ランチは同僚のリクエストで中華料理 元華へ。
ハングリー・タイガー、ビックラーメン、ビストロ・ソングラムなどのメガ盛りランチを供する店が密集する路地裏。
私が勝手に「メガ盛りトライアングル」と名付けているエリアです。
さして広くない昭和の下町中華。
相席で詰め込むこともしないので、回転は良い方ではありません。
人気店ですが、厨房もご主人一人で切り盛りしているので必然的に行列ができる店。
しかし行列ができる理由はむしろそちらではなく、あまりにも量が多いため、虎ノ門のガッツリ系サラリーマンをもってしても食べるのに時間がかかるから。
並び始めて20分、着席して7、8分で出てきたテンシンワンタンメン。
麺類最高値の850円。
たまごもワンタンも大好きな私の希望を実現した夢のコラボ商品。
巨大な玉子焼きが丼全体を覆っています。
ワンタンはいずこ、とホットケーキのような玉子焼きをどけてみましたが、見当たりません。
天津麺と間違えたのでしょか。
スープはシンプルな醤油と鶏ガラ。
昔ながらの懐かしい味にホッとします。
中太の縮れ麺を啜ります。
玉子焼きだけでもホットケーキ一人前ある上に、麺は通常の店の1.5倍はありそうです。
カリッと焼き上がった玉子焼きには野菜やかまぼこなどが入っています。
まさか、この玉子焼きの中にワンタンを仕込んでいるのでは、と捜査してみましたが、ここにはいませんでした。
そもそもそんな訳はないのですが、ちょっと焦り気味。
おまけに捜査の際、汁がネクタイに飛ぶというお粗末な失態までしでかしてしまいました。
麺を底から引き上げようとすると、何やら手応えが。
なんと麺の底から、出て来るわ、出てくるわ。
大量のワンタンが丼の底に隠れていました。
そういう作り方だったのです。
半分食べ進んだところで卓上の黒胡椒を振って味変。
もう、このあたりでギブアップ。
なんとか完食です。
若い頃の私なら楽勝だったでしょうが、もうそんな年でもありません。
美味しいのですが、さすがにこれだけ多いと持て余してしまいます。
次回は麺少なめ、と頼んでみましょう。
午後はダメージが大きすぎて仕事にならない予感です。