2015年11月14日土曜日

かつての下町中華が居抜きで広東料理店となった同心の「熊飯店」をリサーチ。定番の広東風麻婆豆腐定食は優しい味

かつては五香(ウーシャン)という名の地域密着型の下町中華だったお店です。
そのお店がいつの間にか廃業し、この春に居抜きでその後に出来たのが、この熊飯店


ユニークな名前です。
もっと早くリサーチに来たかったのですが地元天満エリアのランチは土曜日ワンチャンスなので、なかなか手が回りません。


ランチは6種類。
牛肉のふわとろ玉子とじごはん汁なし担担麺など、個人的に好きなものが並んでいて、選択が悩ましいですが、ここは定番の広東風麻婆豆腐定食にしました。


夜のメニューは幅広く一品がラインナップされています。
お値打ちに見えますが、下町中華の居抜き営業ですから、ある意味妥当な価格なのでしょう。


300円プラスで、夜でも定食に変更が可能。


大きなL字カウンターと、小さなテーブル席が二つ。
若いご主人のワンオペなので、賑わうランチタイムはなかなか大変そうです。


 最初にスープサラダが出てきます。


 玉子とコーンのスープ。


サラダは小鉢程度かなと思っていたので、このボリュームには驚きです。
日ごろ野菜不足の私には、大歓迎。
大根、水菜、人参、赤タマネギ、ナッツなどが入り、ゴマ油のドレッシングがかかっています。


サラダとスープを食べていると、メインの麻婆豆腐ご飯がカウンター越しに出されました。


ご飯は私が想像した以上に大盛。


あわてて少な目にしてもらいます。


麻婆豆腐は広東風ということもあって、見た目はそれほど辛く無さそうです。


豆鼓が入っているようです。
山椒や唐辛子、辣油などは控え目に見えます。


もちろんオン・ザ・ライスで。
辛いもの好きの私には少し物足りませんが、味付けはバランスよく、旨味もあって、優しい味。
これは美味しいです。


更に食べ進みます。
やっぱり麻婆豆腐は旨い。


サラダも多いのですが、麻婆豆腐も結構な量。
お腹が膨れてきました。


最後は一気にフィニッシュ。


私が熱心に写真を撮っているのを見て、ご主人が
「ブログをやられてるんですか?お手柔らかにお願いしますね」
と話しかけてきました。
屈託のない笑顔の店主です。


「お店の名前はもしかして、ご主人のアダ名ですか?」
とガタイが良くてひげを生やした店主を見ながらそう訪ねました。
「いえいえ。私の曽祖父の名前を一文字取ったんです。会ったことはもちろんありませんけどね」
と笑います。
「それは失礼しました」
なるほど、そういう謂れなのですね。
店主とお客さんのやり取りを見ていると、常連さんもいるようです。
競争の厳しい天満エリアですが、定着してくれるといいな、と思いました。



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熊飯店広東料理 / 大阪天満宮駅桜ノ宮駅南森町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

 

2015年11月13日金曜日

火・金限定で堂島オフィス街に軽ワゴン車で販売に来る「ニタカリー」。行列の理由がわかる、スパイシーカリーの実力

火曜日と金曜日のランチタイムに可愛い軽のワゴン車が堂島のオフィス街にやって来ます。
お弁当屋さんのワゴン販売はよくありますが、このワゴン車は本格的なスパイシーカレー。


ニタカレーというお店。
今日は三種類のカレーと三種類の合いがけの組み合わせ。
私はスパイシーキーマカリーと南国チキンカリーの合いがけにしました。


狭いワゴン車で一人で切り盛りするのは若い感じのいいお兄さん。
濃く長い髭が、なんとなくアジアンな雰囲気を醸し出していますが、もちろん日本人。


「こぼれやすいので、気を付けて持ってくださいね」
と言われながら、会社に戻って来たら少しこぼれていました。


蓋を開ければ香ばしい香り。


スパイシーキーマカリーは、しっかりと濃厚な味わい。


南国チキンカリーは、なかなかにスパイシー。
これは好みの辛さです。


サフランライスの向こう側には角切りのフレッシュベジタブル。


中盤以降は全てを混ぜ合わせるのが、私のスパイシーカリー合いがけの食べ方。


これはかなりレベルが高いと実感。
店舗を持っても、流行るのは間違いないでしょう。


最近行列が更に長くなったような気がします。
一人の接客に2分強かかるので、10人並んでいると20分以上待つことになります。
私は今日、12時丁度に並び始め、20分かかりました。
「もうちょっと早めに並ばないとな」
と思いました。

