2018年11月9日金曜日

【初めてのイタリア旅行 五日目】ローマ

フィレンツェでこのツアー初めての連泊。
今日はホテルミラージュ(Hotel Mirage)をチェックアウトしてバスでローマに向かいます。
今日も同じアメリカンブレックファースト
ヨーロッパの団体客がいて、朝のレストランはかなりの混雑でした。




ローマに向かう高速道路は、朝の山中ということもあって濃霧。


いつものようにトイレ休憩は食品を中心としたロードサイドの土産物屋。
ツアー会社と組んだ日本人観光客向けのお店なので、安くはないし、いささか胡散臭いのですが、お店ごとに何とか買わせようという涙ぐましい努力が伺えます。
どの店も名物弁士を抱えていて、ユニークな口上を披露していましたが、私が一番気に入ったのはフィレンツェからローマに向かう途中に寄ったこのお店。
しかも弁士は日本人ではありません。
イタリア版「実演販売」に思わずクスリ。


特に買うものも無いガイドさんと妻と三人でエスプレッソを飲んで、まったり。


再びバスに乗ってローマに向かいます。
途中で車窓から見えたオルテ(Orte)
丘の上にある城壁の街。




美しい山並みを眺めているうちに、ローマが近づいて来ました。


ローマに着いたのはちょうど12時。
フィレンツェから4時間のバス旅でした。
バチカン市国に近いリストランテPummaRe'でランチ。


連日の昼ビール
MORETTIです。


料理はイタリアンのワンプレート。


オリーブオイルやビネガーで好みの味に。


ローストビーフとワイルドルッコラとチーズのサラダ


ショートパスタのジェノベーゼ


那須とチーズの包み焼き。 


昼ビールを飲んで最高の気分ですが、相変わらず料理はボリューミー。
デザートは一口だけ食べて、残してしまいました。
さすがの私の胃袋も疲れ気味です。




このレストランは再開発エリアらしく、比較的新しいビルの一階には市場Mercato Trionfaleがあります。
元々市場だったところを再開発したのかもしれません。
市場といえば、覗かずにはいられません。


またもや乾燥ポルチーニに興味を示す妻。
更に荷物が増えました。




レストランからバチカン市国には歩いて「入国」します。


この城壁の向こうはバチカン市国です。


ヴァチカン美術館(Musei Vaticani)の入口。


パスポート検査こそありませんが、れっきとした別の国。
ここでイタリアを出国し、バチカン市国に入国します。
小学校の頃から興味があった国に、この年で来ることができました。


テロ対策厳しいセキュリティ検査を終え、中庭へ。
日本の公共の場と比べると、はるかに厳しい検査に緊張感を感じます。


イタリア語でCortile della Pignというのは松ぼっくりの庭、という意味。


見学コースに含まれるシスティーナ礼拝堂(Cappella Sistina)は音声ガイドが禁止のため、あらかじめここで説明を受けます。
ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ペルジーノ、ピントゥリッキオら、盛期ルネサンスを代表する芸術家たちが内装に描いた数々の装飾絵画作品で世界的に有名な礼拝堂です。


特にローマ教皇ユリウス2世の注文でミケランジェロが1508年から1512年にかけて描いた天井画と、ローマ教皇クレメンス7世が注文し、ローマ教皇パウルス3世が完成を命じた、1535年から1541年にかけて描いた『最後の審判』はミケランジェロの絵画作品の頂点とされています。


いよいよ館内へ。


500年以上の歴史をもつヴァチカン美術館は、新旧さまざまな美術館の複合体です。
古代(ギリシャ・ローマ)彫刻、エジプト美術、エトルリア美術、現代キリスト教美術などの専門美術館のほか、ミケランジェロの絵画で知られるシスティーナ礼拝堂、バチカン図書館、中世の教皇庁の建物の一部(「ボルジャ家の間」、「ニコラウス5世の礼拝堂」、「ラファエロの間」などを含む)も見学コースに含まれ、これらを総称して「バチカン美術館」と称しています。
キリスト教美術のみならず、古代ギリシャなどの異教の美術や、世界各地の民族美術なども幅広く収集展示されています。


バチカン美術館につながるシスティーナ礼拝堂(Cappella Sistina)へ。
美術館に入る前に説明を受けた『最後の審判』を生で見て、その迫力に圧倒されます。
どうやって、この壁画を描いたのか、そして遠近法の技法の効果に、感動。



礼拝堂を出て、サン・ピエトロ寺院(Basilica di San Pietro)に移動します。


25年に一度クリスマスの日にだけ開かれる「聖年の扉」。


サン・ピエトロ大聖堂に入るためには、まずサン・ピエトロ広場を通ることになります。


聖堂に入ります。


ミケランジェロ作「ピエタ像」。


「聖ペトロの棺」。


ベルニーニ作 ブロンズの大天蓋「バルダッキーノ」。


ベルニーニ作の教皇アレクサンデル7世の墓碑。


じっくりと見るには時間が足りない大きさ。
見事な寺院でした。



バチカン市国と教皇を警護するスイス衛兵隊は、カラフルで個性的な衣装を身に纏っています。
青、黄、赤の縞柄の制服は16世紀のルネッサンス期のデザインを基にしたもの。
当初の制服はミケランジェロがデザインしたとも伝えられています。
スイス衛兵がバチカンに初めて来たのは、16世紀始めに教皇のユリウス2聖が当時ヨーロッパで高い戦闘力を誇ったスイスの傭兵を雇ったことが始まりです。




寺院の柱の上に立つ140体の聖人像。


サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)




バスで移動し、コロッセオに向かいます。
コンスタンティヌスの凱旋門(Arco di Costantino)へ。


奥にはフォロ・ロマーノ


コロッセオに夕陽が当たって美しい。


明日のフリータイムで、内部を見学する予定です。




更にバスで移動し、ローマ観光のハイライト、トレビの泉へ。


巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)で、ローマでも有数の観光名所として賑わっています。


ポーリ宮殿(Palazzo Poli)の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥーヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されています。


なんとか人混みをかき分けて、池のそばで記念撮影。
もちろんコインを投げ入れましたが、果たして再び来ることができるでしょうか。


ちょうどライトが点いて、美しくライトアップされました。




ローマ三越のそばでバスを降り、買い物タイム。
そこからディナーのお店まで歩きます。
共和国広場(Piazza della Repubblica)




今日のディナーはカンツォーネを聞きながら、という典型的なツアースタイル。
個人旅行なら行かないものなので、ちょっと楽しみです。
リソトランテLo Scoglio di Frisio(Scoglio Di Frisio)


オオバコのホールのような店内。
正面には低いステージがあり、全体的には「青の洞窟」をイメージしているようです。


今日のディナーはドリンクが一杯付いています。
白ワインで乾杯。


ローマの典型的な代表料理、カルボナーラショートパスタで。


ステージが始まりました。


もっとシリアスなものかと勝手に想像していたのですが、ここのシンガーは顔芸とお客様とのコンタクトが得意技。
吉本のベテラン夫婦漫才のような掛け合いと、彼らのパフォーマンスにはお構いなく次のステージを準備するバンドマンや、料理を上げ下げするウエイターたち。


パフォーマンスのパワーは上がる一方。


メインはサルティンボッカ


赤ワインをもらいました。


デザートはティラミス


後方の席で全く歌を聞かないでおしゃべりしている中国人観光客はもとより、仲間たちにも空気のように扱われてもめげずに歌い続ける彼らに
「幸あれ」
と願わずにはいられない、爆笑と哀愁のディナーでした。


明日は終日フリータイム。
ローマ観光と、美味しい料理を昼夜食べるのが楽しみです。