桜の花も今週末がラストチャンスでしょう。
金曜日の夜は、毎年会社帰りに夜桜を見に来る隅田川へ。
スカイツリーとお月様。
この風景にも慣れました。
アサヒスーパードライの桜バージョンを買って、乾杯。
隅田川の堤防の屋台は地元の町内会が運営しているので、お酒もおつまみも安いのです。
屋形船もいいけど、こっちもいい。
言問通りから裏浅草へ。
昨日もお客さんの接待で裏浅草の
肉のすずきに来ましたが、今日も同じあたりを通り抜けて来たのは、もつが旨い下町居酒屋の
喜美松。
懐かしい店構え。
恐らく9年振り。
相変わらず満席の店内。
隅田川の堤防から電話をしておいたので、席を取っておいてくれました。
といっても一人だから予約できたのであって、3、4人なら無理だったでしょう。
突き出しのキャベツが出てきます。
さっき缶ビールを飲みましたが、飲み直しで
生ビールにしました。
綺麗な泡です。
今日は混みあっているので、料理が出るまで時間がかかるとのこと。
こちらも急いでいるわけではないので、ゆっくりとメニューを検めます。
もつの煮込み。
串焼きは、とりあえず
カシラから。
前回来たのは大阪転勤前なので、まだ生もつが食べられた時代。
ここのもつは、朝挽きの鮮度の良いもので、実に美味でした。
もちろん今はご法度。
ゆでもつ刺と表記されていますが、もはや刺しではありません。
残念な時代になりました。
もつ刺しは半人前ずつの盛り合わせにしてもらいました。
ハツと
レバー。
シロがサービスで付いてきました。
タレは二種類。
お父さんが自ら美味しい食べ方を説明してくれます。
アットホームなサービスが、下町らしくて私は好き。
生には及びませんが、やはりここのもつは旨い。
アルコールは
ホッピーにチェンジ。
もう少し焼き物を頼みます。
シロタレと
つくね三姉妹を
タレと
塩で。
つくね三姉妹とは、この店オリジナルのつくね串の組み合わせ。
鶏つくね、
豚つくねと、
おやじだんごと呼ばれる豚つくねにピーマン、にんにく、唐辛子が入った三つのつくねをひと串に刺した楽しくて美味しい串。
喜美松オリジナルメニューからも一品選ぶことにします。
ユニークなので、どれにしようか悩んでしまいます。
そんな中から
ねぎ塩豚とろ。
ウイスキーハイボールに切り替えました。
金曜日の夜は楽しい。
壁に手書きのメニューにあった
赤鶏たたき ももとむね。
タレは三種類。
またお父さんから説明があります。
これは実に旨そうです。
脂ののったもも肉と、あっさりしたむね肉。
いくらでも食べられます。
ゆっくりと飲んで食べるうちに、いつの間にか看板の時間。
表まで娘さんが見送ってくれました。
名物の生もつは食べられなくなりましたが、下町居酒屋の心はそのままでした。
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