2023年5月26日金曜日

券売機が導入されて早速訪問。家系ラーメンの超人気行列店「千葉家」も平日の夜は狙い目

 

今日は私だけがリモートワーク。
妻は、晩ご飯を作りたくなさそうです。
家族みんなが大ファンの「千葉家」に懸案だった券売機が一昨日導入されたのを奥さんのツイッターで知っていた私は
「千葉家で夜食べようよ。券売機も入ったらしいし」
と妻を誘います。


お店に着いたのは18時半。
行列は10人ほどで、土日のランチとは大違い。
これなら御の字です。


先に食券を購入するシステムという貼り紙が入口にありました。


ラーメン屋の券売機は別に珍しくもないのですが、長年奥さんの超人的な暗記オーダーだったお店だけに、券売機で購入する勝手の違いに緊張すら覚えます。
そもそも家系ラーメンの一択なので、ボタンは麺量の違いとトッピングのみ。
いたってシンプルなデカボタン。
店内のメニューがそのままボタンになったということです。
ラーメン並中盛ライスのボタンを押します。
ジャスト2,000円。


麺の固さや味の濃さ、油の量などまでボタンで選ぶはずがないと思っていた私は、自分の予想通り券面に選択肢が印字されているのを見て、思わずニヤリ。
オーダーの時にバイト君がこれにボールペンで丸印でも付けるのかな、と思っていたら、入店の前に奥さんが現れ
「固め、油少なめですね!」
といつもの記憶力で対応。
覚えてるから、書くより早いのでしょう。
ただ、少なくともバイト君でも対応できる仕組みになったので、奥さんは相当負荷が減ったはず。


10分ほどで入店し、カウンターに着席。
やはり平日の夜は早い。
程なくラーメンが運ばれてきました。
天才的な記憶力の奥さんですが、案の定、中盛を私の前に置きました。
誰が中盛か、までは言っていなかったのです。
実は中盛を頼んだのは妻。


胃袋を刺激する豚骨スープの良い匂い。


私は並盛にした代わりにライスを頼んだのです。


まずはスープをひと口。
本牧家系のスープは、豚骨の旨味を引き出しながらも、臭みやえぐみを感じさせないもの。
先日閉店した師匠の店を超えるとの評判もあるくらいですが、私は残念ながら本牧家には行けず仕舞いなので、比較のしようがありません。
とはいえ、客観的に言って、相当旨いスープです。


続いて麺を引き上げます。
濃厚な豚骨スープを纏う、家系ラーメン定番の酒井製麺の極太麺。
私はやっぱり固めが好き。


海苔の陰からチャーシューも姿を現します。


ライスは、もちろんオン・ザ・ライスのため。
妻が目の前の中盛に没頭している間に、私はこっそりとライスに麺をのせます。
これは妻が嫌いな食べ方だからですが、これこそがラーメン屋でライスを頼む真意だと私は信じています。


中盤で味変。
卓上の生ニンニクとショウガをオン。
今日は金曜日なので、多めに入れても大丈夫です。


妻が気が付かないのを良い事に、私は更に大胆に海苔の頬かむりでラーメンライスを堪能。
しかし、ラー茶は我慢しました。
見つかったら怒られそうだからです。


飲み干したい程旨いスープですが、さすがにそれは我慢しました。


お店に着いてから30分と経たずに食べ終わりました。
今までは帰りにお会計だったのですが、券売機になったのでそれもなくなりました。
奥さんの負荷は、ここでも相当減ったはずです。
我々が店を出て10分もしないうちに、麺切れ閉店のツイートがありました。
ギリギリのタイミングでした。


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夜総合点★★★★ 4.5

2023年5月25日木曜日

レイトランチで懐かしい虎ノ門「ガン爺」へ。12時半でほぼオーラスの絶品カレー

 

今日のランチは虎ノ門。
かつて出向先の事務所が虎ノ門にあり、その頃丁度新橋からまるで私を追いかけるように移転してきてくれた「カレーの店 ガン爺」
もっとも、私が新橋の本社に戻っても、ガン爺は戻ってきてくれませんでしたが(笑)
行列は12時半で10人ほどですが、織り込み済みの長さ。
むしろ私の想定よりは短いくらい。


