キタを御覧頂いた後はミナミへ。
同期女子のKさんとNさんを連れてきたのは心斎橋筋。
本町の中央通、心斎橋筋の北の端から南下していきます。
最初はオカンファッションを扱う渋い糸へんの店が並んでいますが、長堀通を超えると商店街は一変し若者向のファッション店が軒を連ね客層もガラっと変わります。
突き当りが道頓堀。
言わずと知れたグリコの看板。
道頓堀を千日前に入ってすぐ右手にあるのが有名なレトロ喫茶アメリカン。
何と表現していいかわかりませんが、平成の時代にまだこんな店がこんな所にあるというのがいかにも大阪らしいです。
シャンデリアに絵画。
純喫茶のツボを押さえた内装。
ウェイトレスはメイド服、ウェイターが蝶ネクタイなのも堪りません。
Kさんはカフェオレ、Nさんと私はコーヒーフラッペ。
これで800円という驚きの高価格!
さすが純喫茶を名乗るだけのことはあります。
水掛不動さんにお参りをしていると突如ゲリラ豪雨。
20分ほど雨宿りしてから道具屋筋へご案内。
東京のかっぱ橋道具街と違ってお好み焼きやたこ焼きの道具が多いことに二人は興味津々。
定番の食品サンプルのお店にもお連れしました。
お土産に人気の食品サンプルキーホルダー。
いつも笑ってしまうのですが、野菜炒めも酢ブタも4,620円!
親子丼もたぬきそばも4,200円!
どんだけ高いんかい(笑)
どう見ても美味しくなさそう。
しかし本当に笑えるのはこれから。
新装なったなんばグランド花月で吉本観劇です。
今日のメインイベント。
大木こだま・ひびきのお決まり漫才と新喜劇の辻本茂雄の怪演に腹を抱えて大笑い。
2時間半の演目が終わって外へ出るとまたもや雨。
難波から地下鉄で動物園前へ。
本日最後の観光スポット新世界をご案内。
ジャンジャン横丁やゲーセンのスマートボールなどを社会見学。
新世界一のピクチャスポットで記念写真。
本日の市内観光を締めくくるディナーは通天閣の一本南の路地にある老舗のやっこ。
隣には有名なだるま本店を始め古くからの店が軒を連ねる一角。
いつもは行列ですが、幸い雨とあってお客さんはアーケードがあるジャンジャン横丁の串カツ屋に流れているようです。
私は観光地化しただるまよりやっこが好き。
油染みの黄色い室内と裸電球が昭和レトロ。
今時珍しい旧式の酒燗器。
店内で10分ほど待って席が空きました。
まずは生ビール。
目移りするメニューの中から好みの串を頼んでいきます。
ネタケースから串を出し、手際よく衣を付けて揚げていく老練な技。
お酒は冷酒に切り替えました。
チーズとうずらの卵。
ウインナーは衣の付け方が可愛い。
同期の二人もモリモリ食べています。
お酒はハイボールにチェンジ。
といっても缶というところが昔ながらの串カツ屋らしくてよろしい。
なんだか随分食べた気がしましたが気になるお会計は3人で7,780円。
いつもより相当食べた気がしましたが、それでも安い。
串かつの匂いをプンプンさせた3人組はドヤが並ぶ西成の街並みを横目に見ながら新今宮から環状線に乗りました。