2021年9月16日木曜日

久しぶりの虎ノ門ランチ。行列の人気店「カレーの店 ガン爺」にまさかのスムーズチェックインで「ケララチキン」

 

今日は久しぶりの虎ノ門ランチ。
まだ11時過ぎでしたので、開いているお店は限られます。
頭に浮かんだのは「カレーの店 ガン爺」
11時開店の行列の人気店ですが、この時間なら行列も短いはずだと向かってみて驚きました。
店の前に行列がありません。


入口には今月のランチ、「ケララチキン」の看板が出ています。


階段にも誰も並んでいません。
コロナ禍のピーク時でも、こんな事は稀でした。
かなり人流が戻っている今としては意外でしたが、私には好都合。


食券を購入します。
今月のランチ辛めで、ライス少な目、そして茹で卵トッピングというのが私のルーティン。


すぐにカウンター席に案内され、あっという間にケララチキンがサーブされます。


辛めで頼んだルーには、スライスされた茹で卵が既にイン。
ルーはどの具を頼んでも、辛さを除いて共通です。


この店のカレーは、オリジナリティ溢れるインドと日本の融合。
ケララチキンは、本場のそれとは異なり、スパイスたっぷりのチキン炒めが別皿で出されます。


サラダが付いてくるのが、野菜不足になりがちなカレーランチにはナイス。


ターメリックライスは少な目でも私には十分。
大盛も食べたことがありますが、大変な量です。


まずはサラダにオリジナルドレッシングをかけて頂きます。
「野菜ファースト」がダイエットには肝要です。


ピクルスを添えるのを忘れていました。
卓上の瓶から、たっぷりとプレートに取ります。


これだけでも、ライスが進みます。


ケララチキンをターメリックライスにのせ、ルーを掛けまわして頂きます。


ケララチキンは肉厚、かつ大振り。
スパイシーかつジューシーなもも肉の旨味が、カレーとナイスマリアージュ。


中盤に味変。
卓上の三種のスパイスをたっぷりと振りかけます。
何度も食べに来たお気に入りのお店だけに、久しぶりとはいえ、段取りは覚えていました。


辛さに変化が生まれます。
スパイスの風味で、更に美味しくなりました。


そろそろフィニッシュ。
器に残ったケララチキンの炒め油も残さずにライスに掛けまわします。


カレーのルーをかけると、少ないご飯から溢れてプレートに広がります。
もったいないので、お皿を手前に傾けながら、残さずレスキュー。


完食。
そして、ある意味、完飲。


食べ終わるまで、とうとう満席になることはありませんでした。
大手企業や外資系が多い虎ノ門は、リモートワークが多いのでしょうか。
待たずに食べられたのは嬉しかったのですが、まだまだ飲食店には厳しい状況が続いていると感じました。

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昼総合点★★★☆☆ 3.8

2021年9月15日水曜日

名古屋ランチの締めくくりは鰻。いつもお邪魔する「しら河 今池ガスビル店」の「ひつまぶし」はやっぱり美味しい


仕事の関係で、私は家族よりも一足先に帰京します。
新幹線に乗る前に、お義母さんの主催でみんなが大好きな鰻のランチ。
密を避けて11時の開店に合わせての予約を入れました。


2年ぶりの訪問になる「うなぎ和食 しら河 今池ガスビル店」は、もちろんコロナ対策仕様となっていました。
入口での検温と手指消毒を経て、アクリル板が設置されたテーブル席へ案内されます。


オーダーはもちろん名物「しら河のひつまぶし」
2年ぶりの帰省ですから、もちろんひつまぶしも2年ぶり。


う巻肝焼きを頼み、息子たちとシェアしました。
いつもなら生ビールを頼むところですが、緊急事態宣言下ではそのお楽しみはありません。
もっとも、断酒中の私には好都合とも言えます。


