朝早くに名古屋の妻の実家を出て、長岡京の光明寺で父の墓参り、枚方の施設で母の面会とあちこちを電車とバスで回りました。
15時に京都駅に戻って「山本まんぼ」の鉄板焼きとまんぼ焼きで昼酒を楽しんで、ようやく人心地。
JR京都伊勢丹地下の「老舗・名店弁当コーナー」で、朝イチで購入したお弁当を引き取りに向かいます。
京都土産は数あれど、こちらのコーナーでは京都以外では買えない老舗料亭や仕出し屋のお弁当を買うことができます。
予約もできるのですが、この日は急に大阪行きが決まったので、当日朝一番で売り場へ向かいました。
予約分以外のお弁当を確実に手に入れるための方法です。
妻からリクエストのあった「田ごと」の「四條」はこのとき4つ並んでおり、妻と義母の分を含めて3つを確保できました。
お会計を済ませて売り場で取り置いてもらい、一日の用事を終えて16時半頃伊勢丹に戻りました。
お弁当をピックアップして新幹線に乗り、19時過ぎから妻の実家で晩ご飯としていただきます。
「田ごと」は明治初年創業の京料理店で、四条河原町近くに本店があり、京料理・蕎麦・弁当などを展開しています。
京都の老舗の中では「料亭ほど敷居は高くないが、ちゃんとした京料理」というポジションです。
「田ごと」は明治初年創業の京料理店で、四条河原町近くに本店があり、京料理・蕎麦・弁当などを展開しています。
京都の老舗の中では「料亭ほど敷居は高くないが、ちゃんとした京料理」というポジションです。
不織布の風呂敷を開けると、そこにはお料理のおしながきが封入されていました。
見本の写真は見ているものの、やはりおしながきから想像する京料理の数々に期待が高まります。
包み紙には「羹臒」(こうかく)と書かれています。
もともとは古代中国で肉や野菜を煮た「あつもの(スープ)」を指す言葉で、転じて「ご馳走」「美味な料理」という意味で使われます。
京都の料理屋らしい雅な表現に期待も高まります。
京都の料理屋らしい雅な表現に期待も高まります。
ご飯は、サーモン西京焼きご飯。
この食材と調理法の組み合わせに、京料理のアップデートを感じます。
右下には、ひろうす、筍煮、蕗煮、花麩。
左上は、出し巻玉子、菜の花の胡麻和え、カレイ味噌漬け、南瓜煮、鴨ロース、厚焼蒲鉾、海老煮。
右上は、酢蓮根の胡麻和え、そばの実となめこ、小茄子煮、薩摩芋レモン煮、東寺湯葉煮、栗麩、蓮麩、利休麩煮。
隠れていた東寺湯葉煮を引き出すと、百合根、銀杏、キクラゲを生湯葉で包み、植物油で揚げた京都の伝統的な精進料理が現れました。
それでも、保冷技術の進化によって、朝に買った京弁当を夜に自宅で食べることができるようになりました。
もちろん、新幹線の駅弁としても、これほど贅沢なチョイスはありません。
自分への最高の京土産は、京弁当を持ち帰って旅の余韻に浸ることではないか、といつも思います。
老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店 (弁当 / 京都駅、九条駅、東寺駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5












