地元
南森町の止まり木
バーホワイトラベルでご一緒するH夫妻。
最近タイミングがずれてご無沙汰していましたが、
「飲みにいきませんか」
とお誘いがあり、この日の飲み会となりました。
いつもは地元の居酒屋なので、今日は私の会社の近くのランチスポット
旬菜織部へご案内することにしました。
私のブログに頻繁に登場するので、ご夫妻も気になると聞いていたからです。
まずは
生ビールで乾杯。
突き出しが三種。
厚揚の野菜あんかけ。
つい先日ランチに出てきて美味しかった料理。
鯵南蛮。
しらすおろし。
ここは夜も使い勝手が良く、お料理はおつまみ系からおかず系まで幅広く取り揃えています。
マカロニサラダ。
Hさんがリクエストした
レンコンとミンチのはさみ揚。
これは皆が絶賛する旨さ。
三人ともよく飲みますので焼酎をボトルで入れました。
神の河。
間違いなく今日中に無くなります。
こちらは奥さんが頼んだ
鶏砂ぎも塩焼。
私はここの
ちくわの天ぷらが好き。
ご夫妻にも食べていただきたくて注文しました。
マヨネーズをつけて。
ここに来たらもちろん
出し巻です。
ご夫妻もランチのブログ記事でお馴染みですが、もちろん食べるのは初めて。
たっぷり出汁が入ったアツアツフワフワ。
奥さんが興味を示した
豚の生姜焼き。
ランチでも好きなメニューです。
山盛の刻み
キャベツを包むように
薄切りの豚肉が。
ご主人は
鯵のフライ。
二尾を三人で。
カレーコロッケも付いてきました。
なんだかランチのようです。
タルタルソースはお好みで。
もちろんソースでも。
お腹いっぱいになりました。
私は前半水割りでしたが後半はご夫婦と同じくロックで。
私より10才ほど上なのに実に健啖です。
二時間半ほど飲みました。
かつて
堂島で働いていたH夫妻は、
堂島小学校卒業のマスターと堂島今昔物語。
堂島に来て二年半の私はさすがについていけません。
近鉄堂島ビルが昔はボーリング場だったとか、かつて
毎日会館があった
エルセラーンに
インデアンカレーがあって、
「かけ、全卵」なんて頼み方をしたとか、
ドーチカがオープンした時に、今は厨房を切り盛りする当時小学生だった妹さんがパレードに参加したなど、話は尽きません。
私はただ感心して頷くばかり。
しかも若々しいマスターは、実は私よりも年上、H夫妻との間ぐらいだと知り、それにも驚きました。
H夫妻はすっかりマスターとも親しくなりました。
帰りはマスターが一階までお見送り。
梅雨入りでひんやりとした
大阪の夜、二軒目を目指して
出入橋から
新地へと歩きはじめました。
「せっかく
新地にいるから、この界隈で飲みませんか」
とH夫妻。
「トラディショナルなバーに行きませんか?
サンボアとか」
という私の提案に
「だったら
BAR 山上に行きましょうよ」
と奥さん。
実はこのお店は
新地本通りと
堂島上通りの間にあって、私の朝晩の通勤路に面してあるお店。
ずっと気になっていたので、いい機会です。
レンガ張りに美しいステンドグラスが重厚で大人の雰囲気を醸し出しています。
店内は想像通り落ち着いた雰囲気。
長いカウンターはしっかりと磨かれています。
やはりレンガを使った内装です。
木との調和が柔らさを感じます。
ドア一枚を隔てて、
新地の喧騒が嘘のように静かです。
コースターもステンドグラスのデザイン。
2007年創業とありますが、この場所には2009年からだそうです。
もちろん私の転勤前。
飲み物を作っていただきます。
私は
メーカーズマークのソーダ割り。
奥さんは
モヒート。
ご主人は
オールドパー。
ボトルと一緒に一枚。
店の雰囲気がうまく伝わるでしょうか。
本日二度目の乾杯。
ナッツをアテに、ゆっくりと
ハイボールを舐めます。
目の前にオープンリールがありました。
アンプは真空管。
「まだ現役なんですよ」
とマスターが電源を入れてかけてくれました。
店の中は更に柔らかく温かい空気に包まれます。
この方がマスター。
温厚で控えめなバーテンダーの鏡のような物腰。
多くを語らず、お客と酒との自分との間合いの測り方もお見事。
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撮影・掲載許可済み |
H夫妻も久しぶりの訪問だったそうです。
ゆるりとした時間を過ごし、マスターに表まで見送って頂いて、私たちは
新地本通りの雑踏へと分け入りました。
「車を拾って帰りましょうか?」
と私。
「あ、ちょうどご紹介したいお店がすぐそこにあるんですよ。絶対お好きな店だと思うんです。ちょっとだけ行きましょう」
と
永楽町通りの角にある
季節一品料理つねという看板の店へ。
階段を地下に降りていきます。
10人も入ればいっぱいの小さな店。
相当な歴史を感じます。
「ここはね、お魚が美味しいんですよ」
とH夫妻。
「お値段もちょっといいんだけどね」
小料理屋、という分類なのでしょうか。
もうお腹はいっぱい。
ご主人もネタの片付けをしていたところなので、料理は頼まずに
冷酒を。
本日三度目の乾杯です。
温泉玉子が突き出しで出てきました。
卵好きの私にとって、これは別腹。
見事な黄身の色。
ご主人は
佐賀県唐津の出身。
「よかばい」という佐賀弁の話しぶりから、ご主人の実直な性格が伺えます。
名刺を渡して
「宜しくお願いします」
とご挨拶すると、私の会社の社員の名前がいくつか出てきました。
その中のひとり、A部長は先日
東京に転勤しましたが、私とは
お初天神の小料理屋でもニアミスした仲。
好みが似ているのでしょう。
明日、メールして聞いてみよう。
締めに、と作っていただいた
シジミ汁。
ずっと外飲みが続いている私の肝臓はかなりお疲れかもしれません。
オルニチンの力が必要です。
ご主人がわざわざ表まで見送ってくださいました。
ご丁寧にご挨拶してくださるご主人に恐縮しつつも、こちらもお礼を述べてお別れ。
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撮影・掲載許可済み |
木曜日の22時半。
新地はまだ宵の口なのでしょうか。
私たちは
国道2号線を渡ってタクシー乗り場に向かいました。
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