2018年12月14日金曜日

早い時間の飲みからの締めラーメン。成田「らあめんclover」で煮玉子塩らあめん


京成成田駅前の立ち飲み 寅屋 京成成田駅前店で旨いもつ焼きと旨い酒を楽しんだフライデーナイト。
アーリーチェックインだったので、まだ18時半過ぎです。
久しぶりに禁断の締めラーメンを啜ろうと、近くの人気店を訪れてみました。
らあめんcloverという喫茶店のような名前のラーメン店は、蔦が絡まる外観も相まって、まさに喫茶店そのものの雰囲気です。


店内は小上がり1卓と小さなL字カウンターだけ。
厨房は若い店主が一人で切り盛りしています。
最初に食券を購入。


さっぱりした塩らあめんが良いかなと、ボタンを押します。
もちろん煮玉子付きで。


店内には待ち客用の椅子が並んでいます。
なぜ、食べられる席にしないのか奇異に感じましたが、その理由は後でわかります。


カウンターの端に座り、ぼんやりと店主の仕事ぶりを見学したり、スマホをいじったりしてラーメンが出てくるのを待ちます。
味噌ラーメンを始めたらしく、フライパンで炒めもの。


そろそろかな、と思っても一向に出て来ません。
どうやら一食ずつ作っているようで、小上がりの4人が終わってから、カウンターの2人、そして私の順番です。
これでは、このお店の大きさのお客さんを捌けません。
それで店内に待ち客用の椅子があるのでしょう。


私のラーメンが出て来たのは入店から25分。
さすがに待ちくたびれました。


トッピングの煮玉子の美しさに目がいきますが、チャーシュー、ほうれん草、ネギ、海苔そして柚子皮があしらわれて全体的にも美しいビジュアルです。


塩らあめんは、見た目通りクリアなスープ。
鶏油が浮いてスープの熱を閉じ込めています。


細麺は喉越しも良く、スルスルと胃に落ちていきます。


チャーシューも柔らかく、焦がしニンニクと絡めて啜れば、優しい味のラーメンにパンチも加わります。


温存しておいた半熟の煮玉子も期待通りの味でした。


他の方が食べていた味噌ラーメンや煮干しラーメンの方が、飲んだ後の締めには、味が濃くて良かったかな、とプチ後悔。
でも、そもそも飲んだ後の締めラーメンを後悔すべきでした。
ずいぶんラーメンを待ちましたが、まだ19時過ぎ。
早い時間ですが、帰りましょう。





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夜総合点★★★☆☆ 3.4

成田の「立ち飲み 寅屋 京成成田駅前店」にアーリーチェックインしてシャリキンホッピー・天羽ハイボール・梅割りでもつ焼き


成田で夕方に仕事が終わったので、完全に直帰モード。
京成成田駅で下車して、成田山の山道入口手前に赤提灯が見えます。


立ち飲み 寅屋 京成成田駅前店です。
寅屋は成田が本店の大衆酒場。
ここは本店の上の階にあるもつ焼き専門の立ち飲みです。
同じ業態のもつ焼き専門店がJR成田駅前にもあって、このあたりの飲兵衛には知れたお店。
最近では大阪の寅屋 天満が有名ですが、こちらがその本家というわけです。


暖簾をくぐると、長いロの字カウンターの奥に案内されます。
何時から飲んでいるのか、既に皆さん良い感じに出来上がっています。

ここは、焼酎は金宮、瓶ビールは赤星という正統派。


カウンターにつくと、すぐにドリンクを聞かれます。
もちろんスタートは黒ホッピーシャリキンで。
これが飲める店は限られているので、実に嬉しい限り。


つまみはナンチャーを頼みます。
軟骨周りをチャーシューのような味付けで煮込んだ料理です。


「今日はレバーとハツの刺身がありますよ」
と言われては、頼まない訳にはいきません。
ハツ刺を頼むと、鮮やかなピンク色のハツのスライスが出てきました。


素晴らしい立ち上がり。


昔のように本当の生というわけにはいきませんが、サッとボイルしたハツは、素材の旨味と食感が残っています。
酢醤油もサッパリとした合わせ。


濃い汁が染みたトロトロのナンチャーの肉に、ホッピーも進みます。


ご常連たちと気さくに話す、陽気な男性スタッフ3人。
アットホームな雰囲気です。


次は焼き物。
その前に天羽ハイボール (いわゆる下町ハイボール)を頼んでスタンバイ。
強炭酸のドリンクニッポンを、エキスで前割りした金宮に注ぎます。 
ウイスキーハイボールの代用飲料としての歴史を持つ琥珀色の液体は、城東の下町で人気の飲み物ですが、北総の成田で飲めるのは貴重。


大好物のカシラ塩が出てきました。


肉の旨味をギュッと閉じ込める、絶妙な焼き加減です。


続いて梅割り
これも下町では人気の飲み物で、もつ焼きの聖地、立石の宇ち多”の名物として知られていますが、その宇ち多”をリスペクトするこの店らしい酒の揃えです。


焼き物はシロタレよく焼きを頼み、焼けるまでの繋ぎにレバー刺をつまみます。


胡麻油塩がやっぱりレバー刺には合う。


シロタレよく焼きも出てきました。


焦げ目の部分がカリッとしていて、それ以外の弾力のある部分との食感のコントラストが好きで、よく頼みます。


1時間50分、ひとり酒で立ち飲み。
いささか長っ尻でしたが、マイペースで楽しめたフライデーナイト。
まだ19時前ですから、禁断の締めラーメンに行ってみることにします。





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夜総合点★★★☆☆ 3.5