2022年5月24日火曜日

吉野家新業態店「黒い吉野家」を初訪問。私の知る吉野家とは全く違うファミレス風の不思議な空間は課題山積?


今日のリモートワークランチは三男と二人。
まだ行ったことのない地元の吉野家新業態店に行ってみることにしました。
吉野家 佐倉寺崎店
オープンして3年くらい経つと思いますが、訪問は初めてです。
吉野家と言えばオレンジ色の看板が目印ですが、新業態店は黒い看板が目印です。
吉野家ファンの間では「黒い吉野家」「黒吉野家」とも呼ばれているエクステリア。
郊外型なので、ドライブスルーにも対応しています。


入口のレジで注文して先払いのお会計というシステム。
メニューは定番の牛丼よりも、他のメニューの方が圧倒的に豊富。
牛丼はもちろんですが、丼物のラインナップはすき家を、定食は松屋を意識しているように感じます。
そして、牛丼ではチャージされるご飯の大盛が、定食では免除されるという謎のアンバランス。
吉野家という名前ですが、かなり「らしからぬ」お店という印象です。
迷いだすと切りがないので、私は牛丼並ご飯少な目でオーダー。
ご飯の少な目は同額です。
生卵味噌汁を追加します。
「オレンジ吉野家」でいつも頼むマイセット。


店内は明るく、ファミレスのような印象です。
厨房は隠れているので、牛丼屋の特徴でもあり命である「ライブキッチン」感は全くありません。
ファミレスも厨房は見えませんが、ホール係がいます。
カフェテリアはホール係はいませんが、厨房が見えます。
ここは、レジにしか人がいません。
いったい何なのでしょう。


ドリンクコーナーがありました。
ますますファミレス感が強まります。


最初はファミレスみたいだな、と思いましたが、考えてみればホール係がいないのですから、ファミレスよりも省力化。
セルフサービス型カフェテリアと言った方がいいかもしれません。
牛丼に必須の刻み紅生姜、調味料や、箸もこのコーナーに置かれていますが、この大感染症時代に展開を始めたにしては、ちょっと配慮が足りない気がします。
つい最近役員がとんでもない発言をして解任されただけに、吉野家が本当にカスタマーファーストなのかが気になるところ。


レジでお会計を済ませると、「提供コーナー」と呼ばれるカウンターから料理が渡されます。
しかし、我々が行った時はお客さんも少なかったので、レジで料理を渡されました。
省力化を考えた新業態なはずですが、むしろコストがかかっている気がして、それは、それで奇妙な感じです。


ドリンクコーナーで紅生姜と唐辛子をオンしてからテーブルに持ってきます。
そもそも、テーブルが拭いてあったのかどうか未確認でしたが、時すでに遅し。


あれこれ考えず、とにかく牛丼を頂きます。
生卵をオン。
私は白身も全部入れる派ですが、息子は分離器で卵白を分けていました。


杓文字で生卵に箸入れの儀。


インスタント色の強い味噌汁をひと口。
味噌汁は圧倒的に松屋が旨いのですが、吉野家のインスタント味噌汁もなぜか好きな私です。


牛丼は、もちろん黒でもオレンジでも同じ味。
なんだかんだ言って、牛丼は吉野家が一番好き。
でも、ロットの加減か、肉が通常より固かったのが気になりました。


つゆだくにしてもらうのを忘れましたが、そもそもご飯は少な目ですから、結果オーライのつゆだくでした。


我々の後もお客さんが数組現れて、食事を召し上がっていました。
このスタイルって、どこかに似ているな、と思いましたがサービスエリアのカフェテリアが近い気がしました。
すき家と同じ牛丼のラインナップ、松屋と同じ定食のラインナップを、どちらのお店も対面のライブキッチンでサービスしているのに、なぜ吉野家は、こんなにお客と距離を置く味気ないスタイルにしたのか、疑問は解決しませんでした。

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昼総合点★★★☆☆ 3.1

2022年5月23日月曜日

帰任歓迎ランチは懐かしい汐留「湘坊」で。夏季限定の「油淋鶏のせ冷やしそばとミニ麻婆豆腐ご飯」


6年間に及んだ出向生活を終えて、4月に本社に帰任しました。
歓迎会を、という嬉しいお誘いはあったのですが、コロナ禍で会社の会食制限があったことから、5月となりました。
もちろん、夜は禁止なので、昼、しかも4名以下という制限だらけの歓迎会ですが、とても嬉しい。
場所は、汐留の中華料理「湘坊」(シャンファン)
かつてはちょっとハレのランチの時にちょくちょく行った懐かしいお店ですが、5年間の大阪転勤と6年間の出向を挟んで随分ご無沙汰でした。


