2026年2月13日金曜日

三人の息子たちが用意してくれた退職&還暦祝い。京橋「シェ・イノ」で名物マリア・カラスに感涙のランチ

 

私の退職祝いをしてくれる、と三人の息子たちから予定を聞かれたのはひと月以上前。
名古屋の義母の急病で延期となり、ようやく今日を迎えました。
銀座線京橋駅に12時10分前に待ち合わせ、ということ以外、どこで食事をするのかは全く教えてくれませんでした。
私と妻へのサプライズというわけです。
連れていかれたのは、駅からほど近いフレンチの名店「シェ・イノ」


扉を開けて、ダイニングホールに案内されると、そこは広々として、高い天井がゴージャスな雰囲気です。


おすすめに従い、シャンパンで乾杯。
私の退職だけでなく、サラリーマン人生を支えてくれた妻と私の5年前の還暦祝いも兼ねているとのこと。
そういえば、5年前はコロナ禍の緊急事態宣言下だったので、外食ができる時代でもありませんでした。


アミューズは、海老とカリフラワーのムース 甲殻類のジュレ


美味しそうなバゲットも出てきました。


バターをたっぷりつけて。


白ワインを頼みます。
ソムリエ資格を勉強中の長男にワインをセレクトしてもらいました。
こんな時、実に頼りになります。


前菜はチョイスができます。
妻と私はホワイトアスパラガスにしました。
海老と舞茸のフリット、トリュフが添えられています。


息子たちは二種のテリーヌ盛り合わせや、オマール海老とアボカドを頼んでいました。


菊芋のスープが出てきました。
器も素敵。


菊芋のチップも浮いています。
スープは自然な甘みが美味しい。


この後出てくるシェ・イノ名物のマリア・カラスに備えて、再び長男のチョイスで赤ワインをいただきます。


本来のコースにオプションで変更しておいてくれたマリア・カラス。
正式には「仔羊のパイ包み マリア・カラス風」
オーストラリア産三ヶ月の子羊をパイで包み、フォアグラと黒トリュフのソースを添えたものです。
20世紀を代表するオペラ歌手マリア・カラスにちなんだ名物料理。
豪華でドラマティックな存在感はまさに主役級。
それを味わえるとは、息子たちに感謝しかありません。


クラシック・フレンチの王道ど真ん中。
仔羊の肉をしっとりロゼに火入れし、その周りをデュクセルなどで包み、さらにパイ生地でぐるりと包んでオーブンで焼き上げるという手の込んだ一皿。


切り分けると、層が美しく現れます。
パイはサクッと繊細、中の羊は驚くほど柔らかい。
きのこの旨みが肉のコクを引き立てます。
黒トリュフを使ったソースは濃厚ですが、重すぎないのが美味しい。
羊の肉の中からは大きなフォアグラが現れます。


素晴らしいメインを堪能し、デザートタイム。
と思ったら、デコレーションプレートが私と妻の前に運ばれてきました。
「長い間おつかれ様でした&還暦おめでとう!」
と美しく書かれたプレートに感動。


そこへ三男から封筒が渡されます。
私の好きなハチワレのステッカーが貼られています。


何かと思って封を開けると、なんと我々を国内旅行に招待してくれるという案内。
ウィットの効いた手作りの案内状に、私の涙腺はとうとう決壊。
言葉に詰まり、うまく感謝も伝えられませんでした。


デザートバイキング
ワゴンに乗った美味しそうなデザートが6種類。


皆が希望のデザートを伝え、取り分けてもらいます。


私はドリンクをダブルエスプレッソでお願いしました。


デザートを食べながら、会話も弾みます。
ドリンクのお代わりを勧められ、私はダージリンティーをお願いしました。
良い息子たちに恵まれた自分の幸せを実感します。


2時間半に及ぶ、至れり尽くせりのランチ会を終え、お店の前で記念写真を撮ってもらいました。
お店を出て、車を止めた室町まで皆でぶらぶらと歩きます。
こんなに優しい息子たちを持てたのは、妻のおかげ。
仕事にかまけて子育てをちゃんとしてこなかった私は、今日は妻にも深く感謝する日となりました。


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シェ・イノフレンチ / 京橋駅宝町駅銀座一丁目駅
昼総合点★★★★ 4.0

2026年2月10日火曜日

成田発祥のもつ焼き「寅屋」。その1号店のJR店で15時口開けを狙い、平日にサクッと昼酒

 

今日は役所に用事があって、成田まで来ました。
せっかく成田まで来たので、15時の「寅屋」の開店に合わせ、役所の用事が15時前に終わるよう段取りました。
予定通り用事を済ませ、向かったのはもつ焼きの人気店「寅屋JR店」
こちらは船橋の行列店「寅屋本町店」の1号店。
JR成田駅前ロータリーから独特の外観が見えます。


「寅屋本町店」は15時の開店前には行列ができますが、こちらはすんなり入店。
先客は二人でした。
仕入れは同じ。
それなら待たずに入れるこちらは、やはり穴場。
まずは黒ホッピー
しっかり三冷です。
平日の15時。
店内はまだ静かで、焼き台の音だけが心地よく響きます。


