2020年12月23日水曜日

こんにちは新橋ランチ④ 豊富なメニューのお魚ランチは、何を頼んでも美味しい割烹「活魚料理ととや」。アーリーチェックインは「ぶり大根」で決まり

 

「こんにちは新橋ランチ」シリーズも4回目。
足掛け20年働いている新橋エリアでこのシリーズをやっていると際限が無くなるので、先日終了した「さようなら虎ノ門ランチ」シリーズ同様、お店のチョイスに縛りをかけることにします。
「さようなら虎ノ門ランチ」は住所を「虎ノ門」に限定し、西新橋エリアを除外しました。
今回の「こんにちは新橋ランチ」は、会社のある東新橋を中心に、JR新橋駅より東、外堀通りより南の、いわゆる汐留~JR新橋駅までのエリアに限定することにします。
そのエリアにギリギリ収まるお気に入りの魚ランチのお店が「活魚料理ととや」です。


ご多分に漏れず、当店の入り口にもアルコール消毒液。
そして、まさかのテイクアウトの案内。
人気の「銀だら西京焼」がお弁当で頼めるという驚きのサービスが始まっていました。


11時半のアーリーチェックイン。
何を頼んでも美味しいのですが、この時間なら売り切れ必至の煮魚が良いでしょう。
今日は「ぶり大根」にします。


カウンターは、椅子を間引き、アクリル板の衝立が並んでいます。
老舗割烹も、ニューノーマルの波には抗えません。
それより驚いたのは、超人気店のこのお店に、ほとんどお客さんがいなかったことです。


いつものように、決まりの突き出しが整ったところで席に案内されます。
ランチとはいえ、手を抜かない老舗割烹の矜持。


今日の小鉢は春雨と野菜の煮物。


ずっと変わらない鰹節の佃煮とお新香。


そして、ランチとは思えない丁寧な仕事の茶碗蒸し。
これが食べたくて通っていると言っても過言ではありません。


そこへメインのお料理が運ばれてきました。
濃口醤油でしっかりと煮込まれた、ぶり大根。


ご飯のレベルも、もちろん割烹のそれ。


もう一つ、食べたくて通っているものがありました。
港区屈指の味噌汁です。


新年を前に、新春大歌舞伎のような豪華な顔ぶれがそろい踏み。


まずは、味噌汁をひと口。
間違いない味に、いきなり感動します。


続いて「割烹ランチ、かくありなん」と得心させる茶碗蒸しへと展開。


春雨と野菜の煮物は、麺好きの私の嗜好にもピタリとはまります。


小鉢類をひと当りしてから、おもむろにぶり大根に箸を付けます。


もちろんオン・ザ・ライス。
濃い目の味付に白いご飯も進みます。


お新香と鰹節の佃煮も、連続オン・ザ・ライス。


ぶりに限らず、魚のお頭といえば目玉。
その眼窩のゼラチンは、私の大好物。


ここで、予定通り味噌汁をお代わり。
厨房の大将も倅も、私の味噌汁コールに驚きもしない日常です。


更に頭の骨周りから、貴重な身をレスキュー。
余すことなくアラを食べ尽くすのが、至高の喜び。
生き物の命を頂くのですから、無駄にしてはいけません。


相当食べ尽くしたつもりでも、まだ美味しい身が出てきます。
ご飯が足りませんが、リバウンドを避けるためにも、お代わりは禁じ手です。


すっかり満腹、大満足のランチ。
烏森の「和楽」なき後、味、値段、サービスともナンバーワンのサラリーマンお魚ランチと言えます。
これからも、お世話になりますので、引き続き宜しくお願いします。

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昼総合点★★★★ 4.0


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