2024年6月6日木曜日

【テレビで紹介されて更にハードルが高くなった新橋オヤジビルのスタンド洋食「むさしや」。レイトランチで25分並んで1年ぶりのオムドライ】

 

昨年9月、残業メシで食べて以来ご無沙汰のニュー新橋ビル1階にあるスタンド洋食「むさしや」
数か月前にテレビで紹介され、一段と行列が長くなり敬遠していました。
今日は会議がお昼に食い込んだので、オフィスを出たのが12時半。
こんなレイトランチの日こそ、行列の人気店を狙おうと同僚たちを誘ってニュー新橋ビル、通称「オヤジビル」に向かいます。
むさしやの行列は階段の上まで伸びていますが、よく見ると二列に並ばせています。
一列だった以前と比べれば、実質倍の長さということです。


前回はオムライスにミニハンバーグトッピングという、年甲斐もないヤンチャ飯を食べたので、今日はオムドライにします。


空席に流し込みのスタイルなので、四人も横並びに座れることなどあり得ないと思っていたのですが、なんとそのあり得ないことが起こりました。
着席すると、お水が出てくるので、前払いのお会計を現金で支払います。
洋食屋らしいカップに入った味噌汁が出てきます。


お客さんの流れを読みながら作っているので、着席後、ほとんど待たずに料理が出てきます。
つまり、いくら並んでも、並んでいる時間以上には待たない仕組みです。
相変わらずのジャンボサイズの料理が、大きなワンプレートで供されます。


オムドライは、見た目はオムライスと全く変わりません。
大きなお皿の幅いっぱいに鎮座し、その手前にケチャップ。


昔よりも増えたのではないかと思い、思わず過去写真と見比べてしまった付け合わせのナポリタン。
洋食には欠かせないサイドディッシュですが、メイン並みの存在感。


やはり付け合わせのキャベツの千切りも大盛。
このおかげで、ジャンボサイズのオムドライやナポリタンも、「サンドウィッチマンのゼロキロカロリー理論」が適用されます。


まずはカップの味噌汁で口を湿らせて、体制を整えます。
それなりの覚悟を要する大盛ランチなのです。


オムドライにスプーンを入れます。
薄焼きとは言えない厚さの玉子焼きの下にはミッシリと詰まったドライカレー。
その密度から、スプーンを持つ手に重力と抵抗力を感じます。


そしてナポリタン。
単品でもオーダー可能ですが、これだけでも十分な量。
洋食屋の付け合わせナポリタンが大好物な私は、嬉しさマックスです。


プレートに敷かれたケチャップを絡めながら食べ進みます。
ピリッとしたスパイスを感じるドライカレーと卵とケチャップの組み合わせは、オムライスとは異なる美味しさがあります。
並んだ甲斐のある味。


終盤、急にペースが落ちてきます。
昔はミニハンバーグまでトッピングしてもペロリと平らげていたのに、寄る年波には勝てません。


「鋼鉄の胃を持つ男」と異名を取った私も、苦戦。
なんとか寄り切りましたが腹パンです。


ニュー新橋ビルは、駅の反対側にある新橋駅前ビルとともに、最近メディアでよく取り上げられ、普段は見かけない客層が増えました。
このビルの地下にあるサボリーマンの聖地「喫茶フジ」も、名物ホットケーキのSNS映えを狙うインスタ女子が押し寄せているようです。
昭和レトロが見直されるのは嬉しい反面、オジサンたちの居場所がなくなるのも悩ましいものです。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2024年6月5日水曜日

【毎月楽しみな新橋「本陣房 本店」の月替わり蕎麦。6月は、暑い日に嬉しい冷やし中華風の「胡麻酢ぶっかけ蕎麦」】

 

毎月一回は月替わりを食べにくる新橋駅前ビル1号館の「本陣房 本店」
お気に入りのランチスポットです。


もともと人気の行列店ですが、暑くなるとその列も伸びてきます。
皆さん考えることは同じ。
15分ほど並んで入店です。
オーダーはもちろん月替わり。
今月は涼味を感じる「胡麻酢ぶっかけ蕎麦」です。


程なくしてお蕎麦が出てきました。


分厚く切られた鴨燻製、キュウリ、みょうが、きざみ海苔、温泉玉子という好きなものばかりが大きな丼にミッシリとのっています。


薬味の白ねぎをのせて、頂きます。


具が多すぎて、その下から蕎麦を引き上げるのも一苦労。
今日は久しぶりに太打ちの田舎蕎麦にしました。
噛み応え、のど越しともに存在感を感じます。


温玉にも箸入れ。
やや固めの仕上がりです。


胡麻酢のたれは、想像通り冷やし中華風。
胡麻の風味と仄かな酸味が、暑い日には嬉しい。


もちろん蕎麦湯で締め。


普通のぶっかけのそばつゆとは違って塩分も少ないだろうと飲み干しました。


何を食べても美味しいし、お値段も高級寄りのお店にしてはリーズナブルでボリュームも観点。
毎月季節に合ったメニューを出してくれるのも、私が通う理由です。
来月はどんな月替わりなのか、今から楽しみです。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2024年6月3日月曜日

【今月のウエルカムランチも週替わり。ボリューム満点の油淋鶏が旨い「精作名菜軒 湘坊」】

 

今月の入社は2名。
ウエルカムランチは汐留の「精作名菜軒 湘坊」です。
行列の人気店なので、この日の予約は二週間前に取っておきました。


レギュラーメニューも美味しいのですが、最近毎月来るようになったので、週替わりを頼むようになりました。
今週の週替わりは油淋鶏
夏季限定の「油淋鶏のせ冷やしそば」と仕入れが共通していて効率がいいな、などと、すぐ裏方のことを考えてしまいます。


厨房が混みあっているのか、料理が出て来るまで10分ほど待ちました。
最初にスープと小鉢が出て来ます。
小鉢は好物の春雨サラダでした。
もちろん中華味。


そこへ油淋鶏も到着。
やはり、想像通りのボリュームです。
小ぶりのもも肉2枚分はありそうです。


油淋鶏の上にはタマネギスライスと、白葱とパセリのみじん切りがたっぷりのっています。
油淋鶏の油をうまく中和する薬味。


肉厚のチキンはもちろん揚げ立て。
衣に甘辛酸っぱいタレが浸み込みつつある状態が旨いのです。


もちろんオン・ザ・ライス。
ご飯が進みます。


面接で会っているとはいえ、実際はお互いにほぼ「初めまして」の状態です。
それでも、こうして円卓を囲んで食事をしながら会話をしていると、急速に近しくなるのを感じることができるのですから、やはり食の力は偉大です。
自己紹介を聞きながら、新しい仲間を毎月のように迎えることができる今の職場に改めて感謝しました。

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精作名菜軒 湘坊中華料理 / 汐留駅新橋駅築地市場駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5