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2015年11月12日木曜日

東京帰任の決まった戦友とサシ 飲み。中津の阪急ガード下「焼肉 茜」~「居酒屋ファースト」をハシゴして、共に歩んだ苦楽の思い出話

私の大阪着任から遅れること5ヶ月、2012年6月に着任したM部長の12月末の東京帰任が決まりました。
一緒に苦楽を共にした、戦友ともいえるM部長の帰任は、私も淋しさを禁じ得ません。
今日は、その彼とサシ飲み。
彼がお気に入りの中津の阪急ガード下にある、焼肉に向かいます。
夜は冷え込んできた大阪。
グランフロントもクリスマスの装いです。


阪急の線路沿いに北へ歩きます。


済生会病院前交差点の手前。
阪急のガード下に赤い暖簾が見えます。


炭火焼肉の店


カウンター席の左端に詰めて座るように指示されます。
この後、どんどんお客さんが増えてくるからです。


まずはスーツを脱いで、鞄と一緒にビニール袋に入れます。


炭の火は熾きています。
牛脂を網に塗ってくれて、スタンバイ完了。


メニューは壁にプレートがかかっています。


注文はお客が自分で伝票に正の字を記入して店員さんに渡すシステム。
印刷されていないメニューは、自ら書き足します。


まずは生ビールで乾杯。
帰任おめでとう。


突出しの生キャベツ


バラサキハラミカルビ


テッチャン


狭いカウンターの上はたちまち一杯です。


特製タレ


ナムル盛合せ


M部長が私に気を遣って焼いてくれます。


当店のカルビは骨付き。
手で掴んでかぶりつきます。


テッチャンは脂がたっぷり。


白菜キムチをオーダー。


私は酎ハイストレート
M部長は麦焼酎とウーロン茶を頼み、自分で乙類酎ハイを制作しています。
お酒の耐性が低い彼が、濃い酎ハイを飲んでいるので、こちらはヒヤヒヤです。


レバーツラミを追加。


私は酎ハイストレートをお代わり。
結局三杯飲みました。
M部長も麦焼酎とウーロン茶をお代わりしていますが、大丈夫でしょうか。


最後に冷麺を食べるスペースを、胃に少し残しておきました。
2人でシェア。


いつの間にか店内はほぼ満席。
ママさんと若いアルバイト二人は大忙しです。


M部長と共に3年7ヶ月取り組んだ様々な仕事の思い出話は尽きません。
既に呂律が怪しくなってきている彼を連れて、二軒目は私の好きな店に連れて行くことにしました。





済生会病院前交差点を渡り、阪急の高架沿いに歩きます。


阪急中津駅まで歩いてきました。
この駅の下が私の好きなディープソーン。


ディープな居酒屋が二軒ありますが、今日はファーストにしました。


ここは私が「中津のガールズバー」と呼んでいるお気に入りのお店。
今日はママ一人でしたが、従業員も女性。
必ず一杯目はお酌をしてくれるのも
「お疲れちゃん」
な感じで心地良い。


おしぼりはいつもの自家製。
これが、なんだかホッとします。


赤星が常備されているのがポイントの高い店。
しかもドブ漬けで冷やしています。


この店はママの手料理の突出しが充実していまので、二軒目で仕上げに使う時には一品を頼まなくても十分。
今日の突出しは小芋の煮物ズリのキムチ和え


スポーツ観戦好きのママは、サムライジャパンとサッカーを行ったり来たり。
選手の名前もよく知っていて、なかなかの通。


支社と本社の標準化をミッションに送り込まれた私たちですが、その役割を終え、続々と帰任する仲間を見送ってきました。
今では大阪をすっかり気に入ったM部長は、できれば残りたい気持ちだと言います。
都から遠く離れ、苦労してミッション達成に取り組んで来た私たちにとって、支社は第二の故郷のよう。
その気持ちは私もよくわかります。


私はハイボールにしてもらいます。
M部長は再び麦焼酎のウーロン茶割り。
さっきもお手洗いに行くときにふらついて、ママに心配されていました。
そんなに飲んで大丈夫でしょうか。


私はハイボールをもう一杯。
ママに頼んで濃い目に作ってもらいました。

M部長は、そろそろ関西単身赴任丸4年となる私の今後について心配してくれています。
「まあ、なるようになるよ」
と私は笑いながら答えます。


すっかり酩酊したM部長は、中津在住。
「一人で帰れるよね」
と念を押し、私は階段を上がってホームへ。
この激狭のホームも、私にはすっかり馴染んだ風景となりました。





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