2025年10月21日火曜日

「麵処ほん田」で修行したベトナム人店主が営む人気店、浜松町「ハチャンラーメン」で「味玉昆布水つけ麺・塩」



今日のランチは、ブックマークのままだった浜松町の「ハチャンラーメン」でラー活です。
「ハちゃんラーメン」の店名は、店主の名前「ハ」さん(Luong Van Ha)に由来しています。
なので、店名は漢字の「八」ではなく、カタカナの「ハ」、読み方は「はっちゃん」ではなく「はちゃん」です。
店主のハさんはベトナム出身で、秋葉原の名店「麺処ほん田」で約9年間修業し、料理長まで務めた実力派。
2023年4月に浜松町で自身の店をオープンする際、親しみやすさと自身のアイデンティティを込めて「ハちゃんラーメン」と名付けたそうです。


11時半だったので、並びなし。
それでも店内は満席でした。


この店に食べに来る前に、姉妹店とも言える江東区扇橋の「Japanese Ramen マンちゃん」に先に訪問しました。
そちらの店主マンちゃんは、ハちゃんの弟子というわけではありませんが、親しい友人としてラーメンの技術の提供を受けたと聞きます。
その時美味しかった昆布水つけ麵・塩を今回は食べ比べようという企画。
もちろん味玉トッピングです。


オープンした2023年にはTRYの「新店部門・汁なし」を第2位を受賞した実力店でもあります。


気持ち良い接客と綺麗な厨房に好感を持ちます。
テーブル席に座り、待つこと10分。
お待ちかねのつけ麺が出てきました。


つけ汁はシンプルなプレゼンス。
チャーシューが一枚沈んでいて、刻みネギが浮かんでいます。


昆布水つけ麺は大きな丸いお皿に綺麗に盛り付けられ、レアチャーシューと味玉がトッピング。
大葉とカットレモンがあしらわれています。


食べ方が書かれた卓上の説明書がありました。
もちろん参考にして、食べることにします。


早速麺を手繰ります。
中太ストレートの麺は昆布水を纏って滑らか。


最初は塩だけ、その後塩とレモンをつけて麺の味をダイレクトに味わいます。
全粒粉麺は、強すぎない昆布水とナイスマリアージュ。


続いてつけ汁をひと口。
塩味はさほど強くありません。
つけ汁がしっかり熱いのは嬉しい。


このつけ汁に昆布水つけ麺をくぐらせます。
昆布水をまとったつけ麺が、踊るように喉を通り抜けていきます。
抜群の喉越し。
そして小麦の風味がナイスです。


つけ汁の中のチャーシューは熱が通って色が変わっています。


片やつけ麺の方のチャーシューは、レアのまま。
この食べ比べも面白い。


味玉はマキシマムこいたまごを使用。
茹で加減は固め寄りです。


麺は食べ方を一巡して、再び塩で。


完食です。


もちろん昆布水も完飲。


つけ汁はスープ割にして頂きました。


最近、経営者もコンセプトも純日本なのに、アジア系の従業員だけで回しているラーメン店が多く、複雑な気持ちになりますが、この店はそもそも経営者がベトナム人。
ベトナム人が自分の感性で作り上げた美味しい日本のラーメンをベトナム人従業員が提供するのは大歓迎。
隣のお客さんが食べていた醤油ラーメンと玉子かけご飯もとても美味しそうでした。
店を出るときには、地域のサラリーマンやOLの行列が出来ていました。

0 件のコメント: