2018年3月2日金曜日

立石ハシゴ酒を息子に指南③ 立石の締めと言えば「蘭州」。絶品餃子と老龍口からのラーメンで完璧な締め

宇ち多”という完璧な流れから、締めに向かったのは、立石では外せない蘭州


人気店なので待たされることもありますが、今日はちょうど出るお客さんがいたので、すんなり入れました。


まずは紹興酒で飲みなおし。


今日は二人なので、水餃子焼餃子を一つずつ頼みます。
水餃子は香菜をのせて香醋でいただくのが蘭州での私流。


注文を受けてから奥さんが一つずつ包んでくれる手作りの味。


焼餃子も出てきました。


絶景です。


焼餃子のルーティンは酢胡椒。


もちろん水餃子と焼餃子で皮の作り方や餡の量は変えています。
だからこそ、の旨さ。


ここに来たら、危険だと知りながらついつい手が伸びる老龍口


締めの一杯。
メニューにはありませんが、香菜ワンタン麺を頼みました。
一杯を息子とシェア。


たっぷりの香菜が食欲をそそるビジュアル。


まずはスープをひと口。
昔ながらのシンプルな鶏ガラ醤油ですが、奥深く優しい味わい。
酔った身体に滲み渡ります。


麺は中太の縮れ麺。


もちろんワンタンも手作り。
餃子が旨い店ですから、ワンタンが旨いのも当たり前。


再び紹興酒に戻ります。
締めているのか、仕上げているのかわからなくなってきました。


駆け足でしたが、息子に立石のハイライトを紹介し、居酒屋の作法を教えました。
4月からこの町で暮らす、新社会人。
公私ともに楽しんで、頑張って欲しいと思います。




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夜総合点★★★☆☆ 3.5

立石ハシゴ酒を息子に指南② 抜群に旨い生ホッピーが飲める「酒処 秀」でいつものハムカツとハーフ&ハーフ

宇ち多”でエンジンを暖めた我々は、踏切を渡って呑んべ横丁へ。
再開発でこの風情が失われるのは残念です。


酒処 秀
抜群に旨い生ホッピーを供してくれるので、お気に入りのお店です。


カウンター席に座って、まずは生ホッピーを注文。
息子は、私はハーフ&ハーフ


三冷の原則をしっかりと守り、更に奥さんの絶妙なサーバーコントロールによって、クリーミーな泡が作られています。
黙って出されたら、生ビールと思うでしょう。


乾杯です。
やっぱり、旨い。


メニューを眺めます。
といっても頼むものはいつも決めているのですが。


ポテトサラダ


大好物のハムカツ


ソースをかけて。
ハムは中くらいの厚みです。
ややハード系の衣は、サクサクしていてとても美味しい。


二杯目に展開。
私は黒生ホッピーを注文。


これまた見事なお点前のクリーミーな泡。


息子には下町ハイボールを勧めました。
講釈を含め、この酒の旨さを教えるためです。


再び乾杯です。


もう一軒行く予定なので、一品だけ追加。
宇ち多”では売り切れていたカシラをオーダー。


ここは煮込みやもつ焼きも旨いので、この店だけで十分完結出来るのですが、立石に来るとハシゴしたいので、いつもオーダーは限定的。


ほろ酔い気分になってきました。
時間はまだ早いですが、私の大好きな名店で締めくくることにして、ここはお会計を済ませました。




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夜総合点★★★☆☆ 3.5

立石ハシゴ酒を息子に指南① まずは「宇ち多”」のもつ焼きからスタート。難度が高い作法と符牒もルールを覚えれば簡単

4月から新社会人として立石で一人暮らしを始める三男に、立石の歩き方を指南する週末の親子飲みという企画。
もちろん一軒目は関東もつ焼き界の聖地、宇ち多”から。


長きにわたり表と裏で行列が分かれていましたが、私が大阪に転勤している間に裏口に一本化されました。
行列は6人。これなら然程待たないでしょう。


暖簾の内側で立っていると
「何人?」
と声を掛けられます。
二人と答えると、先客のポジションを動かしてスペースを作ってくれます。
普通なら考えられないことですが、この店は譲り合いの精神。
自分が先客で動かなければいけないときも、気持ちよく動くのが作法。
開いたスペースに案内されます。
「かばんは前に抱えて、人にぶつからないようにするんだよ」
と指南。
案の定
「かばんは前にかかえて」
と二代目から厳しい指示が飛びます。
これも乗り越えなければいけない作法。
狭い椅子に並んで座り、注文。
忙しく歩き回るエリア担当の二代目を捕まえて
ビール煮込みと、お新香に生姜のっけてお酢!」
と告げます。
まごまごしていたら、いつまでたっても食べられません。


