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2025年10月3日金曜日

新橋の老舗ガチ中華「四季煲坊(ボウボウ)」のランチ最高値「チンジャオロースのあんかけ鉄板焼きそば」1,200円

 

新橋烏森神社前の路地を抜けた先、赤レンガ通りを右に曲がった右手に「ガチ中華」があります。
店名は四季煲坊(ボウボウ)


そして、中国人ママが大久保佳代子ソックリというのをウリにしているお店でもあります。
それもあって、かつては実に多くのメディアが取材に訪れました。
そう書くと「色物中華」のように聞こえますが、どっこい普通に安くて旨いお店です。


ちょっと刺激的な四川風冷やし中華が一年中食べられるので、「冷や中好き」の私は重宝しています。
店名の四季煲坊の「煲」(ボウ)はMS-IMEのサポート外ですが、「煲(bāo)」は広東語由来の漢字で、主に土鍋料理や煮込み料理を指します。
日本語ではあまり馴染みがないですが、香港や広東地方の料理文化では非常に重要な言葉だそうです。
実際メニューには土鍋料理が定番でラインナップされていて、それが一年中食べられることから「四季煲坊」という店名なのだろうという私の解釈です。
大久保佳代子似のママに確かめたわけではありませんので推測ですが。


いつもは冷やし中華か土鍋料理を頼むことが多い私ですが、今日はチンジャオロースのあんかけ鉄板焼きそば」を初めて頼みました。
1,200円というこの店のランチ最高価格です。


お茶とお新香が先に運ばれてきます。
ビールジョッキでお茶が出てくるので、初めての人は必ず驚きます。
私はいつもウーロンハイを飲んでいるような気分になります。


卵スープも出てきます。


しばらく待って焼きそばが出てきました。
鉄板の上でジュウジュウと音を立てています。
ボリュームも相当です。


まずはスープをひと口。
とのみのある卵スープはいつも温めですが、これは織り込み済み。


たっぷりかかった青椒肉絲の餡の下から焼きそばを引き上げます。
餡が多くて、かなりの抵抗を感じます。


間違いなく美味しい組み合わせ、という期待を裏切らない味。
濃い目の青椒肉絲と焼きそばの小麦感がナイスマリアージュ。
焦げ目を付けた焼きそばを更にアツアツの鉄板にのせてその上から餡をかけているので、熱が閉じ込められています。
慎重に食べないと、大ヤケドをしてしまいそう。


焼きそばの焦げた部分がチンジャオロースの餡のとろみと絡んで次第に柔らかくなっていきます。
このプロセスの変化が、また美味しい。


ヤケドをしないように慎重に食べ進み、無事完食です。
そして相当な腹パン。


かつては甘ったるい偽物杏仁豆腐がデザートで付いていましたが、いつの間にか無くなっていたのがちょっと残念でした。
相変わらずの繁盛ぶりでしたが、さすがに佳代子ママはちょっと老けたと感じました。
私も年を取ったのですから、当然なのですが。。。

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四季ボウ坊中華料理 / 新橋駅内幸町駅汐留駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2025年8月23日土曜日

名古屋伏見の中国料理「香蘭園」はサラリーマンから有名人まで多くのファンを持つ町中華

 

今回の名古屋帰省の締めくくりの晩ご飯は、私の希望で伏見の町中華「香蘭園」
BS-TBSで見た名古屋グルメのローカル番組「デララバ」でこの店が取り上げられていたのを見て、今回是非とも訪れたいと思い、2週間前に予約の電話を入れました。
番組で言っていた通り、2週間後の今日しか予約が取れない人気店です。
予約した18時に訪問。
お店の前には予約の無い順番待ちの方が記名して並んでいます。


お義母さん、妻、次男、三男の5人。
奥の半個室に案内されます。


御園座やヒルトンホテルが近い事もあって、著名人が来ることも多いそうですが、サラリーマンや若者たちも皆平等の扱いを受ける町中華。


テレビでお勧めは確認済みですが、メニューを一通りチェック。


先にドリンクを頼みます。
妻がハンドルキーパーを買って出てくれたので、次男、三男、私は生ビールで乾杯です。


妻が食べたいと希望したイカ団子(700円)。
塩胡椒で頂きます。
プリプリとした食感とイカの風味がナイス。


お店の看板メニュー、ひと口サイズの焼餃子
高倉健がこよなく愛した、と言われています。
一皿400円を四皿頼みました。


ネギやキャベツではなく玉ねぎを使ってその甘みを引き出しているのがミソ。
カリっとした焦げ目と、小ぶりな割にミッシリと詰まった餡が美味しい。


これも妻がリクエストしたネギ頭(700円)。
白髪ネギとチャーシューのピリ辛仕立てですが、もやしも入っています。。
中村勘九郎が好きだそうですが、私はつい地元千葉のラーメン店「かいざん」のネギチャーシューを思い出してしまいました。


私はアルコールはホワイトホースハイボールにチェンジ。


ニラ炒め(750円)もお勧めの料理。
玉子、豚肉、もやしも入った豪華版ニラ玉です。
濃いめの味付けにアルコールも進みます。


糖酢排骨(トウスーパイカ)(1,200円)。
松井秀喜があっという間に四皿食べたという、揚げた排骨(スペアリブ)に黒酢餡をかけた料理です。


これも妻の希望で青椒肉絲(850円)。
間違いない定番ですが、こちらは味は控えめで、ピーマンのシャキシャキ感が際立つ一品です。


餃子が美味しかったので、水餃子(400円)と揚餃子(500円)も発注。


アルコールはよりハードリカーに。
中国酒にします。


紹興酒と書いていないところが謎ですが、二級酒的な味。
これはちょっとイマイチでした。


もう少し頼みます。
定番系から酢豚(1,000円)。
豚肉がたっぷりで、酸味も程よい。


そろそろ締め。
炭水化物のオンパレードです。
「デララバ」でもお勧めだった揚げ焼そば(650円)。
いわゆるかた焼きそばです。
揚げたそばに五目餡がかかっています。
割と濃い目の味付けなので、酢を垂らすと美味しい。


私の強い要望は天津飯(650円)。
関東ではケチャップベースの甘酢あんが主流で、関西の塩ベースのあんはなかなか食べることができません。
名古屋の天津飯は関西文化圏なので、どうしても食べたかったのです。


そして最後はラーメン(500円)。
シンプルな醤油ラーメンにはチャーシュー、もやし、青葱がのっています。
皆でひと口ずつ分けて、無事締めました。


随分飲んで食べた気がしましたが、お会計を済ませてみると15,890円。
一人3,000円でした。
また機会があれば、是非来てみたいお店です。


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香蘭園中華料理 / 伏見駅国際センター駅大須観音駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5