2025年7月17日木曜日

昆布水つけ麺の看板に惹かれて禁断の締めラーメン。東南アジア風の店構えとのギャップがユニークな住吉の「Japanese Ramen マンちゃん」

 

「生樽ホッピー 美好」で旨い生ホッピーを飲もうと住吉駅から向かう途中にド派手な看板を見つけました。
「Japanese Ramen マンちゃん」
東南アジアの食堂のような外観に興味を持ち、美好生ホッピーを飲みながら検索をしてみると、なんと麺処ほん田の流れを汲む浜松町の八ちゃんラーメンで修業したベトナム人の店長らしい、という情報に辿り着きました。
ド派手な外観はベトナム風ということなのでしょうか。


トリッキーなお店の外観や店名に比して評価が高かったので、興味が湧いて帰りに締めラーメンで訪問することにしました。
昆布水つけ麺を看板に大きく掲げながらもそのラインナップは多彩。


店頭には厳選素材のこだわりがびっしりと書かれた貼紙がありました。
化学調味料不使用とも。


ご多聞に漏れずインバウンド対応の英語メニューも店頭に貼られています。


入口で食券を購入します。
選択肢はたくさんありましたが、初志貫徹で「味玉昆布水つけ麺 塩」(1,250円)にしました。
1,000円台前半というのは、最近のラーメンの相場かもしれません。


長いカウンターの一番奥に陣取りました。
食券制なのに、メニューが貼られています。
お酒も飲めるので、締めラーメンでもう一杯、という使い方も出来るようです。
現に、お酒を飲んでいる方がいらっしゃいました。


つけ麺の食べ方が書かれたイラストも貼られています。
塩やレモンを使って麺の味を確かめて欲しいという意味でしょうか。


卓上には調味料が置かれています。
藻塩はここにありました。


10分ほど待って昆布水つけ麺が出て来ました。


浅めの広口の器に昆布水に浸ったつけ麺。
麺を覆う大きなチャーシュー。
トッピングした味玉の卵黄も絶妙な半熟加減です。


一方のつけ汁はシンプル。
スープには刻んだネギだけが入っています。


味玉はマキシマムこいたまごをウイスキー仕立ての特製ダレに漬け込んだという手の込んだもの。


叉焼は2種類。
国産豚腕肉はスープで煮込んだ後、特製ダレに漬け込んで煮豚に。
国産豚バラ肉は吊るし焼きで仕上げたとの事。


綺麗に盛り付けられた麺は中華蕎麦とみ田直営「心の味食品」の特注麺。
つけ麺用の麺は、エッジの立った太麺です。


早速麺だけで味わってみます。
小麦の風味をしっかりと感じる存在感のある麺はツルモチっとしています。
その麺に、羅臼昆布、がごめ昆布、数種類の昆布、国産鰹節、国産煮干しで出汁を引いて藻塩で調えたという昆布水が絡みます。
これは旨い。


つけ汁もそのまま味わってみます。
三種類の天然塩をベースに国産牡蠣、国産鰹節、羅臼昆布、どんこ、白醤油、清酒、味醂、蜂蜜で仕上げたタレは、やや塩味が強いですが仄かな酸味も感じます。
何よりしっかりと熱いのが良い。


昆布水だけで麺を三分の一くらい食べてしまいましたが、つけ汁にも潜らせて啜ります。


大きな叉焼は食べ応えあり。
普通盛(150g)では麺が足りなくなってきますが、飲んだ後なので中盛(300g)や大盛(350g)はさすがに無理でした。


昆布水が美味しいので、再びそのまま麺を頂きます。


中盤で味玉に着手。
しっかり味が滲みていて、たまご好きの私も納得。


久しぶりの締めラーメンはさすがにヘビーでしたが、納得の一杯でした。
食べ終わったのは22時。
これから帰るのが大変です。

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夜総合点★★★☆☆ 3.4

工場直送の美味しい生樽ホッピーが飲めるホッピーファンの聖地。扇橋「生樽ホッピー 美好」で白、ハーフ&ハーフ、黒のホッピートライアスロン

 

連日の残業です。
あまりのストレスにどうしても飲みたくなって、20時前に仕事を止めて会社を出ました。
向かったのは住吉。
駅から南に向かい、小名木川を渡って少し歩いた扇橋の交差点近くにその店があります。


