今年就職した次男の誕生日に合わせ、週末に外食をしようということになりました。
牛タン好きの次男ですし、美味しい焼肉を食べに行こうということに。
どこにしようか、とアイデアを出しているうちに、鶯谷園に長らく行っていないことを思い出しました。
予約が取れるかどうか心配でしたが、土曜日の20時半に5人で予約できたのが一週間前のこと。
土日は出勤の次男を、彼の会社の近くでピックアップして、車で鶯谷園へ。
大阪転勤前の2011年以来の訪問ですが、すっかり綺麗に改装されていてビックリ。
以前の古びた昭和の焼肉屋の風情も好きでしたが、これはこれで高級感があってコスパが一段と良く感じそうです。
予約の15分前にお店に集合するのがこの店のルール。
8時半の予約でしたが、8時過ぎにお店に着くともう入れるとのこと。
前のグループが早く終わったのでしょう。
まずは生ビール。
ハンドルキーパーの妻だけは、申し訳ないけれどお冷やで乾杯です。
スタートは人気のメニューから。
20時半の予約だと売り切れている可能性もあったので、17時の開店のタイミングで取り置きの電話を入れておきました。
お願しておいたのは、特上タンと厚切りハラミをそれぞれ2人前。
特上タンは見事な脂のサシ具合。
厚切りハラミは大迫力です。
やはり名物の特上ランプは予約しなくても大丈夫と言われたので、その場で2人前注文。
ランプ肉というと赤身のイメージですが、まるですき焼き肉のような霜降りです。
練馬の牛蔵で定期的に開かれる友人たちとの焼肉会でも必ず頼む生卵。
この食べ方は、もはや焼肉界で市民権を得たようです。
もちろん私はオーダーします。
キムチ盛合せも二皿頼んで、準備万端整いました。
早速焼いていきます。
子供たちが小さい頃は私が焼いていましたが、今は彼らが焼いてくれます。
私はビールを飲みながら、焼けるのを待つばかり。
薄切りなのに、しっかりと噛みごたえがあり、それでいて蕩けるような食感。
見事な特上タンです。
特上ランプはもちろん生卵にくぐらせて。
ランプの旨さには一同大感動。
ハラミは私の大好物。
こんなに大きなハラミをゴロゴロと豪快に焼ける幸せ。
いただきましょう。
ホルモン系を食べたいという長男のリクエストに応えて、ハツ、上ミノ、レバーを注文。
焼ユッケなる怪しげな限定品。
三男がご執心のようですが、私も気になるのでオーダー。
ホイル皿に乗ったユッケが出てきました。
このままサッと炙れ、ということなのでしょう。
ホルモン系が勢揃いで、テーブルは更に盛り上がります。
アルコールをチェンジ。
生マッコリをデキャンタで頼みました。
焼ユッケは自己責任。
安全衛生上さっと火が通れば、それで良し。
ユッケには卵黄が絡まっていますが、更に生卵にも絡めるという贅沢。
上ミノは分厚いけれど、驚くほど柔らかい。
あまり焼きすぎないのがコツです。
ハツもサッと炙るくらいで十分。
その方が肉の旨味が感じられます。
もう一度タンを。
今後は並にしてみました。
この肉質で1人前900円ですから、素晴らしいコスパなのですが、最初に特上を食べてしまったので、物足りなさを感じるのは正直なところ。
贅沢な話です。
子袋が食べたいという長男の希望。
彼はかなり好物のようです。
コリコリした食感が楽しいホルモンです。
私はお酒を角ハイボールに切り替え。
かなりの強炭酸なのが嬉しい。
食べ始めてまだ1時間弱ですが、皆お腹いっぱいの様子です。
そろそろフィナーレへ。
せっかくですからもう一度特上ランプ焼。
ここで4回目の網交換。
肉の種類が変わったり、網が焦げてきたりすると、すっと店員さんが近寄ってきて網を交換してくれます。
言わなくても気がついてくれるのは、焼肉屋ではポイントの高いサービスです。
新しい網をしっかり熱してから焼いていきます。
さっと炙ってレアで生卵にディップ。
至福の味わい。
いよいよラストです。
タン好きの主賓の次男に、特上タンを一皿独占で。
ハラミが大好物の私は、並ハラミを一皿オーダーして皆でシェア。
強炭酸の角ハイボールもお代わりです。
皆はご飯と一緒に食べていますが、私は生卵一本です。
〆はコムタンと冷麺を一つずつ頼んで、シェアすることにしました。
牛エキスが骨からも滲み出して、滋味深い味。
食べ終わってみれば、まだ21時半前です。
制限時間の2時間を30分強余して、本日の焼肉お誕生日会はお開き。
私は近場の煮干しラーメンを締めで食べたかったのですが、それは却下されました。
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