ホテルを出て、南森町へ。
やはり東京よりも日没が遅いのを実感します。
すっかり綺麗に建て替わった堀川小学校。
私が4年住んでいたマンションはこのすぐ近くでした。
今宵はここ。
与力町の酒房 竹うち。
人気店なので、もちろん要予約。
テーブル席は今日も満席でした。
私はカウンターの一番奥、いつもの定位置に座らせてもらいました。
まずは生ビール。
ここはジョッキもしっかり冷えていて、奥さんの泡の立て方も上手なので、実に美味しく頂けます。
懐かしい黒板のメニュー。
19時過ぎなので、既に売り切れている料理もちらほら。
ビールを飲みながら今宵の組み立てを考えるこの時間が大好きなのです。
にしんなす煮。
ゆっくりと始めましょう。
テーブル席は満席ですが、カウンターは私一人。
珍しいこともあるものです。
ここの料理は、酒が進むように計算された品揃えと味付。
寡黙なご主人の腕の良さが伝わります。
造盛三種。
今日の刺身から好きなものを三品選んで、盛り合わせてもらいます。
脂ののったかつお。
歯応えも楽しいたこぶつ。
はもちり。
浪速の夏の風物詩です。
これが当たり前に食べられるのだから、大阪の人は幸せ。
「焼酎にされますか?」
と奥さん。
「ボトルありますよ」
と言われてびっくり。
1年ぶりのご無沙汰ですが、私のネームプレートのついた懐かしい赤霧島が出てきました。
何も言わなくてもセットが出てくるのも嬉しい。
ここに来たら頼まないわけにはいかないだし巻。
濃厚な玉子の色。
だしがお皿に沁み出すほどたっぷりと使われています。
ふわふわ。
締めはもちろん寿司。
夏場は鯖棒寿司ではなくあじ炙寿司。
肉厚。
そして美しい断面。
寿司屋よりも旨い寿司を出すとはいったいどういうことか、といつも感心します。
すっかりお腹も膨れました。
久しぶりに色々とお話できた店主ご夫妻に謝辞を述べ、店を後にしました。
さて、次はどこへ行きましょうか。
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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