ほどなくひつまぶしが運ばれてきました。
アクリル板があると、ホール係のみなさんも配膳が大変です。
テーブルの端に座っていた私が引き取って、奥の席に回します。


お櫃の蓋を開け、待望のひつまぶしと2年ぶりのご対面。


ひつまぶしと言えば、仕上げのお茶漬け。
薬味の生山葵、刻みネギ、刻み海苔がセットでついてきます。
しかも、これはお代わり可能。


お新香付き。


ひつまぶしにはお吸い物が付きません。
私は肝吸いをオプションで頼みました。


お櫃ご飯の上にみっしりと敷き詰められた、鰻の蒲焼。
濃い目の甘辛いタレを使い、直焼きでこんがりと焦げ目を付けた焼き加減。
カリッとした食感が実に美味なのです。


お茶碗によそい、最初はそのまま頂きます。
山葵とネギは、お茶漬けにしなくても使うのが私流。


肝吸いにも箸を付けます。
やっぱり美味しい。


2回ほどそのまま頂いた後、お茶漬けにします。


お茶漬けといっても、かけるのは普通のお茶ではありません。
鰻とタレ、薬味をみごとに調和させ引き立たせるこだわりの吸茶。
薄味の出汁をベ―スに豊かな薫りを加えたオリジナルです。


お茶づけにすることで、食味の変化が楽しめるのはもちろん、カリッと香ばしい鰻が、柔らかくなって、新たな風味が生まれるのです。
「うな茶」というスタイルは、各地にありますが、やはり名古屋の「ひつまぶし」が「うな茶」には最もふさわしいと感じます。


最後の一杯。
まだ鰻もご飯もたっぷり残っています。


サラサラと啜れば、いつの間にかお腹はいっぱいです。


お茶もお代わりができます。
鰹の風味が、お吸い物とはまた違った味わいがあるので、蕎麦湯のように最後にいただきます。


短い滞在でしたが、2年ぶりの帰省で、元気そうな母と義母にも会えました。
緊急事態宣言は継続中ですので、ほとんど家での食事でしたが、外食も楽しむことができ、2年ぶりに東京を離れた非日常を過ごせたこともあって、楽しい夏休みとなりました。

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うなぎ和食 しら河 今池ガスビル店うなぎ / 今池駅千種駅車道駅
昼総合点★★★★ 4.0

2021年9月12日日曜日

京都土産の晩ご飯は、JR京都伊勢丹地下の「老舗・名店弁当コーナー」で「瓢亭」の贅沢な「季節の折詰」

 

「京都拉麺小路」「中華そば ますたに」でランチを食べた後、予約しておいたお土産のお弁当を引き取りにJR京都伊勢丹地下の「老舗・名店弁当コーナー」へ。
妻がどうしても食べたかったという「瓢亭」お弁当
南禅寺そばの老舗懐石料理店は、一般人には敷居が高過ぎますが、お弁当ならまだ手が届きます。
それでも新渡戸稲造では足りないご立派なお値段なのですが、今日は妻のご馳走です。


「季節の折詰」というお弁当。
家に帰って、包みを開けます。
上品で美しい彩りに、テンションもアップ。
緑色の紅葉の葉が、いかにも秋の訪れを感じさせます。
そういえば、コロナ禍で紅葉狩りともご無沙汰です。


瓢箪の形の豆御飯が可愛い。
じゃこえのきと瓜奈良漬が添えられています。


左上の枡には、魳焼き目寿司はじかみホタテ入り松風鯛菊花入り求肥巻き銀杏蜜煮焼目栗蜜煮
鱧柚子味噌田楽が、紅葉の葉の陰に隠れています。
器を模した焼き物風の模様が、芸の細かいところ。


出し巻き玉子鰆幽庵焼赤ずいき胡麻和え


揚げ湯葉南京うま煮絹さや楓麩栗麩田舎煮寄せ鱧子車海老つや煮


何から箸を付けようか、と迷ってしまう嬉しさ。
どのお料理も抜群にお酒に合うでしょうが、断酒中のため、今日は炭酸水を飲みながらなので、ご飯にも早めに箸を付けます。


京都らしい揚げ湯葉。


薄味加減が素晴らしい出し巻き玉子。
どの料理もさすがと唸る京料理らしい拵えと味付け。
目で見て、舌で味わって、二度楽しいお弁当です。


ご飯は全て国産米。


贅沢なお弁当を、時間をかけてゆっくり頂きました。
次回帰省するときは、コロナも落ち着いているでしょうから、久しぶりに京都を散策してみたいと思いました。

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老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店弁当 / 京都駅九条駅東寺駅
テイクアウト総合点★★★★ 4.0