合点★★★☆☆ 3.1


竹林院に向かってもう少し歩きます。
途中の高台からは上千本まで一望できます。


古来より、修験道に努める山伏の宿坊として利用されてきた竹林院


大和三庭園のひとつとなっている竹林院の庭園「群芳園」は、豊臣秀吉が吉野山の桜の花見に際して千利休が作庭し、一説には細川幽斎が改修したといわれている池泉回遊式の借景庭園です。


庭園内の小高い山頂のあずま屋でお茶が飲めるようになっていました。
おうすと桜餅のセット、500円。


遠くの山々の桜を借景に、ゆるりとしたひと時。
贅沢な時間です。




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やはり最後は金峯山寺


蔵王堂の中の金剛蔵王権現が特別御開帳。
1,000円と破格ですが、山門の平成大修理の資金調達のため。
お札とエコバッグが貰えます。

巨大な青い権現は恐ろしい顔をして立っています。
しかし、これはっているのではなく、恕(じょ)といって許しているのです。
住職さんから「青は寛容の色。みなさんの心の荷物をここで下して、心を軽くして帰って下さい」と有難いお話。


貴重な金剛蔵王権現のお姿をしっかり拝んだ後、再び吉野駅へ向かって七曲阪を下りて行きました。


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