2018年12月31日月曜日

2018年の締めくくりは懐かしい天満飲み③ やってはいけない年越しそば。「薩摩っ子 本店」のにんにくラーメンで2019年を迎える


南森町のバーホワイトラベルでマスターや常連さんたちと楽しく懐かしい時間を過ごした後、天満橋駅に向かいます。
そろそろ時刻は0時。2019年は間もなくです。
年越しそばを啜ろうと立ち寄ったのは、東天満交差点角にある、泣く子も黙るにんにくラーメンの元祖 薩摩っ子ラーメン本店


去年に続き懲りない年越しそばですが、今年はまさにカウントダウンを店内で迎えるタイミング。


広い店内は私だけ。いつもは深夜に賑わう24時間営業の店ですが、さすがに大阪天満宮を間近に控え、0時前に初詣の列に並ばずににんにくラーメンを啜ろうという酔狂な客は私だけ。


ラーメンはもちろんにんにく入りをオーダーします。


程なく出てきた豚骨ラーメン。


具は、チャーシュー、もやし、ねぎ、といたってシンプル。


一見普通に見えますが、このスープの底には刻んだ生にんにくがガッツリ沈殿しています。


最初はそのままスープを一口。


続いて麺を啜ります。


チープでジャンクな味が背徳感を高めます。


麺を丼の底からしっかりと攪拌し、沈殿しているにんにくを浮上、均質化させます。
一気に湧き出たにんにく臭が鼻を刺激します。


更に胡椒を振って味変。
そのまま寄り切ります。


時計を見れば、まさに0時。
世の中の大多数の人は、紅白を見終わり、日本蕎麦を啜りながら
「あけましておめでとう!」
とか言っているのでしょう。
いい年をした所帯持ちの私が、今ここでやっていることは、世間の常識からは相当ズレています。
それでも「やっぱり旨かったな」と満足してお会計。


帰りに天満橋から、中之島の大好きな夜景が見られたのが、2019年最初の収穫でした。


初詣客を運ぶため、電車は終夜運転。
実家へ帰る足の心配ありません。
良い年になりますように。





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2018年の締めくくりは懐かしい天満飲み② 毎日のように通った懐かしいバー、南森町「ホワイトラベル」に年末のご挨拶


天満の立ち飲み みき屋でエンジンを温めた後、天神橋筋商店街をぶらぶらと歩きます。
懐かしい店に混じって、新しい店もちらほら。
飲食業界の栄枯盛衰を改めて実感する町です。


大晦日とあって、天神さんの初詣客を当て込んだ屋台も準備に忙しそう。


かつて単身赴任時代に住んでいたマンションのすぐ近くにあるバーホワイトラベルへ。


ほぼ毎日通った私の大切な止まり木です。


いつものようにキープしてあるデュワーズホワイトラベルハイボール


もちろん突き出しのタマゴサンドも変わりません。


大好きなマスターと半年ぶりに再会。四方山話に花が咲きます。


22時も過ぎて、そろそろ帰ろうかと思った頃に、馴染みだった居酒屋のご常連夫妻が現れました。
帰るタイミングを逸したな、と思っていたら、更に懐かしい常連ご夫妻。
単身赴任時代と変わらない長っ尻の自堕落な展開です。


さすがに0時前に切り上げてお会計。
マスターと握手を交わし、かつて住んでいたマンションの前を通り過ぎて帰ります。
もう、このマンションの部屋に帰ることはないのです。





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夜総合点★★★★ 4.0

2018年の締めくくりは懐かしい天満飲み① 立ち飲み「みき屋」で東京スタイルのホッピーと馬刺し


平成最後の大晦日。
単身赴任時代に住んでいた懐かしい思い出の天満で締めくくることにしました。
飲兵衛の町天満とはいえ大晦日に開いている店は限られます。


天満駅すぐの路地裏にある立ち飲み みき屋の、ホッピーの看板に釣られてチェックイン。
私が住んでいた頃には無かったお店だと思います。
大阪にも次第にホッピーが浸透してきたのか、なんだか嬉しい。


大晦日も元旦も営業しているとは、天満の飲兵衛には有難い。


L字のカウンターには、大晦日にも関わらず、私同様懲りない面々が肩を並べて立ち飲んでいます。
実にいい風景。


目の前にはなかなか揃えの良い焼酎の一升瓶。
お値段は、天満の立ち飲み価格。


ドリンクメニューも種類が豊富。


とりあえず黒ホッピーを頼みます。
ナカは二杯分が別で出てきます。
コストコンシャスな大阪人を意識したマーケティングなのでしょうか。


さて、作戦を立てましょう。


レギュラーメニューは安定の総合居酒屋メニュー。


ホワイトボードのメニューもしっかり確認。
お造りもあるようです。


ネタケースにはその鮮魚が。


まずは、熊本県産馬刺盛り合わせをチョイスします。
赤身とタテガミが盛り合わされた一皿。
500円でこれは、なかなかのレベル。


手元のナカをお代わりで注いで、黒ホッピーは二杯目へ。
いいペースです。


私の大好物、厚切りハムカツはマストアイテム。


他のお客さんが頼んでいて美味しそうだった馬すじおでん


良い感じの中盤です。


馬すじおでんは、牛すじとは異なるさっぱりとした食味。
「ビタミンも豊富だよな」
と、場違いなイマジネーション。


ハムカツにはソース。
卓上はウスター一択でした。


テレビのチェンネルは「RIZIN」
ここに来る客は、紅白歌合戦など興味は無いのです。
アルコールはブラックニッカハイボールにチェンジ。


人気のだし巻玉子は、注文を受けてから焼く、一本焼き。
時間かかるけど、やっぱり浪速の味はしみじみ旨い。


これで380円の破格。


最後はプレーン酎ハイ。


締めはとろろ昆布がのった、浪速の湯豆腐


懐かしい浪速居酒屋の味、出汁豆腐です。


しみじみ旨い。


心も身体も温まる久しぶりの天満の夜を楽しみ、幸せな気分でお会計を済ませました。





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