もう一軒、といってもこの辺りは詳しくは無く、
「そういえば、ラーメンの名店がすぐ近くにあったな」
と思い出して、JRのガードをくぐって線路の北側へ。
霧雨が降ってきましたが、行列があれば諦めようと向かったのはらーめん木尾田。
幸か不幸か行列は無く、禁断の締めラーメン。
この時間は並びが無いのですが、きっと日中や土日はかなり並ぶのでしょう。
「全部入りの特製らーめんがいいかな。馬越ではあんまり摘まんでないし」
と自分に優しい判断。
無化調ながらも強いコクと深い味わいが自慢。
L字カウンターは10席もないので、余計並ぶのでしょう。
入口で食券を購入します。
豚骨魚介の良い香りが鼻をくすぐります。
急にお腹が空いてきました。
5分ほどで出て来た特製らーめん。
スープをひと口。
確かに濃厚ながらもクドさやエグみのないクリアな味わい。
アルコールで満ちている胃に、優しく染み渡ります。
大きなチャーシューはレアな仕上げ。
時間の経過とともに食味食感の変化が楽しめるスタイルです。
そのチャーシューの下にはたっぷりのメンマが。
大好物の味玉は絶妙な半熟。
黄身の色も美しい。
麺は中太ストレート。
太麺も選べますが、それはつけ麺の方が向いているかな、と思いました。
全部のせの特製らーめんは、なかなかのボリューム。
大盛にしなくて良かったと思いました。
優しくて美味しいスープは飲み干したいところでしたが、そもそもお腹が満腹で無理でした。
店を出ると、霧雨は小雨に変わっていました。
折り畳み傘をさし、足早に駅に向かいました。
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