コロナ禍ですっかり閑散としているカレッタ汐留ですが、この店だけは賑わっています。
奥の半個室。
別のグループと相部屋となりましたが、偶然にも皆我が社の、しかも同じ部署の社員。
まるで社員食堂のようです。
 

ここに来ると、土鍋の麻婆豆腐か、野菜たっぷりの塩味そばを頼むのですが、ご一緒したN部長が
「あ、油淋鶏の冷しそば、復活してる!これ美味しいんですよ」
と言います。
メニューを見ると、「油淋鶏の冷やしそばとミニ麻婆豆腐ご飯」と書かれています。
どうやら夏季限定のメニューのようです。
しかも名物の麻婆豆腐ご飯がミニサイズで付いています。
私も相乗りして、それを注文。


最初にミニ麻婆豆腐ご飯が出てきます。
ピリ辛の麻婆豆腐は、私の好きな町中華とは違った品の良さがあります。
なんだか、しみじみと懐かしく、そして美味しい。


しばらくして、油淋鶏の冷やしそばが出てきました。
久しぶりの同僚たちとのランチで会話が弾んだせいか、料理がすぐ出てきたような錯覚に陥りました。


ボリュームのある細麺の上に、大きな油淋鶏。
その上から、刻みトマトのソースがかかっています。
ユニークなアイデアの創作料理。
このお店らしく、品も量もあるのが嬉しい。


サクッと揚がったアツアツの油淋鶏と、冷たい麺のコントラストが楽しい一品。
トマトの酸味とソースの甘辛い味もまた、別のベクトルのコントラスト。
これからの暑い季節には、リピートしたくなるメニューです。


1時間のランチで、ノンアルコール。
もちろん会話のボリュームにも気を使います。
すっかりニューノーマルのランチ歓迎会でしたが、温かく迎えてくれる気持ちだけで幸せな気分になります。
新しい同僚たちと、また新しい仕事ができる楽しさを予感させるハッピーなランチでした。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2022年5月22日日曜日

カマス煮干しの裏メニューがあると知って、朝から記名。勝田台の人気行列店「中華ソバ 篤々」で納得の一杯

 

日曜日の早朝、お気に入りの「中華ソバ 篤々」の店主の嬉しいツイートがアップされていました。
今日の限定裏メニュー、通称「裏ニボ」「カマス煮干し」だというのです。
家族みんなが大好きな裏メニューです。

お店のツイートから

7時の記名帳が出される時間を1時間過ぎていますが、チャレンジで名前を書きに出かけます。
今日は妻と長男、三男の4人。
ギリギリ1回転目には間に合わない順番でしたが、2回転目の一番には入れそうです。


改めて11時の開店前に出直します。
既に記名は3回転目を超えていそうです。
お店の前にも10人以上待っています。


11時半前に、2回転目の2番で案内されました。


もちろん全員限定裏メニューの「カマス煮干しと背黒」を頼みます。
もちろん私は煮玉子トッピング


程なく、お待ちかねのラーメンが登場です。


レアチャーシューに赤タマネギ、カイワレ。
彩りも鮮やかです。


トッピングの煮玉子は、たまご好きの私には欠かせません。


まずはスープをひと口。


裏ニボは、この店の定番の煮干しソバと異なり、煮干しの個性が前面に出たもの。
もちろんこのカマス煮干しも例外ではありませんが、見た目の濃厚な色とは異なり、えぐみも苦みもなく、むしろカマスらしい白身の上品な味わいが感じられます。
さすが、これだけの人気店になるだけのことがある店主の創作力。


続いて麺を頂きます。


菅野製麺所の特製中太ストレート。
デフォルト固めの茹で加減は、スープとの相性もバッチリです。


見事なピンク色のレアチャーシューは、実に柔らかく、肉の旨味を感じます。
低温調理で作っているのでしょうか。


チャーシューの陰から刻みタマネギが顔を出します。
これも当店定番の薬味。


煮玉子に箸を入れます。
あわや、丼から飛び出しそうな勢いで、ヒヤッとしました。


その弾力の通り、絶妙な半熟加減がナイス。


長男はあえ玉をオーダー。


私はこの貴重なカマス煮干しスープを飲み干します。


完食完飲です。
家族全員大満足の日曜日のランチした。
店主と奥さんにお礼を告げ、お店を後にします。

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昼総合点★★★★ 4.0