乾杯。


19時近い入店ですが、煮込みにはまだフワ(肺)もあって、意外。


一人だとちょっと多いお新香ですが、今日は二人なのでいいでしょう。
生姜のっけてお酢、という頼み方も意味不明のようでいて、そのまんま。
符牒を恐れることはないと指南します。


「何がありますか?」
私のように会社帰りの閉店間際に来る場合、今日は何が食べれるのか確認するのが肝要です。
もう売り切れている部位を頼むのはホール係にもお客にも労力の無駄。
メニューが無いこの店では、口頭での確認は重要です。
レバ、シロ、ガツ、アブラ。レバボイルもあるよ!」
今日二つ目の驚きは生(ボイル)があったこと。
遅い時間にはレアですが、もちろん注文します。
「お酢かける?」
「お願いします」
伝法な二代目の口調に押され気味ですが、これも下町酒場の良さ。

レバボイル
昔は「レバ生」といって、生で食べられたのですが、規制で食べられなくなってしまったので、ボイル。
残念な限り。


「この店は梅割りが名物なんだ」
と息子に教えます。
「メニューに宝焼酎って書いてあるだろ。焼酎のストレートなんだけど、それに梅エキスを垂らしてもらうのが梅割りなんだよ。ウイスキーストレートの代用飲料だな」
と蘊蓄。


頼んだ焼き物がようやく出てきました。
たぶん注文が通っていなかったのでしょう。
この店ではままある話。
アブラタレよく焼きシロタレよく焼き
「よく焼き」も符牒ですが、これもそのまんま。
もちろん美味しいのですが、見ただけで涎もの。


やっぱり宇ち多”は最高。


梅割りは零してくれるので、少し飲んだ頃合いで受け皿から移すのだ、とこれも指南。


お会計はお皿の数を数える回転寿司スタイル。
もちろんセンベロ価格です。


表口から退店。
エンジンも暖まったので、次なる店へ向かいます。





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夜総合点★★★☆☆ 3.6

レイトランチは西新橋「蕎麦 さだはる」でレベルの高い立ち食いそば

今日は本社でお昼時に会議がありました。
終わって虎ノ門の事務所に歩いて戻ります。
時計は間もなく14時。
今日の夜は飲み会もあるので、軽いもので腹を収めておこうと西新橋の蕎麦 さだはるに立ち寄りました。


年季の入った看板です。


ランチタイムは食券制。
もうオフピークなので、行列もありません。


シンプルにざるそば。
つい大盛1.5倍のボタンも押してしまいました。


カウンターで食券を渡して、しばし待ちます。
ネギ、ワカメ、大根おろし、天かすが入れ放題。
更に生卵か温泉玉子から一個選べるというお店なので、シンプルなざるそばで十分なのです。


カウンター越しに大盛ざるそばが出てきました。


ワサビや胡麻なども全てカウンターの脇に置いてありますので、好みで使用します。


たまごは温玉を選び、トレイを持ってテーブルへ移動。
この時間は空いています。


瑞々しい蕎麦。
ここは立ち食いとはいえ、レベルの高い自家製麺なのです。


そばつゆには全四種類の薬味と温玉を投入。


早速手繰ります。


機械打ちとはいえ、打ち立て茹で立てで実に美味。


温玉に箸入れ。


麺と絡めれば、たまご好きの私には至福の時。


薬味がもう少し欲しくなり、ワカメとネギをカウンターで追加。


最後はもちろん蕎麦湯で。
卓上の魔法瓶に入っていますので、セルフサービスです。


夜は旨いつまみと酒を出す、実に使い勝手の良いお店。
クイックに美味しい蕎麦を食べたい時に、昼夜を問わず重宝します。




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