初めて鼻からの胃カメラにしてみたのですが、予約が取れなくて、本来1月に受診しなければいけないのに、午前の予約は3月まで一杯。
結局午後なら2月に取れるというので、今日の受診となりました。
前日は何時まで飲んでも食べても制約が無いのは良いのですが、 朝は9時から水分補給禁止なのは堪えます。
朝のドックなら21時過ぎに寝てしまえば良いのですが、昼からのドックは朝起きてからずっと何も口に出来ないのです。
そんなこんなで、ドックが終了して初めて水分が補給できたのは16時。
確かに鼻からの胃カメラは、口からに比べて格段に楽でしたが、次回はもっと早めに予約して、やはり朝からのドックにしてもらおうと思いました。
というわけで、会社は休み。
18時には地元の居酒屋美尋にチェックインです。
まずは生ビール。
身体中に滲み渡ります。
ここはカウンターの上にある大皿料理がとても美味しいのです。
水菜。
スパサラ。
胃カメラで覗いた胃は健康でした。
他の結果はまだわかりませんが、勝手に祝杯です。
今日初めての食事なので、お腹が空いているはずなのに、あまり空腹感を感じません。
お腹が空き過ぎたのでしょうか。
キープしてある三岳のロックに切り替え。
目の前のネタケースには美味しそうな魚がいっぱい。
今朝明石で仕入れたというシラサエビ。
ご常連さんも同じものを考えていたようです。
その方と同じ唐揚げにしてもらいました。
カリッと揚がったシラサエビを塩で。
酒が進みます。
お造りは寒ブリ、しめ鯖、ホタルイカを盛り合わせてもらいました。
脂ののった寒ブリは今食べておかないと。
絶妙な浅締めのしめ鯖。
マスターの出身富山の名産、ホタルイカは酢味噌で。
小上がりのグループの宴会も、鍋ではなく一品のようで、マスターは料理を作りっぱなし。
しかしカウンターの常連さんたちを相手に軽口を飛ばす余裕があります。
実に仕事が早く腕がいいマスターですが、こんな時にその凄さを感じます。
「はいよっ!納豆は混ぜて焼きますか?芯にしますか?」
「芯にしてください、真ん中に入れて」
「味はどうしましょ?薄くつけて巻きましょか?」
「はい、それでお願いします」
メニューに無くても材料があれば作ってくれるのです。
想像以上に素晴らしい納豆出し巻きが得て来ました。
「中が粘ってるから、上手いこと切れへんかもしらんけど」
といいながら見事な包丁さばきで綺麗に切ってくれました。
おかげで、たまごフェチでもあり、納豆マニアでもある私は、素晴らしい断面を撮影することができました。
「薄く味をつけときます」
とマスターが言った通り、少しの醤油と葱と海苔を入れて撹拌したものを芯として巻いています。
このままご飯と一緒に食べれば納豆卵かけご飯に通じる味になるはず。
ゆっくりではありますが、着実に料理を食べています。
やはりネタケースで存在感を示していたイワシを天ぷらにしてもらいました。
天つゆ用の生姜おろしと、粗塩が添えられています。
天つゆで。
粗塩でも。
猪名川の椎茸も一緒に天ぷらで。
ちょうとその椎茸園の方もいらっしゃっていました。
いつもおいしく頂いているので、お礼を。
精神的にはかなり飢えていたのですが、胃はびっくりしていたようです。
もうちょっと食べたかったけれど、満腹信号が出ました。
常連さんにご挨拶し、賑わう店を後にしました。
金曜の夜ですから、もう一杯。
時間はまだ20時半です。
いつものバー、ホワイトラベル。
最初は私だけでした。
後からやってきたKさんからバレンタインのお気持ちを頂きました。
そのKさんが持参した明石の地ウイスキー、あかしをお相伴に。
お店はいつしかお客さんも増え、常連さんやマスターを交えた会話も弾んで気がつけば23時。
睡魔が襲ってきました。
そろそろ切り上げて帰ろう、とスツールを立ちました。
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