美容院の予約を入れてあったので、眠い目をこすって自宅に戻りました。
ランチは妻の希望で、長男と三人で勝田台の人気店、中華ソバ 篤々へ。
12時半前でしたが、珍しく行列がありません。
満席でしたが、すぐに空いて入店できました。
食券を購入します。
「裏ニボが二食ありますよ」
と奥さんから声をかけられますが、今日の私は定番の煮干しソバ。
カウンター席に座って、待つことしばし。
目の前に、煮干しソバ味玉トッピングが置かれました。
相変わらず美しいプレゼンテーション。
こちらは息子が注文した裏ニボ。
これも旨いのはわかっていますが、今日はシンプルな煮干し味を欲していました。
レアなチャーシューは、スープや麺の熱で次第に火が通って味が変化していきます。
そこが面白い。
まずはスープを一口。
煮干しラーメンにありがちな雑味やエグみは一切なく、実にクリアで優し味。
綺麗に丼に横たわっている麺を引き上げます。
細目のストレート麺を啜れば、小麦の風味と、スープの煮干しと鶏と醤油の味が口中に広がります。
刻一刻と変化するチャーシュー。
味玉は半熟。
黄身の色が濃いものです。
麩がトッピングになっているのも珍しいですが、煮干しスープを吸って実に美味になっています。
丼が直径に比して深めなので、思ったよりも量があり、この辺りでお腹が膨れてきます。
長男は和え麺を追加注文。
これも美味しのですが、私には食べ過ぎです。
美味しいスープはもちろん完飲です。
妻からは禁じられていますが、ここは例外としてもらっています。
ラーメンを食べている最中に、マスターが
「おや、遭遇しましたね」
とニヤリと笑うので、その目の先を追って入口を見ると、なんと次男。
今日が出勤日の彼は、昼休みにここに食べに来て我々と遭遇したという次第。
家族ぐるみでお気に入りの、このお店。
大満足のサタデーランチを終えて帰ります。
私の二日酔いも、これで治ったようです。