都内で飲むよりは早い時間だし、まだ少し食べたい気分。
大阪転勤前以来訪れていない中華料理屋に行ってみることにしました。
京成の踏切を渡ってそのお店楚天へ。
喫茶店を居抜きで営業する風情は全く変わっていません。
そして、いつ行っても暇なのも変わっていませんでした。
「大丈夫なのか」といつも思いますが、なぜか潰れません。
かつて子供たちが小さいころ何度か家族で食べに来ましたが、暇な割に料理も微妙に旨く、値段も微妙に安いという本当に不思議なお店。
ここには唐辛子麺という名古屋の人気店味仙の台湾ラーメンのさっぱりバージョンみたいなものがあり、ポーションも小さいのでそれにしました。
7年振りの訪問。
唐辛子麺は記憶通りのサイズとビジュアルでしたが、記憶は曖昧です。
見た目は全く辛くなさそうですが、スープにしっかり唐辛子のエキスが仕込まれていて、食べ進むうちに辛くなってきます。
麺は中国湖北省武漢出身の店主の自家製。
その店主の姿は見えません。
ご高齢でしたが、もう息子に譲って引退したのでしょうか。
なかなかレベルの高い自家製麺。
ツルンとした食感が面白い。
スープを啜っていると、唐辛子が出てきました。
もうちょっと辛くてもいいな。
テレビの音以外聞こえない店で、ひとりラーメンを啜って締め。
昔ホール係をやっていた、唯一日本語を喋れる倅が鍋を振っていたので、親父はどうしたのかな、と思ったら後で奥から出てきました。
相変わらず不思議な店だな、と思いながら、今度は何年後に来るだろうか、と思いました。
お会計は400円。
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