2024年4月22日月曜日

【人間ドック明けの空腹にガッツリランチ。「キッチン南海 神保町店」に開店前に並んで名物カツカレーに生卵トッピング】

 

今日は人間ドックでした。
昨日の21時で食事もアルコールも絶ち、朝から腹ペコです。
検査が終わって、11時前に解放されました。
病院があるのは駿河台。
「野に放たれたトラ」と化した私は、この界隈に犇めくカレーの名店の中からチョイスして人間ドックのラマダン明けのランチを食べることにします。
向かったのは、駿河台下の「キッチン南海」
開店15分前の11時にお店に到着すると、すでに20人ほど並んでいます。


一回転目に入れなかったのは織り込み済み。
二回転目を待つ我々にに向けて、ホール係の女性が注文を聞いて回ります。


私は名物のカツカレー生卵トッピングをオーダーします。
注文を聞いた女性は、今時珍しいプラスチックの食券プレートを箱に仕分けて入れていきます。
狭い混雑店の複雑な注文を効率的にこなす、まさにノウハウ。


I字カウンターが背中合わせに二列。
一回転目で黙々と食事を摂取するお客は男性ばかりですが、私の後ろには女性お一人様もちらほら。


私の順番もようやく回ってきました。
並び始めて30分で入店です。


着席して、卓上に置かれたメニューを眺めながら、
「これを見て注文する人がいるのだろうか」
とボンヤリ考えているうちに、トッピングの生卵がカウンターに置かれます。


程なくお待ちかねのカツカレーも出て来ました。


巨大な黒い湖に浮かぶ島のようなビジュアル。


その黒い海に生卵をドロップイン。


更に揚げたてのカツにスプーンを入れます。


カレーの色は真っ黒ですが、辛くはなく、むしろ甘さすら感じます。
カレーと言うよりは、ドミグラスかグレイビーソースと思うような個性的なルー。
10種類ほどのスパイスと小麦粉を焦げ目が付くまでじっくりとローストして、それを豚コマ肉とタマネギとともに、寸胴鍋で煮ては冷ますという工程を、肉やタマネギの形がなくなるまで3度繰り返すといいますから、相当手間がかかっています。
揚げ立てのサクサクのカツとの相性も抜群です。


生卵にスプーンを入れで攪拌します。
カレーとタマゴは完璧なマリアージュ。
そこに揚げたてのカツとくれば、各方面から賛同を得ようというものです。


カツの下にはどっさりとキャベツ。
卓上のドレッシングに手を伸ばし、更に福神漬けもしっかりのせてから本格的に食べ始めます。


黒海のようなルーと生卵、とんかつ、キャベツ、福神漬けと、さながら洋食曼陀羅のようです。


ソースに絡めつつ食べ進みますが、見た目以上に意外と量があります。


あと少しというところで腹パン。


「追い福神漬け」の力を借りて、なんとか寄り切りました。


同じ神保町の神田すずらん通りにあった本店は、コロナ禍の2020年6月、建物の老朽化のために54年間という長い歴史に幕を下ろしましたが、そのほぼ1カ月後に、のれん分けの独立店としてこちらがオープンしました。
店を仕切るのは20年以上本店の料理長を務めたオーナシェフ。
叔父にあたる創業者と共に築き上げた往時の本店の味をそのまま味わうことができるので、ファンも足繁く通い続けるのだろうと実感しました。

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昼総合点★★★☆☆ 3.6

2024年4月15日月曜日

【自家製麺の人気店、佐倉「麺処 丹治」へ。塩ラーメンと細麺の組み合わせを初トライ】

 

今日は在宅勤務。
妻と外食ランチをすることになりました。
ラーメンが食べたいと言うので、久しぶりにJR佐倉駅近くの「麺処 丹治」に行くことにします。


入口で食券を購入します。
妻は定番でこの店の名物鶏白湯醤油ラーメン、私は初めて頼む塩ラーメン味玉トッピングです。


自家製麺がウリのお店で、三種類の面から選べます。
手もみ麺を頼みがちなので、今日は細麺にしてみます。
妻は定番の手もみ麺


今日は厨房にご主人がいないようでした。
出来上がるまでしばし待ちます。
先に鶏白湯醤油ラーメンが出てきます。


追いかけるように私の塩ラーメンもカウンター越しに供されます。


薄切りですが大きなチャーシューとネギ、貝割れ、海苔、お麩、そしてトッピングした味玉という具材。


まずはスープをひと口。
「モンゴル産の岩塩と沖縄産の天塩をブレンドし、あさり・ほたての旨みを掛け合わせた渾身の塩ダレ」というお店の口上です。
それほど塩の主張は強くなく、醤油ラーメンの塩寄りといった印象。
割と濃厚です。


続いて麺。
細麺はストレート。
小麦の風味がしっかり感じられて美味しい。


「餃子が食べたい」
と珍しく妻がサイドオーダー。
二人でシェアします。
これは家庭的にフライパンで焼いていました。


私は酢胡椒で。


餡は野菜多めでシャキッとした食感。


トッピングした味玉は、いい塩梅の半熟でした。


お店には続々とお客さんがやって来て、いつの間にか満席。
車でないと来れない場所なのですが、皆さん慣れたように注文されるので、地元の固定ファンと思われます。
サクッと食べてお店をでます。
外は早くも初夏の陽気です。

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昼総合点★★★☆☆ 3.2

2024年4月10日水曜日

【クイックランチは新橋駅前第1ビルの人気ランチスポット「正味亭 尾和」の人気定番メニュー「ナスカレーと昭和カレーの合いがけ」に生卵トッピング】

 

今日はこの春何度目かの寒の戻り。
13時から打ち合わせがある同僚のN君に配慮して、近場でクイックランチ。
新橋駅前ビル1号館2階の人気ランチスポット「正味亭 尾和」をチョイスしました。


かつてはバリューのある定食が人気でしたが、今はラーメンとカレーのみ。
今日は定番の「ナスカレーと昭和カレーの合いがけ」にします。
もちろんたまご好きの私は生卵トッピング


12時過ぎでしたがオオバコなので待たずに入店。
しばらくして料理が運ばれてきました。


昔ながらのレトロな味の昭和カレーと、今は無き東銀座の喫茶店の伝説の料理、激辛ナスカレーの合いがけです。


塩キャベツの胡麻和え付き。


ここは生卵もいい食材を使っているのでトッピングを頼む価値あり。


卓上のピクルスをのせて、準備は整いました。


ライスのセンターに窪みを作り、生卵をドロップイン。


卵黄にスプーンを入れます。
この瞬間が嬉しい。


そのままナスカレーと絡めて、辛さと甘さのフュージョンを楽しみます。


昭和カレーともマリアージュ。


卓上には様々な辛味スパイスが置かれています。
チリペーストのハリッサの他、唐辛子や辣油など辛くなりそうなものを片っ端からナスカレーにかけます。
激辛と言いながら、ここのナスカレーの味に慣れてしまったので、物足りなくなって刺激を求める私です。


久しぶりに店主に会いました。
脱サラ前は、私の部署の部員だっただけに、フランクな会話。
飲食は人手不足が切実な問題なのがよくわかりました。
厳しい経営環境ですが、頑張って欲しいと思います。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5