シルバーウィーク後半の中日も、あいにくの天気です。
お昼時に息子たちから
「松信行くけど、行かない?」
と声がかかりました。
「松信」とは地元で長く営業する二郎インスパイア系「らーめん松信」のこと。
私が初めて食べに来たのは、松信が市川からこの地に移転してきた2008年ですから、もう14年も経ちます。
八千代台に続き、なぜか遠く離れた志村坂上にも先月お店を出し、店舗を展開しています。
佐倉本店は、お店のツイッターによれば、昨年から店主が変わったそうですが、前の店主はオーナーに専念したのでしょうか。
そんなことを考えながらお店に向かいます。
12時半に到着。
狭いお店ですが、幸い待ちはありませんでした。
食券を購入します。
二郎系らしく、オーダーのシステムはシンプル。
麺の量とチャーシュー、野菜の増量で値段が変わります。
この店では「味噌ラーメン」が50円増しで頼めます。
我々は麺半分150gにしました。
麺の量は少なくしても値段は同じ750円。
カウンター6席だけのお店ですが、コロナ対策でアクリル板が設置され、5席に減っています。
新店長は奥さんと一緒にカウンターに入っています。
食券を奥さんに渡す時、アブラ少なめ、味うすめが希望ならば、それを伝えます。
私はそのままのデフォルトにしました。
ラーメンが出来上がる直前に、もう一度奥さんから声がかかりますので、その時に「ニンニク有り、背アブラ多め、味普通」でお願いしました。
カウンター越しに丼が渡されます。
7月に新橋の「麺屋味方」に行って以来の二郎系、松信のラーメンとは5年ぶりのご対面です。
チャーシューは二枚。
ニンニクは生の刻みがドッサリ。
多めにしてもらった背脂は、野菜を覆い隠すようにドロリとかけられています。
まずはスープをひと口。
デフォルトの濃さですが、塩味の効いた醤油辛い味がアブラと混じり合って、やはり二郎系だと納得する味。
もっと二郎っぽいのが良ければ、味を濃い目にすると良いかもしれません。
私はこれくらいが丁度いい。
続いて、麺に取り掛かります。
野菜の下に埋もれている極太自家製麺を掘り起こします。
固くてボソボソとした食感が、二郎系らしさを引き立てます。
もちろん辛しょっぱいスープと背脂、ニンニクと麺が絡まって旨い。
背脂やニンニクは、チャーシューや野菜とも絡めて食べ進みます。
中盤にブラックペッパーを振って味変。
味が締まりました。
このまま一気に寄り切ります。
麺を半分にしたので、腹パンにならずに完食できました。
「野菜増し」にしても良かったな、と思いましたが「腹八分目」が肝要です。
スープはライスと一緒にラー茶にしたい感じですが、この年でそんなことをしてはいけません。
当店にライスが無くて良かったです。
14年前に初めて食べに来た時は、普通盛250gの野菜増しを食べていました。
若気の至りということでしょう。