今日は仕事が立て込んで、一日の楽しみでもあるランチも食べられませんでした。
明日の東京出張の準備もあって、仕事が終わったのは20時を回っていました。
会社を出てスマホから番号を呼び出してタップします。
馴染みの居酒屋、南扇町の旬味ひげです。
「大丈夫ですよ。お待ちしてまーす」
といういつもの奥さんの明るい声。
職場から家に向かう通勤路に近く、徒歩20分ほど。
奥さん直筆のメニューが表に掲げられています。
カウンター席がセットされていました。
ご常連の通称「パパさん」もいらっしゃいます。
とりあえず生ビールで喉を潤します。
今日のオススメから新子おろしポンズを頼みました。
「すいません!さっき大根おろしが終わっちゃって。新子だけでもいいですか?」
とマスター。
「いいですよ。今日はランチも食べられなくてすごくお腹空いてるんです」
13時間ぶりの食事にようやくありつきました。
お造りを盛り合わせで。
オススメのよこわ、活サバの他、活たこ、サーモン、そしてトラフグてっさ。
どれも美味しそう。
山葵をのっけて、パクリ。
ビールも進みます。
脂ものった活サバ。
鮮度抜群です。
メニューにかますごがありました。
「すいません!かまずごはNGワードなんです」
「あ、かますごも無いんだ・・・」
人気の繁盛店なので、遅い時間に来ると売り切れも。
残念ですが、本ししゃもを発見。
「本ししゃもはある?」
「はい!二本にしましょうか」
焼けるまでの間に若筍煮。
今日はハーフではなく一人前もらいました。
春を感じる食材。
彩りの木の芽も大好物。
ここは出汁が旨いので、完飲は間違いありません。
キープしてある赤霧島をロックで。
本ししゃもが焼けました。
じっくりと遠火で焼いてあるので、表面は程よくカリッと、中は芯までしっかりと火が通っています。
子もたっぷり。
日本酒を飲みたくなりますが、明日の朝いつもより早起きなので我慢。
更にガッツリ食べたい気分。
シーズンも終わりに近づいたカキフライ。
これもしっかり一人前。
「今年のカキはようやく今になって大きくなってきました」
「そうですよね、カキは終わり頃が一番大きくて美味しいと聞きます。今年は近所の居酒屋だけでなく、広島や日生まで出掛けて、20回くらい食べてますよ」
と私。
サクサクの衣とプリプリの身。
もう一回日生に行ってみようかな。
胃は落ち着きましたが、締めの前にもう一品。
今日のオススメから鶏肝生姜煮。
これはハーフで。
〆は、マスターの実家新潟の妻有そば。
ざるそばで貰うことにしました。
美しく器に盛られて出てきました。
薬味も瑞々しい。
海苔の細さが食欲をそそります。
大阪で締めにざるそばなんて、いつ以来でしょう。
品のいいつけ汁に軽くくぐらせて手繰ります。
「パパさん」はいつものように寝落ち。
カウンターでは、やはりご常連の女性二人連れが元気にはしゃいでいます。
この店らしい楽しい光景。
私はさすがに食べ過ぎてお腹一杯。
お会計を済ませ、マスター夫妻に見送られて家に向かいました。
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