2022年10月4日火曜日

江戸川区 駅から遠い名酒場① 篠崎駅から徒歩18分。「酒処 大林」の下町ハイボールとお母さんの笑顔に癒される

 

城東エリアがホームグラウンドの私ですが、コロナ禍とリモートワークで、会社帰りの一人飲みも随分減りました。
第七波も収束の傾向にあり、そろそろ私なりの「ニューノーマル」を模索しようと、活動を再開します。
コロナ禍の間は、大好きなお店に行くのが精一杯でしたが、これからは懐かしいお店や、新規開拓もマイペースで訪ねてみようと思います。
そこで、コロナ禍で実現できなかった企画に改めて取り組むことにしました。
駅から離れたところに点在する江戸川区の名酒場を飲み歩くという企画です。
会社帰りに向かったのは都営新宿線篠崎駅。


今日のお店は「酒処 大林」
篠崎駅から徒歩だと18分かかる、住宅街の商店街にある酒場です。
さすがに歩いては行かず、バスに乗車。


6分で新町商店街入口に到着。
あの有名な焼肉ジャンボの目の前がバス停でした。
そう言えば、ジャンボも四半世紀は来ていないかもしれません。


こんなに駅から離れたところに商店街。
昭和レトロな雰囲気が素敵ですが、ご多聞に漏れず廃業のお店もあるそうです。


商店街を少し歩いた先にお店がありました。


酒処 大林


染め抜きの暖簾と大きな赤提灯が、私を出迎えてくれました。


タイムスリップした空間に、大衆酒場らしいコの字カウンター。
そしてこんな所にもアクリル板です。


店内の壁にはびっしりと短冊メニュー。
いったいどれほどの料理があるのでしょう。
短冊メニューが多ければ多いほど、私のテンションも上がります。
酒場放浪記で観て以来、ずっと来てみたかったのです。


黒ラベルの小瓶でスタート。


突き出しは白菜の昆布漬け
素朴ながらも味わい深い一品です。


あまりにもメニューが多くて迷ってしまいますが、とりあえず刺身から始めてみます。
マグロさしみをお願いしました。


下町居酒屋の定番ともいえるマグロ刺しをつまみに、瓶ビールも進みます。


アルコールをチェンジ。
宝焼酎ハイボールの赤を頼みます。
いわゆる下町ハイボールです。


初めての店なので、出された紫蘇エキスと炭酸がジョッキに収まるのかどうかがわからず、恐る恐る割ってみます。


結局ジョッキより少し少ない分量でした。


氷が別売りなのに気が付いて、氷半分を頼みます。
これで丁度いい塩梅になりました。
こんなささやかな発見も、初めてのお店ならではの楽しみと言えます。


ちくわ磯辺揚げを注文。


私の好きな酒場のつまみの一つです。


赤ハイボールをお代わり。
今度は段取りもわかっているので、大丈夫。


ふと見ると、締めの料理の短冊がありました。
麺類までこんなに豊富な店はなかなかありません。
ラーメンが気になりましたが、それは控えておきましょう。


好物のたまご料理から、ニラ玉で締めることにします。


トロトロの半熟加減が最高です。


コの字カウンターを仕切るのは優しい笑顔のお母さん。
奥の厨房の男性が息子さん、私が店に入った時にホールにいた女性がその奥さんではないでしょうか。
家族経営のアットホームなお店で、ゆるりと1時間ちょっとのひとり酒。
お母さんにお礼を告げ、お店を後にしました。

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夜総合点★★★☆☆ 3.5

銀座路地裏にひっそりと佇む「親子丼専門店 ○勝」にようやく初訪問。「稲垣種鶏場純系名古屋コーチンの特上親子丼」は納得の美味しさ

 

銀座4丁目の路地裏に2017年にオープンした親子丼の専門店。
評判は聞いていましたが、訪れる機会の無いままコロナ禍となってしまい、ようやくの初訪問です。
今日は愛用しているフォーナインズの眼鏡のメンテナンスでレンガ通りの本店を訪れるのに引っかけて、早めのランチで行ってみることにしました。
教文館の裏、ガス灯通りとレンガ通りの間にある、通り過ぎてしまうような細い路地の奥。
銀座には、ところどころにこうした路地が残っています。


その路地の中程にある古い二階建ての二階に、その店はあります。


店名もズバリ「親子丼専門店 ○勝」


開店10分後の訪問。
急な階段を見上げると、幸い待ちはなさそうです。


入口の券売機で食券を購入します。


つい最近価格改定があったようで、今日狙っている特上親子丼1,360円から1,460円に値上がりしていました。
サラリーマンのささやかな楽しみを直撃する、まさに値上げの秋。


しかし、値上げにひるむことなく、特上親子丼のボタンを押します。


I字カウンター二つに7、8人しか座れない狭い店は、キビキビとした若い店主がワンオペで仕切っています。
アクリル板と各席ごとのアルコールも見慣れた光景です。


特上親子丼は、愛知県春日井市稲垣種鶏場が育てた希少な純系名古屋コーチンを使用しています。
もちろん鶏肉以外の全ての食材や調味料に拘った逸品です。


混んでいなかったので、5、6分で出てきました。
ネットの写真では見ていましたが、目の前に出された親子丼は実に美しい。


たまご好きの私には、悶絶しそうなビジュアルです。


お椀が味噌汁やすまし汁ではなく、鶏スープというのも憎い演出。


センターの卵黄を温存しつつ、手前から親子丼を救ってひと口。


鶏スープから煮付け、自家製割下で味付けをしたという手間のかかった鶏肉と卵は、明らかに普通の親子丼とは格段に違う美味しさです。
名古屋コーチンも、しっかりとした噛み応えとともに、ジューシーな旨味が口いっぱいに広がります。


ふた口目で卵黄に杓文字を入れて「流出の儀」。


どこの卵かは不明ですが、濃厚な卵の甘みを感じます。
至福の瞬間です。


鶏肉が卵や玉葱の甘みを纏い、鶏スープや割下と渾然一体となって素晴らしい旨さ。


卓上の黒七味と山椒で、薬味も味変しながら食べ進みます。
ゆっくりと味わいたい気持ちと、アツアツで冷めないうちにという相反する感情が心の中で交錯します。


名古屋コーチンは、もも肉はもちろん、むね肉やささみも使っているのか、食味食感の変化も楽しめます。


卓上にしば漬があるのを忘れていました。
外食不足で勘が鈍っています。
慌てて、親子丼にオンします。


1,460円といえば、なか卯親子丼が三杯食べられるお値段です。
なか卯の親子丼はもちろん大好きですが、ここの親子丼は全く次元の違う食べ物でした。
銀座4丁目の超一等地で、親子丼が食べられて不思議な気分です。

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親子丼専門店 ○勝親子丼 / 銀座駅銀座一丁目駅有楽町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5