週末に帰ってきた一人暮らしの三男から
「千葉家に行こうよ」
と誘われました。
小さい頃から連れて行っていたのでソウルフードなのかもしれません。
私も大好きなお店ですので、二つ返事で出かけました。
郊外の住宅地にあるお店ながら、相変わらずの行列です。
もっとも、それは織り込み済みなのでウエイティング。
入口のガラス越しに小さな子供連れのファミリーが二組。
入口のガラス越しに小さな子供連れのファミリーが二組。
昔の自分に重なります。
子供連れにも優しいお店なのです。
店内に入ると奥さんが注文を聞きに来ます。
「麺固め、脂少な目、並、ですね?」
と全く澱むこともなく聞いてきます。
別に私が常連だから、というわけではありません。
ここの奥さんは驚異的な記憶力で、一度でも来店すると客の好みを覚えるのです。
「麺固め、脂少な目、並、ですね?」
と全く澱むこともなく聞いてきます。
別に私が常連だから、というわけではありません。
ここの奥さんは驚異的な記憶力で、一度でも来店すると客の好みを覚えるのです。
初めてのお客さんにはシステムを説明するので、完全にお客さんを識別する超能力を持っています。
今日は何故か店内に万国旗のような飾りと「happybirthday」の文字。
奥さんに尋ねてみると「今日が開店20周年なんです」とのこと。
まさに今日がその日だと知って、そんな日にこの店を訪ねることが出来た偶然に感謝です。
思えば、この近所に住む知人が「美味しいラーメン屋さんが出来た」と教えてくれて、訪問したのが最初。
SNSなど無い時代のことですから、口コミや雑誌しか情報源がありませんでした。
自宅からは車で20分ほど離れていますが、それ以来通うようになり、気が付けば私も20歳年を取っていた、というわけです。
ずっと若々しい店主ご夫妻ですが、彼らも20年の年輪を重ねていたのですね。
自宅からは車で20分ほど離れていますが、それ以来通うようになり、気が付けば私も20歳年を取っていた、というわけです。
ずっと若々しい店主ご夫妻ですが、彼らも20年の年輪を重ねていたのですね。
先にトッピングしたほうれん草と味玉が出てきます。
しばらくしてラーメンが到着。
麺固め、脂少な目、並、です。
多すぎるほうれん草は息子とシェアし、味玉をインして食べ始めます。
家系独特の豚骨醤油味のスープは、いつ来ても安定の味。
家系の代名詞でもある酒井製麺 の極太麺との相性も抜群です。
トッピングしたほうれん草で野菜を摂取。
チャーシューはシンプルな味わい。
しみじみと旨い、ここのラーメン。
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