いずれも甲乙付け難く、それぞれの店構えや行列の加減をチェックして回ります。
敦賀ヨーロッパ軒本店。
高い建物の付くない敦賀では、一際偉容を誇ります。
行列はありませんでした。
今回のツーリング初日に福井でもソースカツ丼を食べたので、今日は本店見学のみ。
営業車にはソースカツ丼がボディに描かれています。
海鮮丼で有名などんと屋。
そこそこ待ちそうです。
今回のツーリングでは、散々海鮮を食べたので、これもパス。
結局、自分の中ではここだと決めていたお店に落ち着きました。
中華そば 一力。
敦賀を代表する人気ラーメン店。
もちろん行列ですが、それは織り込み済み。
「本日人手不足の為ご案内に時間がかかります。御理解いただける方のみご入店下さいませ」
というのは、なかなかに挑戦的なメッセージ。
しかも手書きではありません。
恒常的に人手不足ということでしょう。
私は「ご理解」の上並ぶことにしました。
13時15分です。
1950年代に敦賀駅前の屋台からスタートし、1977年に店舗を構えた一力。
店を切り盛りするのは初代と二代目。
ラーメン一筋にこだわり続け、現在は「敦賀に一力あり」といわれる超有名店に。
敦賀は鉄道の町。
銀河鉄道999を活用した「町づくり」を行っているらしく、松本零士の原画を利用したポスターも、敦賀観光協会との協力で使用しているそうです。
並んでいる間にメニューを品定め。
もう少しで席に案内されます。
着席まで25分。
行列の長さからすると想定内。
しかし、4人がけのテーブルに私一人座らせていいのでしょうか。
その謎は後でわかります。
考える時間は十分にありました。
ワンタン麺を選択。
大盛にするかどうかは、最後まで悩みましたが、普通盛で。
ところが待てど暮らせどラーメンは出て来ません。
しかし、私の前のお客さんたちも出て来ませんから、忘れられているわけではなさそうです。
トータルでほぼ一時間待ちでした。
立っていた時間は短かったので、肉体的には疲れませんでしたが、精神的には疲れました。
人手不足で調理に時間がかかるので、お客を詰め込んでも結局待たせるのは同じことだから、私が4人がけのテーブルを占拠しても良かったのです。
葱と紅生姜がのっています。
まずはスープを一口。
豚骨と鶏ガラベースのスープは、豊かな風味とコクが口の中に広がります。
確かに旨い。
さっそくワンタンから。
たっぷり餡の入ったトロトロのワンタン。
細目のストレート麺は、濃厚な豚骨鶏ガラスープとの相性が抜群です。
やや歯応えのあるチャーシューはもも肉でしょう。
メンマ。
具材はいかにも昔ながらの中華そば。
デフォルトの味を確かめた後で、胡椒を振ります。
確かにスープ、麺ともにレベルが高く、行列の人気店なのは納得。
せっかくの美味しいスープは残すのはもったいない。
完食完飲です。
人手不足と言いますが、要は厨房のオペレーションの問題。
ラーメン以外の料理があるわけではないので、時間がかかりすぎなことは否めません。
茹で時間のかかる太麺でもありませんし、具材は全て作り置き可能なもの。
それでも美味しいから、みんな食べに来るのです。
駐車場に戻ると、一段と雲が増えて今にも雨が降り出しそうです。
敦賀ICから北陸道へ。
少し降り始めたようです。
福井・滋賀県境でとうとう激しい雨に降られました。
しかしそれは時間にして15分ほど。
米原JCTから名神高速へ。
瀬田東ICから京滋バイパスへ入り、久御山JCTから第二京阪道路へ。
もうここまで来れば、あとわずか。
近畿自動車道から守口JCTを経由して阪神高速南森町出口へ。
無事家に着きました。
8日間の総走行距離は2053.3km。
250ccの非力な愛車は、よく頑張ってくれました。
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