2022年7月2日土曜日

三男の誕生日会は私がお勧めの四川料理「銀座 桃花源」の個室で、名物料理が色々楽しめる「桃花源コース」


土曜日の今日、三男の誕生日会を前倒しで開催することにしました。
息子たちが高校を卒業した頃からでしょうか、誕生日会は、いつも外食というのが、もう長い間の習わしとなっています。
今回は主賓の三男から具体的なリクエストが無かったので、私の提案で博品館ビル5Fにある「銀座 桃花源」をチョイスしました。
移転前の店舗から、かれこれ20年通っている、お気に入りの四川料理店。
コロナ禍で一旦は閉業したものの、御贔屓だった博品館の社長が自社ビルに誘致して再開したという美談のあるお店。


今日は、あらかじめ名物料理が色々楽しめる「桃花源コース」(3,000円)を予約しました。


「個室もご用意できますよ」
というお店の有難いオファーにのっかり、ゴージャスな雰囲気で家族ランチとなりました。


11時半の開店に合わせての一番乗り。
きれいにセットされたテーブルに、テンションもアップします。


まずは乾杯。
今日は私がハンドルキーパーで禁酒します。


最初に、銘々に取り分けられた三種冷菜が出てきます。


棒棒鶏、八角の効いた中国麩の煮物、そして白身魚のフライの煮物です。
味にうるさい妻も、美味しいと絶賛。


続いては青椒肉絲


これは息子たちも
「こんな味は食べたことがない」
と言います。
大袈裟かもしれませんが、家庭的な料理や町中華とは明らかに違う品の良さがありますから、若者にはそう感じるのかもしれません。


次は海老のチリソース


見た目はもちろん、海老の旨味や食感、そして卵も閉じられたチリソースが、実にバランスが良い一品です。


蒸し天津二種
小籠包海老蒸し餃子です。


海老蒸し餃子はモチモチの皮とプリプリした海老の餡がとても美味しい。


小籠包は刻み生姜をのせて、醤油を垂らし、中の肉汁を零さないように蓮華の上で箸を入れます。


チュルチュルと汁を啜ってから、パクリ。
昼から幸せな気分です。


ご飯とお漬物が出てきました。


名物四川麻婆豆腐の登場です。


卵とじのコーンスープも。


これなくして、銀座桃花源は始まりません。


私も随分と家族に
「ここの麻婆豆腐は絶品なんだよ」
と吹聴した手前、皆の反応が気になりましたが、全員喜んでくれて、私もホッとしました。


もちろんオン・ザ・ライス。


そして、コースにはない一品を追加注文します。
これも私がお気に入りの担々麺


人数分に取り分けてくれました。


胡麻の風味と、エッジの立った麺のコラボがナイス。
辛くしてもらうのを忘れたので、今日はマイルドです。
これも、皆喜んでくれました。


締めのデザートも、桃花源自慢の杏仁豆腐


一見すると杏仁豆腐とわかりませんが、たっぷりのココナッツミルクの中に、大きな塊の杏仁豆腐が隠れています。
本物の旨さに、妻も満足です。


主賓の三男はもちろん、家族みんなが喜んでくれて、私も面目躍如。
最後にホール係の男性に家族全員の記念写真を撮っていただき、誕生日会は無事終了。
この後は、バーゲン狙いの妻にお付き合いして、銀座三越に向かいます。
 

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昼総合点★★★☆☆ 3.6

2022年7月1日金曜日

新橋魚ランチ探訪。炎暑の中を歩いて「地鶏活魚 石居」で「目鯛粕漬定食」

 

今週の暑さは尋常ではありません。
この暑さに負けて、ランチは汐留か新橋駅前ビルあたりでお茶を濁したくなりますが、貴重な出社日を無駄使いするわけにはいきません。
「一食入魂」がモットーの私は、猛烈な暑さの中、日比谷通り方面に向かいます。
「地鶏活魚 石居」
その名の通り地鶏料理と海鮮がウリのお店です。