「生樽ホッピー 美好」
改装したのは知っていましたが、4年ぶりの訪問なので、改装後は初めてです。
外観はモノトーンのモダンな感じ。
以前の昭和酒場の雰囲気はありません。


店に入ると人懐っこいマスターから
「あら、お久しぶりですね」
と言われてびっくり。
4年も経つのに覚えていてくれるのは飲兵衛には嬉しいこと。
聞けば、改装は2年前だそう。
まだ新築のような印象の内装です。


私が好きな下町酒場は閉店が早いのですが、こちらは23時。
少々の残業なら間に合います。


何を置いても、まずは生ホッピー。
レモン味や梅酒、角ハイなどの変わりホッピーもありますが、私は基本の樽ホッピーを頼みます。
本来は黒派なのですが、今日は白もハーフ&ハーフも制覇するつもり。
ホッピートライアスロンです。


美好の樽ホッピーは調布工場直送で鮮度抜群。
サーバーも毎日洗浄しているので泡もクリーミー。
ホッピーも焼酎も冷えているのはもちろん、ジョッキも冷凍なので完璧な三冷です。


久しぶりに美好の樽生白ホッピーとご対面。


クリーミーな泡が実に旨い。


「相変わらずなんですけど」
と言ってマスターが出してくれた突き出しは、生キャベツ。
そういえば、そうでした。


添えられている味噌を付けて頂きます。
キャベツは胃腸に良いので、酒飲みのアテには相応しい。


ツマミをどうしようかと悩みますが、ここの牛もつ煮込みは食べていなかったのでそれを注文。


甘めの味噌仕立て。
臭みを抑えた万人受けする煮込みです。


樽生ホッピーの二杯目はハーフ&ハーフ


ハーフ&ハーフなのに注文してすぐに出て来るのでちょっと驚きます。
それでもきめの細かい泡は完璧です。


串焼きを頼みます。
5本セットで600円という焼きものミックスで。
タン、カシラ、レバー、しろもつ、つくね。
辛子が添えられています。


キャベツに添えられていた味噌も付けてみます。
ようやく一日のストレスも溶けていく感じです。


ホッピートライアスロンはいよいよ三杯目。
好物の黒ホッピー樽生で飲める幸せ。
冷凍ジョッキの表面の霜が最高です。


ゆったりとマイペースで樽生ホッピー三種類を愉しめた美好の夜。
もう22時ですが、来る途中に見かけた昆布水つけ麺の店で締めて帰ります。

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夜総合点★★★☆☆ 3.5

冷やし中華のスタートは7月から。先月末にフライングしてしまったリベンジ訪問でウィング新橋の中国料理「美華園」へ

 

こう暑いと冷たい料理が食べたくなります。
特に冷やし中華は冬でも食べたい大好物なのですが、いつ始まっていつ終わるかわからないのが難点です。
先月末にウィング新橋の中国料理「美華園」に冷やし中華を食べに来たら「7月からです」と言われてしまい、そのリベンジ訪問。
今年は6月から猛暑だったこともあって、身体が冷やし中華モードになっていたのです。


11時40分のアーリーチェックイン。
お店の前には大きな冷やし中華の看板が掲げられています。
7月のメニューと書かれていますが、8月もやっているはずです。


人気店ですが、まだ空席がありました。
カウンター席に腰を下ろし、早速冷やし中華を注文します。


「小さいライスか大きいライスが付けられます」
と言われ
「冷やし中華にご飯はないよね」
と思いながらも、サービスに弱い私は小さいライスを注文。


しばらく待ってお待ちかねの冷やし中華が出て来ました。
やはりライスは冷やし中華には違和感があります。


具材はチャーシュー、蒸し鶏、錦糸卵。


たっぷりの刻みレタスが特徴です。


辛子は別皿で添えられています。


チャーシューの下から麺を引き上げます。
緩やかなウェーブの細麺。
タレは甘酢です。


具材とも絡めて食べ進みます。


せっかくのライスなので、冷やし中華をオン・ザ・ライス。
しかし、想像していた通りミスマッチでした。


酸味のあるタレは、夏バテ気味でも食が進みます。
美華園は料理の量が多いのですが、冷やし中華もしかり。
ライスもあったので、終盤には腹パンに。


12時前には満席となり、行列も出来始めます。
サクッと食べて、お店を後にしました。

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美華園 新橋店中華料理 / 新橋駅汐留駅内幸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5