今日は陽気も少し春めいてきたので、ランチは久しぶりに烏森側まで歩いてみます。
古い雑居ビルが並ぶ路地裏へ。
狙いのお店は「長崎街道」。
出遅れのランチで13時15分前という時間でしたが、コロナ禍でも人気のお店は満席で、少し待ちました。
ランチタイムはちゃんぽんか皿うどんの二択。
どちらも美味しいのですが、今日はスープが飲みたかったのでちゃんぽんと決めてきました。
ご多聞に漏れず「まん防」の影響を受けて、夜の営業時間は短縮されています。
5分ほど待って案内されました。
狭いカウンターはアクリル板で仕切られ、まるで一蘭のようです。
目の前にうず高く積まれたお皿の上には皿うどん。
後ろを振り返れば、壁には以前と変わらず豊富な料理メニュー。
しかし、この時短営業下で、どれだけのお客さんがこの料理をゆっくりと楽しめるでしょか。
生ビールのポスターも少し寂しそう。
5分ほど待って、ちゃんぽんが出てきました。
たっぷりの野菜や海鮮。
そして紅いかまぼこが本場のちゃんぽんを彷彿とさせます。
まずはスープをひと口。
濃厚で深みのある豚骨スープは、相変わらず旨い。
山盛りの野菜をかき分け、麺を引き上げます。
極太で少し柔らかめのチャンポン麵を、野菜と一緒に頬張ります。
ちゃんぽんは啜るというよりは、食べるという感じ。
少し食べたところで味変。
卓上の胡椒をたっぷりと振ります。
いつも大盛にしようか迷うのですが、デフォルトでも十分な量なので、終盤はかなり苦しくなります。
「大盛にしなくて良かった」
と、心の中でつぶやくのも、この店での私のルーティン。
もちろんスープは飲み干しました。
ここの旨いスープを残す法はありません。
今日は寒過ぎず、暑過ぎず、絶好のちゃんぽん日和。
満腹の胃袋を消化させるために、少し遠回りをして会社に帰ることにします。