後輩のK君から
「久しぶりに『みゆき会』をやりませんか」
というお誘い。
土曜日なので、妻の許可を貰って、千葉から東京を横断して、遥々清瀬まで。
駅前の商店街にあるみゆき食堂で爆食爆飲するのが「みゆき会」。
コロナ禍ですっかりご無沙汰です。
ところがこのコロナ禍で、原則相席のみゆき食堂は、すっかりオペレーションが変わっていました。
一階が相席禁止で満席とあって、二階の姉妹店のスナックへ案内されます。
その名もカラオケみゆき。
当たり前ですが総二階なので、一回のお店と同じスペース。
外はまだ明るかったのですが、ここはいきなり夜の雰囲気です。
昼カラを楽しむ地元のご年配方のテンションの高さに、私はちょっと気後れ。
テーブルにはJINROのボトル。
後でわかるのですが、実はこのボトルには焼酎甲類が入っています。
二階担当のおばちゃんに聞いても、その辺りの事情が判然としません。
今後の展開に若干の不安を感じますが、細かいことを気にしていてもしょうがありません。
とにかく既に到着していたメンバーと乾杯!
二階でも一階と同じ料理が頼めるそう。
メニューは一階のみゆき食堂の膨大な短冊を写真撮影してラミったもの。
これはウケる(笑)
来るたびにお店から貰える食券は、使っても使っても減らない無限ループ。
もちろん今日もこれを使う予定です。
遅れていたメンバーも到着し二度目の乾杯。
更に遅れてもう一名。
乾杯だけで盛り上がってきました。
頼んだ料理が出てきました。
2階担当のおばちゃんが狭い階段を人力で行ったり来たりと大変です。
まぐろぶつとしめ鯖。
私がリクエストした玉子焼きは、崩れめな形と、いい感じの焦げ具合が美しすぎます。
もちろん定番の
ポテサラも外せません。
「ホッピーって、何?」
という二階担当のおばちゃんを介して、なんとか手に入れたホッピー。
これさえあれば、濃い目のナカで飲み放題です。
最初はスナック感満載の店内に緊張気味だった私も、ようやく自分のペースに持ってくることが出来ました。
揚げ物が出てきました。
玉ねぎフライと、ブロッコリーの天ぷら。
定番系からニッチなものまで、とにかく無い料理は無いお店です。
一階の隣にある焼鳥屋さんに外注した焼鳥が出来上がりました。
オーダーはしてくれますが、引取は自分たちで、という複雑なシステムに変更になっています。
テイクアウト感満載のプラスチックケース入り。
誰が何をいつ頼んでいるのか、続々と料理が出てきます。
豚キムチ、ハムカツ。
ハムカツは、薄いハムを幾層にも重ねて揚げたもの。
というか、パックのスライスハムをそのまま揚げた、というのが正しそう。
ピリ辛もやし炒め。
とにかく一人前の量が多いのです。
もつ煮とキュウリの胡麻和え。
私はホッピーのソトをお代わり。
ナカが飲み放題なのが危険です。
そろそろ締め。
炭水化物系を頼みます。
ラーメン。
カツカレー。
カレーの海でライスが見えません。
お皿も深くて、大変なボリュームです。
以前から気になっていた田舎スパゲティも頼みます。
野菜がたっぷり。
そういえば、カントリーという野菜たっぷりの和風スパゲティがありますが、それを日本語にしたメニューなのかもしれません。
この店を訪れた井之頭五郎に解明してもらいたいものです。
更にスパゲティ。
和風醤油味です。
これで一人前ですから、絶対一人では食べられません。
最後に出てきたのはソース焼きそば。
間違いない美味しさです。
一階の手が空いたのか、大将が二階に上がってきて、カラオケを楽しむ常連さんたちとおしゃべりしています。
お会計は6人で13,000円と、相変わらず激安。
その安さに驚いていると
「当たり前だろ!」
と大将。
片道二時間かけてやって来たお店で四時間の滞在。
コスパは良いのですが、交通費の方が高くつきました。
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夜総合点★★★☆☆ 3.4