値上げのお知らせがありました。
久しぶりに来たので、値上げからひと月半も経っていました。


10分ちょっと並んで、券売機までたどり着きました。


ワンパターンですが、ランチのチキンムガール小盛辛口で
トッピングがゆで玉子というのも、ワンパターン過ぎますが、これがいいのです。


食券をガン爺(店主)に渡し、カウンターに座ったと思ったらすぐにカレーが出て来ます。


このボリュームでサラダも付いて1,100円ですから、やはりコスパの良いお店。


ゆで玉子はカッターでスライスされています。


チキンムガールは、プリプリのスパイシー炒めチキンがゴロゴロ。
もも肉なので柔らかくジューシーなのも委細承知。


卓上のピクルスをオンして、準備は整いました。


辛口にしてもらったルーをかけて、頂きます。


スパイシーなルーにプリプリのチキンムガール。
もちろんチキンもスパイシーな味付で、ガン爺オリジナルの「異次元のカレー」。


中盤で「三種の神器」に手を伸ばします。
卓上にあるガラムマサラ、うこん、香りのスパイスです。


たっぷりと振りかけて、更に刺激的に味変。


チキンムガールの美味しい炒め汁を残すわけにはいきません。
余さず器からルーにカレーに掛け回します。


もちろんスパイスもたっぷりと振って。
ライスは少なめなので、終盤はかなりのつゆだくですが、それがまた旨い。


久しぶりのガン爺を堪能。
私が食べ始めた直後の12時45分で閉店。
相変わらずハードルの高いお店です。


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昼総合点★★★☆☆ 3.7

2023年5月23日火曜日

虎ノ門の幻の人気店「港や」リスペクト系の汐留「さやか」。店主の思いが伝わるお店

 

カレッタ汐留に、今は無きあの虎ノ門の行列の人気店「港や」のリスペクト系の店が出来ました。
数週間前に来た時はランチタイムのピークで行列が凄かったので見送りました。
出社日が少ないこともあって、本日ようやくの訪問です。
行列を避けて、11時半の開店直後にチェックイン。


「さやか」という蕎麦屋らしからぬネーミングの由来を知りたいものです。


入口の券売機は、今風のタッチパネル。


若干選択に手間取りましたが、無事注文。


冷やし肉そば半熟たまごトッピングです。


モノトーンの店内。
ブラックを基調とした無機質な空間は、たしかに「港や」を思い出させます。
食券を購入するとすぐにカウンターがあり、そこで蕎麦を受け取るスタイル。


カフェテリアスタイルで、お盆に半熟玉子とつけ汁を受け取り、蕎麦を待ちます。


リスペクト系だけに、店内の暗さも大きな大理石風のテーブルもそっくり。
蕎麦屋としては相当贅沢な作りです。


蕎麦が隠れるほどのたっぷりの海苔も、リスペクト系。


つけ汁はどんな味に仕上がっているのか、気になります。


半熟玉子は80円。
「港や」は生卵食べ放題だったことを思えば、そこは大きな差があります。
もっとも、昨今のたまご価格のの高騰を思えば、やむなしか。


その半熟玉子(温泉卵のようです)を蕎麦にオン。


海苔の下の蕎麦を引き上げ、早速頂きます。
蕎麦を引き上げる時に、たっぷりの海苔の下から胡麻と豚肉が姿を現します。


少し甘みを感じるラー油の効いたつけ汁に蕎麦を潜らせて啜ります。


豚肉も甘辛ないい味がついています。


卓上の唐辛子を振って、味変。


半熟玉子に箸を割り入れます。


その玉子を蕎麦に絡めて。
「港や」の生卵食べ放題とのギャップが、やはり残念なのは、私が大のたまご好きだからでしょうか。


最後は蕎麦湯で締め。


店主の「港や」への熱い思いはよく伝わるお店でした。
味も悪くありません。
でも、元銀行マンの「港や」店主が、サラリーマンにお腹いっぱいお蕎麦を安く食べて欲しと思って作った店をリスペクトするならば、場所は汐留ではない気がしました。

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昼総合点★★★☆☆ 3.2