2019年4月6日土曜日

佐倉城址公園でお花見の後の「花より団子」。地元で人気の酒々井の洋食屋さん「しすい亭」で名物の玉子クリームコロッケと包み焼きハンバーグ


今日は地元でお花見です。
千葉は東京よりも桜の満開が少し遅いのですが、昨日からの陽気で一気に花開いたようで、あわてて地元の桜の名所を妻と二人で訪れました。
佐倉城址公園は園内に国立歴史民俗博物館があり、そのエントランスの大きな窓からお堀に植わる桜が、まるで額縁の絵のように見えます。
夜もライトアップされて美しいそうですが、散ってしまう前にと、お昼に訪れました。
思わずため息が出る美しさです。


佐倉城址公園は、その名の通りお城の跡なので、建物はありません。
広々とした公園になっていて、大きな広場には桜の木が密に植えられています。


東京の桜の名所と異なり、場所取りをしなくても、レジャーシートを敷いて花見をする場所はふんだんに空いています。
「田舎暮らしのメリットだな」
と改めて思う、のんびりしたお花見。
園内を散策すると、汗ばむくらいの陽気。
13時近くなってきたので、そろそろランチを食べに行くことにします。
やっぱり「花より団子」なのです。


今日のランチは酒々井にある地元で人気の洋食屋さん しすい亭


駐車場が満車待ちで、入店がラストオーダーの13時半になってしまいましたが、お店の方にお願いして入れてもらいました。
ありがとうございます。


妻の友人が長く通っていて、推奨するお店です。
私も存在は知っていましたが、食べに来るのは初めて。


入り口で順番を待っている間にメニューをチェック。
種類が豊富で迷いますが、私は名物の玉子クリームコロッケが入った「今週のランチ」にします。妻は包み焼きの「こだわりハンバーグ定食」を頼み、シェアすることにしました。
単品メニューもあって、夜は居酒屋的にも使えそうです。


店内は可愛らしいメニューがPOP風に貼られています。
カウンター席も多く、カフェのような内装です。
家族経営のアットホームな雰囲気も心地良い。


今日は土曜日とあって、ラストオーダーでもまだお料理が出ていないお客さんがいます。きっと開店からずっと混んでいたのでしょう。


しばらく待って、私たちの料理が出てきました。
週替わりのランチはすごいボリューム。


大きなお皿の真ん中にうず高く積まれたたっぷりの千切りキャベツ。
その周りに、カットされたささみチーズカツと、大きな玉子クリームコロッケが二つ。
一瞬、そのボリュームに怯みます。


妻のハンバーグはアルミホイルに包まれて出てきます。


ホイルをカットして開くと、中にはたっぷりのビーフシチューと共に包み焼きにされた大判のハンバーグ。


まずは洋食屋らしくカップに入った味噌汁をチェック。
味噌汁おじさんも納得の味です。


玉子クリームコロッケに箸を入れると、中から玉子サラダをベースにしたクリームがとろりと現れました。
たまご好きの私は堪りません。
ヤケドしないように恐る恐る口に含みます。
ハード系のサクサクした衣と、トロリとした玉子クリームの食感がなんともナイス。
「これは揚げるのがかなり難しいな」
と余計な心配をしてしまいます。


ささみチーズカツはオン・ザ・ライス。
これもサクサクハード系の衣と柔らかいささみにトロ~りチーズの食感のコントラストが楽しい。


一方のハンバーグは、柔らかくジューシーな肉に濃厚なビーフシチューが染み込んでいます。
しかもシチューの牛肉もゴロリと入っていて、お得な気分。
週替わりのランチは940円、包み焼きハンバーグは1,250円ですが、コスパは最高です。


最後の玉子クリームコロッケにはソースをかけて。
腹パンになりました。


食べ終わったのは14時過ぎ。
食後の運動を兼ねて、酒々井アウトレットモールにお散歩に行くことにしました。





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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2019年4月5日金曜日

ファミリー花見で上野はしご酒② 金曜日で人出が多くて二軒目探しに苦労するも、結果お気に入りの「中華珍満」に並んで名物の野菜たっぷり手のし餃子と極太やきそば


上野公園の花見から「西口やきとん御徒町店」へと展開した家族5人の「ファミリー花見会」は、当然ながら家訓である「はしご酒」を実践すべく、もう一軒流れます。
最初に覗いたガード下の立ち飲み「味の笛」はオオバコにも関わらず、全くスペースがありません。


その隣の「佐原屋」にも振られてしまいます。


ダメ元で吉池の裏の路地にある中華珍満をチェック。


そもそもマックス4人のテーブルしかない店に5人と言うチェレンジングなアイデアですが、二組待ちと比較的行列も短かったので並ぶことにしました。


私とこの店の付き合いは東京転勤以来ですから、もう30年になります。
このあたりも再開発ですっかり変わりましたが、この路地は昔のまま。


結局20分近く待ちましたが、4人掛けのテーブルに、丸椅子を追加してもらい、5人ギュウギュウ詰めで座ることができました。
さっそく乾杯。
お酒の種類は限られている町中華なので、瓶ビールで。


オーダーは餃子三皿とやきそば二人前。
いずれも当店自慢の人気メニューです。


いつ頃からは覚えていませんが、パンチパーマのホール係のお兄さんは10年以上は働いているはずですし、中国人女性のホール係もかなり長いはず。
厨房は、私が通い始めた頃とはメンバーが入れ替わっていますが、いつも年配の、動きがスローな調理人さんばかり、というのはあえての採用方針なのかと勘ぐってしまいます。
そんな歴史を息子たちに説明しているうちに、餃子が二枚先出しで出てきました。


私は酢胡椒で頂きます。
野菜がたっぷり入った手のし餃子は、いつ食べても実に旨い。


そこへやきそばが登場。
長男だけがこの店は初めてで、そのビジュアルに驚きます。


極太の麺はまるで焼うどんのよう。フニャフニャで箸でつまむと切れてしまうほど。
それでもなぜだか癖になるジャンクな味なのです。
味付は醤油と中華スープ、味覇。独特の化調感が堪りません。
しかし今日は味付がいつもより薄かった気がします。
「この店は30年、どれだけ厨房のスタッフが変わっても、味が変わらない世界七不思議のひとつなのだ」
と自慢げに講釈していた私は、面目丸つぶれ。
もっとも、そもそも面目などないのですが。


飲み足りない三男と私は紹興酒をオーダーしてロックで頂きます。


長男がいつの間にかオーダーした焼飯(炒飯)
「焼きめし」というメニュー表記は大阪っぽいですが、炒飯とは異なるというお店の主張が感じられます。


残りの餃子が出てきました。
ちょうど売り切れ。
ラッキーでした。


紹興酒をお代わりし、味付け玉子をつまんでフィニッシュ。


楽しかった恒例「ファミリー花見会」も、無事お開きとなりました。





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夜総合点★★★☆☆ 3.5