2020年12月25日金曜日

今年最後のラーメンは、リモートワークでお世話になる頻度が増えた勝田台の超人気店「中華ソバ篤々」。全部乗せの「特製煮干しソバ」を年越しそば気分で啜り納め


今日は仕事納め。
クリスマスでもありますが、在宅勤務続きで、全くクリスマス感も、年の瀬感もないまま、今年も暮れようとしています。
ランチは三男と一緒に地元の超人気店「中華ソバ篤々」へ。


今日は12時からのリモート会議が終わってからの訪問だったので、到着は13時前。
順番は5組目です。


20分弱待って、入店の案内。
最近にしては、かなり短い待ち時間です。
あわよくば、と思っていた限定の「裏ニボ」は売り切れていました。


ならば、今年に締めくくりに相応しく、「全部乗せ」「特製煮干しソバ」にします。


息子のアイデアに乗っかった形になりました。


店内にはTRY受賞のポスターが増えていました。
もはや常連となった煮干しソバ部門受賞。
今回の「2020-2021」では、なんと堂々3位となり、それ以降更にお客さんが増えました。


2020食べログ百名店のラーメン部門にも選ばれ、押しも押されぬ超人気名店となりました。


感染症対策がしっかりと施された店内で、待つことしばし。
久しぶりに「特製」とご対面です。


海苔、たたみイワシ、チャーシューなどの具材が、「特製」には更に多く追加されています。


私の大好物の煮玉子も、デフォルトで乗っています。


まずはスープをひと口。
しっかりと煮干しの風味を感じるのに、クリアでえぐみのないすっきりした味わい。
醤油とのバランスも抜群です。
面白いのは、美味しいけれど日によって微妙に味が違うこと。
それは、味がぶれているのではなく、その時々の仕入れた煮干しに合わせて素材が生きるスープに仕上げているからなのでしょう。
だから、何度食べに来ても飽きることはなく、素人の私でもサプライズを感じることができます。


菅野製麺所の中太ストレート麺を啜ります。
今年は会社で仕事納めの納会が出来なかったので、ある意味、年越しそばの気分。


レアチャーシューは、この店の特徴でもあります。
肉の旨味がしっかりとわかる絶妙なバランスの仕上がり。
時間の経過とともに変化する食味食感も、私は大好きです。


特製のみにトッピングされるたたみイワシ。
煮干しソバですから、つながりがある具材かもしれませんが、普通は思いつかないもの。
お麩のトッピングと共に、具材のチョイスに和食出身の店主のセンスが伺えます。


中盤で煮玉子に着手。


箸入れをすると、中は私好みの半熟度でした。


山椒を振って、味変。
そのまま一気に寄り切ります。


もちろん残ったスープは、いつものように飲み干します。


完食完飲。
ごちそうさまでした!


コロナに明け、コロナに暮れた2020年でした。
大好きな居酒屋はもちろん、出社が減って会社の近所のお気に入りのランチスポットにも行けない状況でしたが、逆に地元のお店に行く機会は増えました。
ここ「篤々」もその中の一軒。
土日しか行けなかったお店に、比較的待ち時間が少ない平日のランチで行けるのですから、それはコロナがきっかけでリモートワークが導入されたプラスの面でした。
来年は、どんな1年になるのでしょうか。
とにかく、まずは早くコロナが収束することを願うばかりです。

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昼総合点★★★★ 4.0

2020年12月23日水曜日

今日の「ウーバーお父さん」は「大丸東京店」。家族各々のお好みに応えつつ、私は晩酌用に「なだ万」の「惣菜小箱」

 

今日は仕事帰りに「ウーバーお父さん」を名乗り出ました。
大丸東京店の地下にチェックイン。
LINEで家族に希望を聞き、それぞれのリクエストに応えてデパ地下を巡ります。
私は晩酌用にご飯抜きでおかずだけが食べられる「なだ万」「惣菜小箱」をチョイスします。


薄味で品の良い料理がバランスよく詰め合わされた逸品で、私のお気に入り。
テイクアウトだけに、お値段以上のコスパです。


家に帰って、ひと風呂浴びてリラックスして晩酌の始まり。
鶏飛龍頭赤唐辛子揚げ。
蓮根ツナサラダ和え。
赤魚竜田揚げ。
厚焼玉子。
鶏つくね焼。
丸十蜜煮、蟹風味しんじょ煮。
蕗・牛肉・白滝煮。
巻湯葉。
人参、椎茸旨煮。
小松菜煮浸し。
烏賊風味蒲鉾ほぐし。


