東に近付くに連れて雨脚は強まり、東京駅に着いたときはかなりの土砂降りでした。
しかし私は真っ直ぐ留守宅には帰らず、総武快速線で船橋へ。
久しぶりに最愛の居酒屋で一人酒を飲みたかったからです。
京成船橋駅南の繁華街、狭い路地の一角にある大衆酒場一平。
ネットの影響なのか、私が通い始めた頃よりも随分と人気が出て若い男性や女性客もチラホラ。
本来は私のような中年サラリーマンのための店なのですが、お店にとって、繁昌はいい事です。
この大雨の影響なのか、幸い今日はすんなり入ることが出来ました。
席に座ってまずホッピーを注文。
この一杯のために、今日は新幹線でも禁酒して来たのです。
大阪では滅多にお目にかかれないホッピー。
私の東京下町居酒屋巡りでは、欠かせない相棒です。
そして最初はもつ煮込み。
一平といえば、これ。
煮込み豆腐と一緒に食べると尚旨いのですが、今日は一人なので胃袋のスペースを確保するために見送りました。
好物の光モノから鯵刺し。
生姜をたっぷり付けて。
ホッピーはナカをお代わり。
この作業が、なんだか子供の工作みたいで楽しい。
お客さんはいつの間にか満員。
いいタイミングで入れたようです。
壁面いっぱいのメニューを眺めながら、次の一手を考えるのも楽しみの一つ。
数あるメニューから厚揚焼きを頼みました。
たっぷりのネギと生姜に醤油を掛け回して。
ホッピーの次はハイボール。
この店ではボールという符牒で呼ばれます。
世間ではハイボールというとウイスキーを思い浮かべますが、東京の下町居酒屋ではこちらが正統ハイボール。
もともと酎ハイとは焼酎ハイボールの略称で、高価なウイスキーハイボールの代用飲料として生まれた歴史があるからです。
卵好きの私としては、やっぱり卵料理は一品食べたいところ。
今日はニラ玉。
表面は綺麗に焦げ目無く包み焼き、中は絶妙のフワトロです。
ハイボールはダブルでお代わり。
ほぼロック状態です。
締めに頼んだカブのお新香。
もちろん味の素を多めに振ってもらって。
醤油を少し垂らして、一切れ口に放りこんでは、ダブルのハイボールを舐めます。
お腹も膨れて酔いも回ってきました。
そろそろ潮時かな、とお会計。
外に出ると一段と雨は激しくなっていました。
京成線は大雨と人身事故の影響でダイヤは大幅乱れ。
人で溢れかえるホームの中で、最愛の居酒屋と久し振りに対面した私だけが幸せな気分だったでしょう。
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