地鶏と活魚、というと俄かにはその関係性が掴みにくいのですが、ランチは筑波山麓の地鶏と地玉子を使った地鶏親子丼が一押し。


暖簾を潜って、店内へ。


エアコンが効いていて、生き返りました。
4人掛けのテーブル席が4卓。
先客は二組で、皆さん地鶏親子丼を召し上がっています。


たまご好きの私は、いつもならこの地鶏親子丼を頼むところですが、今日の目的はこちらの焼魚定食。
ブレるわけにはいきません。
評判の目鯛粕漬を注文します。


最初に小鉢と漬物が出てきました。
小鉢はひじきの煮物でした。


程なく目鯛粕漬も出てきました。
親子丼は今回グッと我慢して見送りましたが、玉子焼きが付いてきました。
人生は意外とうまく出来ているものです。


味噌汁は嬉しいあら汁。
味噌汁マニアの私のテンションは、一気にアップ。


ご飯は大盛を進められましたが、普通盛でお願いしました。
それでもこのボリュームです。
少な目にするべきでした。


正しい焼魚定食のビジュアルです。


まずは味噌汁から。
アラの旨味が味噌汁に滲み出して、実に美味。


もちろんオン・ザ・ライス。
自家製の粕漬けと自慢の炊き立てご飯との相性は抜群です。


予期せず付いてきた玉子焼きは、しっかりと甘みがあり、しかも固焼き。
これぞ東京スタイル。
大阪出身でフワトロの出し巻きで育った私も、納得の玉子焼きです。


こいつもオン・ザ・ライスしちゃいましょう。


粕漬はもちろん皮ごと。
血合いの部分が、また旨い。


どの料理も美味しく、あっという間に平らげました。
お会計の時には、奥からご主人が出てきてご丁寧なご挨拶。
私も、「ごちそうさま」と謝辞を告げ、再び炎天下の新橋の雑踏へと戻りました。

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昼総合点★★★☆☆ 3.4

2022年6月30日木曜日

沖縄から上陸のスパイシーカレーと評判の新橋「TOKYO SPICE 」が一年で閉店。最終日に滑り込みのランチ


新橋の路地裏のビルの地下に、スパイシーカレーの美味しいお店があるとの情報が、「正味亭尾和」の店主からもたらされました。
調べてみれば、2021年2月に沖縄にオープンし、独特なスタイルで人気を集めているカレー専門店「curry cafe喜多川 Okinawa」の2号店「TOKYO SPICE」として、2021年5月13日に東京・新橋に進出したとのこと。
ランチのリサーチの順番待ちに入れていましたが、コロナ禍で出社が限られているので、手が回っていませんでした。
そこへ、突然閉店のお知らせがお店のインスタにアップされました。
なんとそれが6月30日。
つまり、今日というわけです。


烏森の飲食街の路地裏。
今日も35度超えの炎天下、新橋駅から歩いてきて汗だくです。


ビルの地下のお店はエアコンが効いていて、人心地つきます。


コンクリ打ちっぱなしのシンプルなインテリア。


「夢民」「チャオカリー」にも通じる野菜たっぷり、具沢山、組み合わせ自由のサラサラスパイシーカレー。


島らっきょうがあるのが、いかにも沖縄発のお店らしい。


フライパンで野菜を炒める音に、食欲が刺激されます。
程なくカレーが出てきました。


オーダーしたのは、TOMATO SPICE
トマトほうれん草がベース。
私はそれにキャベツベーコントッピングしました。


ライスは小サイズで。


野菜とベーコンの彩りが美しい。


卵がオムレツ風にふんわりと焼かれているのが、たまご好きの私には高ポイント。


その卵焼きにスプーンを入れて、早速頂きます。
スープカレーとも言える、ルー。


もちろんオン・ザ・ライス。


辛口にしてもらいましたが、さほどではありません。
スパイスのパンチも控えめですが、総合的に美味しい。


更にスープをライスにオン。


スープカレーと考えれば、スプーンにのせたライスをカレーにディップしながら食べるのも良し。


中盤で味変。
卓上の福神漬けとにんにくソースを加えます。


ライスは小にしましたが、カレーが多いのでライスコントロールに苦心します。


ルーも残さずきれいに完食しました。
たった1年でどうして閉店してしまうのかわかりませんが、スパイシーカレー好きの私には残念です。

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昼総合点★★★☆☆ 3.4