そうなると行きたくなるお店があります。
新宿三丁目のマルイ裏にあるらぁ麺 はやし田。
新宿三丁目のマルイ裏にあるらぁ麺 はやし田。
行列必至なので、ぶり返した残暑の中、並ぶ覚悟が必要ですが、その価値のある味と接客です。
12時40分で、およそ10人待ち。
意外と回転の早い店なので、さほど待たずに済みそうです。
つけ麺やのどぐろそば、それに新メニューのまぜそばなども魅力はありますが、今日は定番の特製醤油らぁ麺と決めて来ました。
案の定、7、8分で入店。
全部入りの特製醤油らぁ麺を購入してカウンター席へ。
備え付けのビールサーバーのようなコックを操作して美味しい水で人心地。
外はやっぱり暑かった。
元気の良いスタッフが手際良くラーメンを作っていきます。
エアコンの効いた涼しい店内で、カウンターの口上を読みながら期待も高まります。
もちろん必須の紙エプロンはあらかじめ受け取って準備万端。
半年ぶりに再会したはやし田のラーメン。
相変わらずの美しさ。
まずはスープを一口。
鴨と大山どりをふんだんに使った鶏清湯スープは濃厚なのに驚くほどクリア。
やっぱり旨い。
麺は蒲田菅野製麺所の細麺ストレート。
小麦の風味 をしっかり感じる麺は、スープとの相性も抜群です。
低温調理された豚肩ロース肉のレアチャーシューと鶏胸肉のチャーシュー、柔らかいのにシャキッとした穂先メンマ、ブランド玉子を使用した濃厚な味玉に至るまで、具材にも妥協無し。
完璧です。
余りの美味しさに、麺を啜る箸が止まりません。
一気に食べ進んでいると、隣のお客さんが鶏茶漬けセットを注文。
見ればとても美味しそう。
ダイエットという文字が一瞬脳裏をよぎりましたが、気が付けば
「鶏茶漬けセットください」
と勝手に、この口が。。。
カウンターで現金会計を済ませ、運ばれてきた鶏茶漬けセットは、ご飯に茹でた鶏のササミがオンされて葱があしらわれ、山葵が別添えで付いて来ます。
仄かな鶏のスープの香りが満腹気味の胃を再び活性化させます。
「このままでは薄いので、ラーメンの残ったスープを入れて召し上がって下さい」
という店員さんの説明に従います。
このために半分残しておいた味玉もインして、頂きます。
「これ、ヤバい!旨すぎる!」
お茶漬け用のクリアな鶏スープとラーメンのスープが新たな化学反応を起こし、ご飯と鶏肉、更には葱と山葵の旨味で、口の中は盆と正月とハロウィーンとクリスマスが一緒に来たような騒ぎです。
家人には絶対内緒で全汁を飲み干し大満足。
店員さんに謝辞を述べ、「ありがとうございました‼」という元気な声に見送られて、再び残暑厳しい新宿の街へと歩き出しました。
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