1月31日から2月14日まで改修工事でお休みだと聞いて、その直前に訪問しました。
今日は、その工事が終わって最初の訪問になります。
面子は長男と三男の三人。
11時の開店直後の到着でしたが、既に一回転目のお客さんは入店済みで、行列は店の横まで伸びています。
駐車場の順番待ちを息子たちに任せて、私が行列に並びます。
ざっと10人待ちといったところ。
15分ちょっとで行列の先頭まで来ました。
まずはスープはひと口。
改修工事の内容は、この自動ドアの設置。
コロナ禍ですから、ドアの引手への接触を避ける効果も、また外で順番を待つお客さんに頻繁に注文を聞きにくる奥さんにとっても、意味のある改修でしょう。
今日のオーダーはいつもと少し変えました。
お客さんの好みを完璧に覚えている奥さんの抜群の記憶力を乱す行為ではありますが、
「アブラ少な目、固めですね?」
と言われて「今日はちょっと変えていいですか?」
といつもと断りを入れます。
私は「固め」(つまりアブラは普通)でお願いしました。
壁には大きなトランプのブラックジャック。
この前来た時から気になっていましたが、このディスプレイの理由を奥さんに聞くのを忘れました。
カウンターに案内されたのは、並び始めた25分後でした。
目の前には家系定番の酒井製麺の極太縮れ麺。
先にオプションオーダーが出てきます。
今日は妻がいないのをいいことに、自由な展開です。
ルーティンのほうれん草と味付玉子。
禁断のライスは半ライス。
たくあんがのっているのが、いつもかわいいと思ってしまいます。
そこへラーメンも到着。
着席してから数分です。
さすが、奥さんと旦那さんの完璧な連係プレー。
別皿で出てきた味玉と、ほうれん草をラーメンにのせて、準備は整いました。
今日はアブラを普通にしたので、いつもの少な目よりは家系らしいパンチは増した印象です。
前回、年甲斐もなく中盛を頼んで轟沈した反省を踏まえ、並盛でも食べ応えのある手法を模索した結果出した、私の回答です。
家系ラーメン最強の食べ方です。
妻がいたら、雷が落ちていたでしょう。
味玉に箸入れ。
かつて固めだった味玉は、最近やや柔らかくなり、私好みの茹で加減となりました。
この味玉やほうれん草も全部まとめてオン・ザ・ライス。
最高に旨い。
中盤に、ニンニクとショウガ、ブラックペッパーを加えて味変。
これも変わらないルーティンです。
そして、最後はお茶碗に残ったライスに豚骨醤油スープをイン。
家系ラーメン最高の楽しみ方は、ラー茶。
ヤンチャ飯ほど、旨いものはありません。
もちろん完食完飲。
本当は丼のスープも飲み干したいくらいですが、それは我慢しました。
もう若くはないのです。
お会計の時に奥さんに
「ご主人のインスタをフォローしましたよ!」
と告げると、すぐに厨房のご主人に伝わり、ご主人から
「ありがとうございます!私、フォローバックしましたか?ロックはかかってませんか?」と嬉しそうな声。
息子たちが小さい頃から、かれこれ20年近くお世話になっているお店ですが、今でもこうして美味しいラーメンを、楽しく美味しく食べさせていただいて、本当に感謝です。