2025年7月5日土曜日

「存在し続ける飲食店には必ず理由がある」という真理の探究を続けている私が納得できる理由。佐倉の地でユニークなつけ麺を供する「麺屋ぱんどら」は15年続く地域密着の人気店

 

2009年8月の開店直後に食べに来た「麺屋ぱんどら」
一緒に食べに来た次男は当時高校生でしたが、今や彼も中堅サラリーマンですから、いかに月日が経ったのかを実感します。

※当時の食べログレビュー なんと私が初投稿者でした!

この店が面する国道296号線は、日頃車でよく走るのですが、ずっと変わらずに営業を続けているので、また食べに来てみたいと思いながらいつの間にか15年も経っていました。


駐車場はお店の隣ではなく、国道を挟んだ反対側に二か所あります。


今日は店主がワンオペ、という看板が出ていました。
日によって違うのでしょうか。


つけ麺専門店なのですが、「つけ麺に飽きたら麺屋ぱんどらへ」という謡い文句。
野菜をたっぷり使ったオリジナリティのあるつけ麺への店主の自負を感じます。


入口を入ってすぐのカウンター席で食べた記憶が蘇りました。
現在は、右手の奥にL字カウンター席とテーブル席が3卓あって、私はそちらのカウンター席に腰を下ろします。



「ぱんどら」というユニークな店名は「パンドラの箱」を想像してしまいますが、実は「パンチドランカー」の略の「ぱんどら」。
そのストーリーは、15年前に元ボクサーの店主に伺いました。


15周年を昨年8月に迎え、店主のご挨拶がメニューに綴られています。


地域の人たちからの応援メッセージも店内に所狭しと貼られています。
奥のテーブル席は家族連れが3組。
皆さん、このお店が好きだというのが感じられます。


もちろんメニューが15年前と同じわけはありません。
事前に食べログの皆さんの投稿を参考に、最近のトレンドは調査済み。
それでもわからない事があったので、店主に豚ばらつけ麺炒め野菜つけ麺の違いを確認し、炒め野菜つけ麺をオーダーしました。


15年前に頂いた「ぱんどらつけ麺(醤油味)」とはつけ汁は異なるものの、楕円の器に盛られたつけ麺と、つけ汁の入った大きな丼の印象は当時のまま。


つけ汁は「ぱんどら」らしい個性の象徴です。
大きな丼に山盛りの野菜。
私が頼んだ炒め野菜つけ麺は、もやしやキャベツの野菜炒めがベースですが、ブロッコリーや蓮根など、普通はラーメンやつけ麺に使わない具材が使われています。


つけ麺は300g。
必要にして十分な量。


麺を手繰ります。
しっかりと締められた瑞々しい麺。


これをつけ汁に潜らせます。
たっぷりの野菜炒めと絡めて。
少し甘めの味噌仕立てと相まって、まるで味噌ラーメンを食べているような錯覚に陥ります。


味噌ラーメンっぽいので、薬味はやはり唐辛子。


スープと呼んだ方が良いつけ汁は、そのままゴクゴクと飲みたくなります。


厚切りのチャーシューも食べ応えあり。


煮玉子はデフォルトで半個入っているので、トッピングは控えました。


麺量300gはつけ麺の大盛なら他店でもありますが、二郎並みの野菜の入ったつけ汁はありません。
終盤、急に腹パンになりましたが、なんとか寄り切りました。


味噌味のつけ汁はとても美味しかったので、飲み干しました。
完食完飲です。


元ボクサーとは思えない柔和な顔の店主に「ごちそうさまでした」と告げてお会計を済ませます。
我が町佐倉でしっかり根付いたユニークな「麺屋ぱんどら」は、これからも地域の人に愛され続けることでしょう。

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昼総合点★★★☆☆ 3.4

2025年7月4日金曜日

邂逅した朋友と立石はしご酒。「もつ焼き小江戸 立石店」で旧交を温める

 

宇ち多”を出てきたところでバッタリと久しぶりに再会したしろくまさんに誘われて栄寿司で軽くつまみました。
三軒目は私の提案で「もつ焼き小江戸 立石店」へ。
私はオープン初日の昨年11月28日以来のご無沙汰ですが、また来たいと思っていたのです。


カウンターに10人ちょっと入れば満席の狭い店ですが、時間が早いので入ることができました。
私はもちろん黒ホッピー
しろくまさんは小江戸ハイボール
いわゆる下町ハイボールです。


予期せぬ嬉しい再会に乾杯。


今日のおすすめを聞いたところ、まぐろぶつが中トロで美味しいと聞き、それをお願いします。
もう一品は名物の煮込みを注文。


出てきたまぐろぶつは、おすすめの通り実に美味しそう。


白味噌仕立ての甘めの煮込みの味も間違いありません。


ゆっくりとツマミながら、お互いの近況報告。
先月飲む約束をしていたのに、私の都合でドタキャンしてしまい、申し訳なく思っていただけに、偶然のはしご酒は嬉しい限り。
やはり、立石には飲兵衛の神様がいるのです。


お互いにそれほど飲める年でもなく、軽く飲んで摘まんでフィッシュ。
同じ沿線に住んでいるので、京成立石駅から電車に乗り込みました。

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夜総合点★★★★ 4.0

「宇ち多”」で生四本と煮込みを梅割り二杯でクイックに流し込む。ばったり出会った朋友と栄寿司へ流れる嬉しい「金よ宇」

 

今日は会社をフレックスで早上がりして立石に向かいます。
連日の残業続きで、全く行けていなかった「宇ち多”」を狙います。
お店に着いたのは17時15分。
お並びの一人もすぐに吸い込まれ、私も待ち無しでの入店です。


まずは梅割り


「何がありますか」
と尋ねると
「今日はレバ、シロ、ガツ、アブラ
という返事。
「じゃあ、4本お酢かけで」
とお願いします。


「あと、煮込みアブラ多いとこも」
と注文。


目の前に揃ったモツ。
2月以来4カ月半のご無沙汰となった宇ち多”です。


そうえいば、2月に来た時も「四本お酢かけ」でした。


見るからに鮮度と処理の良いモツが四種類。
順々に味わっていきます。


梅割りは二杯目。
今度は甘めで。


煮込みの汁にアブラを絡めて。
こちらも「甘め」という寸法です。


30分とかからないショートステイで宇ち多”を切り上げ、もう一軒行こうとお会計を済ませます。
1,250円。


店を出ると、なんとそこに見知った顔。
友人のしろくまさんです。
金曜日の宇ち多”だったので「もしかして会うかも」とは思っていたのですが、まさかの邂逅。
彼も宇ち多”を終えたところだというので、誘いに応じて、はす向かいの栄寿司へ。
18時前でもこの店が開いているのは珍しい事。
握りを4種類と巻物一本を二人で分けて、三軒目にお誘いします。


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宇ち多゛もつ焼き / 京成立石駅青砥駅
夜総合点★★★★ 4.0