店名は「四季煲坊(ボウボウ)」。
そして、中国人ママが大久保佳代子ソックリというのをウリにしているお店でもあります。
それもあって、かつては実に多くのメディアが取材に訪れました。
そう書くと「色物中華」のように聞こえますが、どっこい普通に安くて旨いお店です。
それもあって、かつては実に多くのメディアが取材に訪れました。
そう書くと「色物中華」のように聞こえますが、どっこい普通に安くて旨いお店です。
ちょっと刺激的な四川風冷やし中華が一年中食べられるので、「冷や中好き」の私は重宝しています。
店名の四季煲坊の「煲」(ボウ)はMS-IMEのサポート外ですが、「煲(bāo)」は広東語由来の漢字で、主に土鍋料理や煮込み料理を指します。
日本語ではあまり馴染みがないですが、香港や広東地方の料理文化では非常に重要な言葉だそうです。
実際メニューには土鍋料理が定番でラインナップされていて、それが一年中食べられることから「四季煲坊」という店名なのだろうという私の解釈です。
大久保佳代子似のママに確かめたわけではありませんので推測ですが。
いつもは冷やし中華か土鍋料理を頼むことが多い私ですが、今日は「チンジャオロースのあんかけ鉄板焼きそば」を初めて頼みました。
1,200円というこの店のランチ最高価格です。
お茶とお新香が先に運ばれてきます。
ビールジョッキでお茶が出てくるので、初めての人は必ず驚きます。
私はいつもウーロンハイを飲んでいるような気分になります。
卵スープも出てきます。
しばらく待って焼きそばが出てきました。
鉄板の上でジュウジュウと音を立てています。
ボリュームも相当です。
まずはスープをひと口。
とのみのある卵スープはいつも温めですが、これは織り込み済み。
たっぷりかかった青椒肉絲の餡の下から焼きそばを引き上げます。
餡が多くて、かなりの抵抗を感じます。
間違いなく美味しい組み合わせ、という期待を裏切らない味。
濃い目の青椒肉絲と焼きそばの小麦感がナイスマリアージュ。
焦げ目を付けた焼きそばを更にアツアツの鉄板にのせてその上から餡をかけているので、熱が閉じ込められています。
慎重に食べないと、大ヤケドをしてしまいそう。
焼きそばの焦げた部分がチンジャオロースの餡のとろみと絡んで次第に柔らかくなっていきます。
このプロセスの変化が、また美味しい。
ヤケドをしないように慎重に食べ進み、無事完食です。
そして相当な腹パン。
かつては甘ったるい偽物杏仁豆腐がデザートで付いていましたが、いつの間にか無くなっていたのがちょっと残念でした。
相変わらずの繁盛ぶりでしたが、さすがに佳代子ママはちょっと老けたと感じました。
私も年を取ったのですから、当然なのですが。。。
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