大好きな勝田台の中華ソバ篤々。
煮干しラーメンに特化した行列の人気店です。
今日は初めて開店前にスタンバイして店頭の順番表に名前を書きます。
11時3分前で6番目なので、間違いなく一回転目で入れます。
あいにくの天気が私には幸いしたようです。
シャッターが開いて、店主から順番に名前を呼ばれ、店内に入って食券を購入します。
お店のTwitterで今日は裏ニボがあることを知っていました。
今日の裏ニボは、千葉、広島産の上背黒二種をたっぷりと使った濃厚煮干しソバです。
今日は一人なので、家人にとやかく言われることもありません。
食券を奥さんに渡し、「麺変え」を告げてカウンターに座り、しばらく待ちます。
ご主人の無駄の無い動きと、奥さんとの見事な連係プレーで流れるようにラーメンが出来上がります。
いつものようにレアチャーシューや生タマネギ、赤タマネギ、貝割れ、焼き海苔などが彩られた美しいプレゼンテーションです。
まずはスープをひと口。
フィットチーネが濃厚なソースに合うようなものでしょうか。
そんな事を考えながら麺を啜ります。
中は絶妙な半熟でした。
あえ玉とは、カエシの味が付いた替玉のこと。
生タマネギ、刻んだ三つ葉があしらわれ、アラレと山椒が振られています。
可愛らしいビジュアル。
出てきたら、タレが麺に染み込まない内に、すぐにワシワシとかき混ぜ、まずはそのまま啜ります。
ダイレクトなカエシの味と、麺そのものの小麦の風味が伝わります。
半分ほど食べたところで、残しておいた裏ニボのスープにあえ玉をイン。
もちろんチャーシューと煮玉子も半分温存してある周到かつ緻密な計画。
濃厚な煮干しスープを絡めながら、一気に麺をクリア。
最後は卓上の柚子酢を垂らして味変。
さすがに食べ過ぎましたが、大満足。
家人にやれ「食べ過ぎ」だの、やれ「塩分摂り過ぎ」だの言われずに、ここのラーメンを堪能しました。