晩ご飯も麺。
地下鉄の出口からほど近い、牛バラ麺が評判の華姐清湯腩(Sister Wah)へ。
ガラス越しに覗くと遅い時間なのに繁昌しています。
香港の人はお昼も夜も食事の時間はフレキシブルなのかと思ってしまいます。
入口横の厨房の窓には、お店の紹介記事がたくさん貼られています。
かなりメディアでも評判のようです。
お店に入ってビールの有無を確認。
予想通り置いていなかったものの、持ち込みしても良いと店員さんに確認を取り、向かいのセブンイレブンで缶ビールを購入して持ち込みました。
順調に滑り出した香港旅行に乾杯!
やっぱり日本人には必要なセレモニー。
酒税の関係で日本より遥かに安いアサヒスーパードライです。
メニューをチェックします。
ちょっと翻訳が変ですが日本語もあるので助かります。
もちろん一番人気の牛バラ麺(清湯牛腩粉)を頼みました。
麺の種類は標準の麺の他、湯粉(幅広麺)、米(ビーフン)から選べます。
私はスタンダードな香港麺をチョイス。
あっという間に出てくる高速サービスが嬉しい。
まずはスープをひと口。
クリアな清湯は、ランチで食べたお店とはまた異なる味わい。
一見同じように見えて、店ごとに個性があるとわかります。
もちろん具材の味が滲み出して変化していることもあるのでしょう。
牛バラ肉は口の中でトロトロになるほど煮込まれて柔らかくなっています。
麺は独特の歯ごたえのある食感。
日本のラーメンと異なり、絡まって塊になってしまうので、「啜る」という感覚よりは「食べる」という感覚。
せっかくビールを飲んでいるので、おつまみも頼みました。
酔っ払い鶏(酒味醉雛)。
”Drunken Chicken”という英語表記が面白い。
紹興酒に生姜や大蒜などを入れて漬け込んだ鶏肉。
柔らかくジューシーで、特に皮の食感が美味。
ワンタン(淨菜肉雲吞)を頼みました。
巨大な水餃子のようです。
テーブルの上は一気に賑やかになりました。
お酒を飲むなら、こうでないといけません。
雲吞はレンゲからはみ出しそうな大きさ。
餡はかなり青菜の比率が高いものです。
スープは麵と共通の清湯なのでしょうが、煮込むことで具材の味が滲み出して変化しているように思えます。
そのあたりは麺と同じ現象なのかもしれません。
料理はどれも美味しく、ビールも飲めて、大満足の晩ご飯となりました。
お会計はHKD252。
今日は飛行機で疲れたので、ホテルに帰ったらシャワーを浴びて早めに就寝しましょう。