2018年3月10日土曜日

三泊四日香港B級グルメ旅③ 天后の「華姐清湯腩」。牛バラ麺が評判のお店で雲呑と酔っ払い鶏も頼んで持ち込みの缶ビールで乾杯

MTRに乗って天后に来ました。
晩ご飯も麺。
地下鉄の出口からほど近い、牛バラ麺が評判の華姐清湯腩(Sister Wah)へ。


ガラス越しに覗くと遅い時間なのに繁昌しています。
香港の人はお昼も夜も食事の時間はフレキシブルなのかと思ってしまいます。


入口横の厨房の窓には、お店の紹介記事がたくさん貼られています。
かなりメディアでも評判のようです。


お店に入ってビールの有無を確認。
予想通り置いていなかったものの、持ち込みしても良いと店員さんに確認を取り、向かいのセブンイレブンで缶ビールを購入して持ち込みました。


順調に滑り出した香港旅行に乾杯!
やっぱり日本人には必要なセレモニー。
酒税の関係で日本より遥かに安いアサヒスーパードライです。


メニューをチェックします。
ちょっと翻訳が変ですが日本語もあるので助かります。


もちろん一番人気の牛バラ麺(清湯牛腩粉)を頼みました。
麺の種類は標準の麺の他、湯粉(幅広麺)、米(ビーフン)から選べます。
私はスタンダードな香港麺をチョイス。


あっという間に出てくる高速サービスが嬉しい。


まずはスープをひと口。
クリアな清湯は、ランチで食べたお店とはまた異なる味わい。
一見同じように見えて、店ごとに個性があるとわかります。
もちろん具材の味が滲み出して変化していることもあるのでしょう。


牛バラ肉は口の中でトロトロになるほど煮込まれて柔らかくなっています。


麺は独特の歯ごたえのある食感。
日本のラーメンと異なり、絡まって塊になってしまうので、「啜る」という感覚よりは「食べる」という感覚。


せっかくビールを飲んでいるので、おつまみも頼みました。
酔っ払い鶏(酒味醉雛)
”Drunken Chicken”という英語表記が面白い。


紹興酒に生姜や大蒜などを入れて漬け込んだ鶏肉。
柔らかくジューシーで、特に皮の食感が美味。


ワンタン(淨菜肉雲吞)を頼みました。
巨大な水餃子のようです。


テーブルの上は一気に賑やかになりました。
お酒を飲むなら、こうでないといけません。


雲吞はレンゲからはみ出しそうな大きさ。


餡はかなり青菜の比率が高いものです。


スープは麵と共通の清湯なのでしょうが、煮込むことで具材の味が滲み出して変化しているように思えます。
そのあたりは麺と同じ現象なのかもしれません。


料理はどれも美味しく、ビールも飲めて、大満足の晩ご飯となりました。
お会計はHKD252。
今日は飛行機で疲れたので、ホテルに帰ったらシャワーを浴びて早めに就寝しましょう。





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華姐清湯腩中華麺(その他) / 天后 ティンハウ)
 
夜総合点★★★☆☆ 3.4

三泊四日香港B級グルメ旅② 中環の「泰昌餅家」。人気のエッグタルトを女子的に店先でインスタ映え

無事に香港一食目を灣仔の永華麺家でグリアした後、トラムに乗って中環へ。
観光を兼ねて中環から上環へと山沿いを歩きます。
ミッドレベル・エスカレーターの近くにはお洒落なカフェやバーが立ち並び、欧米人の姿を多く見かけます。


そんなエリアを散策していると、ちょうどお目当てのスイーツ屋の目の前。


泰昌餅家(Tai Cheong Bakery Central)


香港で一番美味しいと評判のエッグタルト(蛋撻)


一人一個購入しました。


早速頂きます。
エッグタルトは出来立てが美味しいといいます。
今私たちが買ったものが出来立てかはわかりませんが、ホテルに持って帰って食べるのは遅すぎます。


お店を背景にインスタ映えのショットを一枚。


早速お店の前で頬張ります。
実に女子的な振る舞い。


たまご好きの私にはたまらない濃厚なたまごの風味。
プルプルの食感もプリンやシュークリームとは似て非なる味わい。
タルトのサクサク感とのコントラストがいい感じです。
これは旨い。


コーヒーが飲みたい気分ですが、立ち食いではそうもいきません。
この後は地下鉄に乗って、晩ご飯を食べに行きます。




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夜総合点★★★☆☆ 3.5


三泊四日香港B級グルメ旅① 灣仔の「永華麺家」。香港一食目となるレイトランチは人気の海老雲呑麺で幸先の良いスタート

今日から三泊四日で香港旅行。
妻と三男の三人でB級グルメを食べ尽くす企画です。
もちろん食費だけでなく旅費もローコストでLCCをチョイス。


朝早くに成田空港を出発し、香港国際空港に到着。
20年ぶりの香港は、ゲートウエイも様変わり。


日本で申し込んでおいたMTRのチケットをピックアップして市内行きの高速鉄道に乗車します。


綺麗で乗り心地も快適な列車は、30分とかからずに香港駅まで連れて来てくれます。


無料巡回シャトルバスで灣仔のホテルに到着。


チェックインを済ませて行動開始です。


ホテルの目の前のHennessy Rd.を東へ歩きます。


ワンブロック先にある永華麺家(Wing Wah Noodle Shop)


入口脇が厨房という、香港の食堂ではよくあるスタイル。


出国に時間がかかり、お店に入ったのは16時近かったのですが、ほぼ満席。
昼ご飯でも晩ご飯でもない時間ですが、ローカルの皆さんは食事を楽しんでいます。


麺家といいながら、メニューは豊富で日本で言う大衆食堂的ラインナップ。


卓上には各種調味料。


大根の漬物も。


ここは海老雲呑麺(鮮蝦雲呑麵)が名物。
もちろん全員それをオーダーしました。


細くてゴムのような食感が特徴の香港麺。


具を入れてから麺とスープを入れるのは、日本とは逆のスタイル。
箸を入れてひっくり返すと底から海老雲呑が出てきます。


早速麺を啜ります。
この独特の食感が私は好き。


雲呑も食べてみます。


中には小海老が丸ごと入っています。
プリプリで、海老の風味もダイレクトに感じます。


クリアな清湯(シャンタンスープ)は、いかにも中華らしい。


注文したカイラン(芥藍)
オイスターソースがかかった香港食堂の定番です。


麺にのせて。
これは相性が良い。


中盤に卓上の辣油で味変。


丼は小ぶりですが、具も多く、麺もみっしりなので、結構お腹が膨れます。


なんとか完食完飲。


お会計はHKD162。
香港一食目から美味しい麺が食べられて、幸先の良い旅の始まりとなりました。





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昼総合点★★★☆☆ 3.4