長く険しい道のりでした。
ようやく使い勝手の悪いGoToEatのクーポンを使い切り、遅ればせながらPayPay港区還元にシフトします。
いくらお得だからとはいえ、どうせ使うなら好きな店でというポリシーは曲げられません。
今日は新橋駅そばのキッチンベルにお邪魔します。
単品メニューとは別に、豊富な組み合わせの定食が充実しています。
どの料理もボリューム満点で男性サラリーマンに人気かと思いきや、意外にも女性率が高おお店。
奥さんの接客が、新橋らしからぬ優しさのせいでしょうか。
午前の仕事が長引いて、13時半というレイトチェックインですから、人気のお店もガラガラです。
テーブルに座って、改めてメニューを検討します。
どれも間違いないのですが、今日はそろそろ旬も終わりのカキフライを、定番のハンバーグと組み合わせることにします。
「ハンバーグとカキフライの定食をください」
と奥さんに告げると、厨房のご主人に向かって大きな声で、
「バーグオイスタ~!」
のコール。
「なるほど、そう言うんだ」
と妙に納得。カキフライを揚げる油の音が止んで、料理が出来たようです。
お客は私一人ですから、クイックサービスです。
付け合わせの野菜はキャベツの千切り、トマト、キュウリという王道路線。
ライスは少な目にするのを忘れてしまいました。
味噌汁は、カップに入った洋食屋らしいプレゼンテーションが嬉しい。
お新香は黄色いタクアンというのも、間違いありません。
油揚げ、ワカメ、豆腐という、これまた不動のクリーンアップ。
ハンバーグに箸を入れます。
ジューシーな肉汁が溢れ出てきます。
もちろんオン・ザ・ライスで。
ハンバーグはつなぎや牛脂でごまかさない、肉々しいもの。
その分食感は固くなりますが、優しく深みのあるドミグラスソースがナイスアシスト。
カキフライは、第一ラウンドはタルタルソースをつけて。
ニコイチタイプではなく、大きなカキを使ったリアルサイズ。
第二ラウンドはソースで、というのもルーティンです。
中盤に
「お味噌汁、お代わりしてもいいですか?」
と恐る恐る奥さんに確認。
「はい」
とあっけなく承認され、お代わりのカップ味噌汁が目の前に置かれます。
今までこの店で味噌汁のお代わりを頼まなかったことに、忸怩たる思い。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
が座右の銘だというのも恥ずかしい。
具は煮込んでいない、別入れタイプなので、いつでも作り立て感が味わえるのも味噌汁好きの私には好感度大。
もちろんクタクタに煮込まれてワカメの色が変わった洋食屋の味噌汁も好きなのですが。
お会計は、もちろんPayPayで。
港区還元で20%ポイントバックをゲットして1,000円アンダーというお得なランチとなりました。