ゆっくりとつまみながら、ビールから焼酎へと展開。
家族は各々がお好みの弁当をペロリと平らげましたが、私はゆるりと晩酌を続けます。
12月23日といえば、例年なら忘年会の最後ともいえますが、今年は一度も誰と飲まないまま年が暮れようとしています。
残念ながら、あまり楽しいニューノーマルではありません。
来年こそは明るい年であって欲しいものです。


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テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

こんにちは新橋ランチ④ 豊富なメニューのお魚ランチは、何を頼んでも美味しい割烹「活魚料理ととや」。アーリーチェックインは「ぶり大根」で決まり

 

「こんにちは新橋ランチ」シリーズも4回目。
足掛け20年働いている新橋エリアでこのシリーズをやっていると際限が無くなるので、先日終了した「さようなら虎ノ門ランチ」シリーズ同様、お店のチョイスに縛りをかけることにします。
「さようなら虎ノ門ランチ」は住所を「虎ノ門」に限定し、西新橋エリアを除外しました。
今回の「こんにちは新橋ランチ」は、会社のある東新橋を中心に、JR新橋駅より東、外堀通りより南の、いわゆる汐留~JR新橋駅までのエリアに限定することにします。
そのエリアにギリギリ収まるお気に入りの魚ランチのお店が「活魚料理ととや」です。


ご多分に漏れず、当店の入り口にもアルコール消毒液。
そして、まさかのテイクアウトの案内。
人気の「銀だら西京焼」がお弁当で頼めるという驚きのサービスが始まっていました。


11時半のアーリーチェックイン。
何を頼んでも美味しいのですが、この時間なら売り切れ必至の煮魚が良いでしょう。
今日は「ぶり大根」にします。


カウンターは、椅子を間引き、アクリル板の衝立が並んでいます。
老舗割烹も、ニューノーマルの波には抗えません。
それより驚いたのは、超人気店のこのお店に、ほとんどお客さんがいなかったことです。


いつものように、決まりの突き出しが整ったところで席に案内されます。
ランチとはいえ、手を抜かない老舗割烹の矜持。


今日の小鉢は春雨と野菜の煮物。


ずっと変わらない鰹節の佃煮とお新香。


そして、ランチとは思えない丁寧な仕事の茶碗蒸し。
これが食べたくて通っていると言っても過言ではありません。


そこへメインのお料理が運ばれてきました。
濃口醤油でしっかりと煮込まれた、ぶり大根。


ご飯のレベルも、もちろん割烹のそれ。


もう一つ、食べたくて通っているものがありました。
港区屈指の味噌汁です。


新年を前に、新春大歌舞伎のような豪華な顔ぶれがそろい踏み。


まずは、味噌汁をひと口。
間違いない味に、いきなり感動します。


続いて「割烹ランチ、かくありなん」と得心させる茶碗蒸しへと展開。


春雨と野菜の煮物は、麺好きの私の嗜好にもピタリとはまります。


小鉢類をひと当りしてから、おもむろにぶり大根に箸を付けます。


もちろんオン・ザ・ライス。
濃い目の味付に白いご飯も進みます。


お新香と鰹節の佃煮も、連続オン・ザ・ライス。


ぶりに限らず、魚のお頭といえば目玉。
その眼窩のゼラチンは、私の大好物。


ここで、予定通り味噌汁をお代わり。
厨房の大将も倅も、私の味噌汁コールに驚きもしない日常です。


更に頭の骨周りから、貴重な身をレスキュー。
余すことなくアラを食べ尽くすのが、至高の喜び。
生き物の命を頂くのですから、無駄にしてはいけません。


相当食べ尽くしたつもりでも、まだ美味しい身が出てきます。
ご飯が足りませんが、リバウンドを避けるためにも、お代わりは禁じ手です。


すっかり満腹、大満足のランチ。
烏森の「和楽」なき後、味、値段、サービスともナンバーワンのサラリーマンお魚ランチと言えます。
これからも、お世話になりますので、引き続き宜しくお願いします。

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昼総合点★★★★ 4.0