メニューを眺めて品定め。
ライバルが少ないので、慌てて頼む必要もありません。


好物のハツボイルでスタート。


焼きは希少部位のツルで注文。
ツルツル、コリコリとした食感。
味わいは淡白。


黒ホッピーはお代わり。


こちらも希少部位のスジで。
柔らかさの中に適度な歯応えを感じます。
カリッ、フワッとした食感で、コラーゲンたっぷりの独特の旨味。


30分で切り上げる、平日のひとり昼酒。
センベロのお会計を済ませ、店を出ます。
京成成田駅前の「ひっぱりだこ」たこ焼きたこぺったんをお土産に買って帰ります。

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夜総合点★★★☆☆ 3.5

2026年2月8日日曜日

印旛沼湖畔「旬菜中華 和華(のどか)」で長男の誕生日ランチ。雪景色が借景となった創作中華コース


12月が誕生日の長男ですが、暮れから義母の介護で千葉を不在にしていたので、延び延びになっていた誕生日会のランチをようやく開くことになりました。
我が家では、私以外のそれぞれの誕生日はランチ会を開くのが恒例となっています。
今回は長男が結婚して初めての誕生日会なので、奥さんもご招待。
あいにく次男は都合がつきませんでしたが、来京中のお義母さんにも参加してもらいます。
前夜から降り始めた雪は、珍しく天気予報通りの積雪となりました。
印西市の里山の麓、印旛沼の畔にある「旬菜中華 和華(のどか)」まで、雪道を無事たどり着けるか心配でしたが、幸い道路の雪は溶けていたので、無事着くことができました。


お店のテラスから見える印旛沼湖畔は、一面雪景色。
一軒家の隠れ家レストランというロケーションと相まって、思わぬ雪見ランチとなり、むしろラッキーだったかもしれません。


お店の前は雪かきされていましたが、義母が転ばないように手を取って一緒に歩きます。


今日は主賓の長男夫婦、妻、三男、義母と私の6人です。
奥の大きなテーブルに案内されました。
急に予約を変更したのですが、幸い13時半からの回の予約が取れました。
こちらのお店は、単品の追加は可能ですが、基本はコース料理のみの提供です。


土日祝のランチコースは一種類。
2,100円(税込)。
質、量ともに申し分なく、かなりのコスパです。
ホールを取り仕切る奥さんが
「大変申し訳ありませんが、材料費の値上がりのため、100円値上げさせていただきました」
と頭を下げられるので、こちらが恐縮してしまいます。


一品もいくつか頼んでシェアすることにします。


まずは、乾杯です。
長男夫婦と私はビールをいただきます。


和と中華を融合させた創作中華コースの最初は、銚子産の天然平目のカルパッチョから。


春巻の皮のようなチップが食感のアクセント。
優しい薄味です。


一品で人数分頼んだ大根餅が出てきます。


外はカリっと、中はトロっとしたここの大根餅は、よそでは食べられないユニークなもの。
本当に美味しい。


コースに戻って、鶏肉と搾菜のとろみスープ


蒸し鳥の優しい味と生姜の利いたとろみのあるスープ。
今日は寒いので、身体が芯から温まります。


再び一品に戻って、水餃子焼売二種の盛り合わせ。
水餃子は五香粉と風味と酸味のあるタレが実に美味。


焼売は鶏肉と海老。
蒸し立てが蒸籠で供されます。


三人でビールを二本開けた後は、紹興酒に切り替えます。
5年物の甕出しをロックでいただきます。


焼売は一つが大きいので、皆でそれぞれを半個ずつシェアします。
旨味が凝縮された餡がみっしり詰まっています。


コース料理に戻って主菜が二品続きます。
奥さんが食事の進み具合を見ながら、厨房のご主人と見事な連係プレーを見せます。
海老と旬野菜の粒マスタード炒め
レンコンのシャキシャキした食感が心地よい。


長男夫婦は私に負けず劣らず飲むので、紹興酒はたちまちお代わりです。


二品目は鮮魚の豆鼓蒸し


「おぼだいを使っています。今日は雪の中来てくださったので、サービスで白子も入れさせていただきました」
と奥さん。
「おぼだい」が市場の呼び名なのか、真鯛の若魚のことか、詳しくは分かりませんが、身はふっくらとして上品な白身でした。
白子までサービスとは、実に嬉しい。
主賓の長男は大好物なので、喜んでいます。


締めは飯か麺かを選びます。
飯は北海タコのピリ辛炒飯


私は自家製叉焼麵にしました。


スープはシンプルながらも優しい深みのある醤油味。


麺は細麺ストレート。


自家製叉焼は脂身の少ない部位を使っています。
柔らかく、しっとりした食感。


デザートは杏仁豆腐


季節のソースは金柑を使っているそうです。
金柑の甘酸っぱい風味が杏仁豆腐とよく合います。


一時間半以上、ゆっくりと食事と会話を楽しみました。
雪はいつしか止んで、晴れてきました。


テラスのテーブルの上に、家族連れで来ていたお子さんが作った雪だるまがありました。
我が家の息子たちにも、こんな可愛い時代があったな、とふと思い出しました。


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旬菜中房 和華中華料理 / 中学校駅女子大駅井野駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8